テクニカラー方式の天然色映画が
封切りされるのと平行して、
色彩写真も始まっていました。
普通写真はリバーサルフィルムとしてです。
このフィルムは
現像、処理されるとカラーの
透明陽画として出来上がりました。
ー ー ー
この透明陽画はスライドとして
幻灯機?を使って大きなスクリーンに
投射して観る方法でした。
アメリカの家庭ではパーティで
スライドを来客に見せるのが
流行っていたそうです。
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この方法は、映画に応用するには
後処理が大変で実用化は困難でした。
国産初の天然色映画
「カルメン故郷に帰る」は
あえてこの方法で制作されたのでしょう。
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