初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

続・スタジオてんやわんや

2009年01月12日 18時36分23秒 | Weblog
 生ドラマ番組は一応、リハーサルや最終打ち合わせを済ませて時間がくるのを待ちます。やがて、放送時間がきて、マスターがドラマスタジオに切り替えてきます。スタジオ外の表示灯はON AIR の赤い明りに切り替わります。
テレシネ室からタイトルバックのフィルムが送られてきてスーパーインポーズするドラマの題名、出演者、提供スポンサーなどのタイトルを副調整室でオーバーラップします。それが終わるといよいよスタジオに切り替わります。

 ドラマはリハーサルで各場面や全体のラップタイムは分かっています。しかし、場面が予想どおりに進まないときがあります。どこかをカットしなくてはなりません。カメラの段取りやストーリーを考えてカットする場面を決めます。そして、時間どおりにドラマを納めます。

 タイトルに出演者として名前が出ているタレンドさんが、カットされた場面にだけ出ることになっていたときがありました。タイトルに名前だけの出演というタレントさんがいました。

 歌舞伎の三役早変わりなどの芝居で、早変わりの役者さんが舞台の袖に引っ込むと花道の下を走りながら、着物を着替えて、頭や化粧を直して舞台の進行にあわせて、花道から出てくる。というのがあります。
 生テレビドラマも夏の場面から冬の場面や、着物から洋服への着替えが必要なときがあります。そのときはスタジオのどこかに畳を敷いて、衣装替えや化粧直しをして次の場面に間に合わせるという曲芸のドラマがありました。

 後年、VTRが導入されてから映画もどきにドラマも部分撮りになりました。
 ドラマの中で、衣装替えや、化粧直しが必要な場合、タレントさんはそれぞれ衣装着付け室、メイク室に引き上げてなかなか出てこなくなりました。
 会社の上司は生ドラマのときのスピードはどこへいってしまったのか…。と首を傾げていました。

 
 


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