営業マンの話をもう一つ
テレビカメラ用レンズメーカーの
営業マンです。
テレビが始まったモノクロ時代では
テレビカメラ撮像管の面積と
35ミリフィルム画面の
面積が似ていたので
日本光学の35㍉用ニッコールレンズの
マウントを改造して使われていました。
モノクロテレビカメラの
ターレット盤に取り付けた4本の単レンズ切り替え式から
カラーテレビ時代になってカラーテレビカメラは
ズームレンズでスタートしました
カラーテレビカメラのレンズは
キャノン製でスタートしました
そこへ富士写真光機のフジノン・レンズが
新たに参入してきました
カラーテレビカメラのズームレンズは
キャノン対フジノンで2社になりました
セールスポイントはズームレンズの
広角側の、より短い焦点距離
望遠側の、より長い焦点距離。それに
10、18、22、28倍とズーム比の競争です
テレビ局へのレンズの売り込み競争で
それぞれ△メーカーはA営業マン
×メーカーはB営業マンが
テレビ局に出入りするようになりました