初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

甲子園球場

2009年05月03日 18時31分29秒 | Weblog
  改装した新しい甲子園球場はよく見ていないので知りません。

  今までの、甲子園の思い出話です。

 甲子園球場で阪神―××のナイターの場合、昼食後に中継車を球場の外の所定の場所に入れます。ここは二台の中継車が入れられるスペースがあります。各局の中継車用にカメラコネクターを備えた、大きなターミナルボックスが中継車の側にあります。ここへ中継車のカメラコネクターをつなぎ込むと、内野席のカメラ位置まで埋め込みのカメラケーブルとつながります。 球場はけっこう広いです。各カメラの位置は離れています。

カメラ、三脚、レンズを、音声担当は、中継用のポータブルミキサーを始め、接話マイクや、映像モニターなど結構多い荷物を、それぞれ大きな台車に積んで待機します。

 ナイター中継のときは、大体、午後15時に試合を行うのか、中止か球場側が決定します。中継車とスタッフ用のバスの中でわれわれは球場側の発表を待ちます。
 さっきまでの雨が止んでどうかな…というような微妙なときは、なかなか発表しません。

やがて、烏賊を焼く匂いがしてきます。球場に入っている店の仕込みの匂いです。業者が準備を始めているのですから、今夜の試合はあると確信して、セッティングを始めます。

 験を担ぐ(げんをかつぐ)。××放送の△△キャスターが応援に来ると負ける。

○〇放送が中継に来ると負ける。などありました。

いずれも根拠のないものですが、確率からいくとかなりの確かさだそうです…。

負ける確率の高い“負け村さん”というアナウンサーがいました…。

  阪神タイガースの連敗の続く日の次に中継に行くと、

「阪神ファンからお前ら来るな…」

と野次られたものでした…。

 試合が済んでも、『六甲おろし』を三番までファンは歌います。観客が退場して、機材撤収ですから、帰社するのは遅くなります…。


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