江戸川乱歩賞は推理小説の
文学賞で、推理小説マニアで
ない人には少し退屈かも知れませんが
もう少し続けます…
毎年、江戸川乱歩賞受賞作品は出ますが
該当者がいない年も何回かありました…
61年に「枯草の根」陳舜臣(ちんしゅんしん)が
受賞して出版されます。ストーリーは神戸を舞台に
した作品で私は感銘を受けました…
そしてその翌年、「大いなる幻影」が受賞します
作者は戸川昌子(とがわまさこ)でシャンソン歌手でした
そして「天使の傷痕(しょうこん)」で応募者は
なんと西村京太郎でデビュー作でした
ストーリーは重厚な社会派で、たしか、当時社会問題化
したサリドマイド禍を扱っていた?と記憶しています
その後、西村京太郎は、JR時刻表を駆使した
トラベルミステリーや、十津川警部シリーズなどで
人気作家になります。私は十津川警部シリーズの
ファンになりました…