経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

【経営コンサルタントへの道】7 経営コンサルタントとしての成功のポイント 1 プレゼンスを多くする

2025-02-02 12:03:00 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

  【経営コンサルタントへの道】7 経営コンサルタントとしての成功のポイント 1 プレゼンスを多くする 

 私は1970年代から半世紀にわたり、「経営コンサルタントとはお節介焼き」「当たり前のことが当たり前にできる企業作り」「現場を重視」「管理とは温かいもの」をモットーとして経営コンサルタントという職業に就いてきました。
 経営コンサルタントになってから、いろいろな人から「なぜ経営コンサルタントになったの?」「経営コンサルタントになるにはどうするの」あるいはすでに経営コンサルタントになっている人からは「経営コンサルタントとして成功するこつは」などと聞かれてきました。
 経営コンサルタントを目指す人の大半が、世の中に漂う“常識”的な方向定めと方法で準備を開始しています。しかし、経営コンサルタントへの道は厳しいですが、成功法による近道もあります。
 経営コンサルタントを目指す人が一度は辿るこの道に、正しい回答になるかどうか、お役に立つかどうかはわかりませんが、独断と偏見をお許しいただき、以下のようにまとめてみました。ご参考にされ、皆様の自己責任でもって判断し、行動して下さい。
7 経営コンサルタントとしての成功のポイント
 経営コンサルタントの中には著名な人もいる反面経営コンサルタントとしての収入が少なく他にアルバイト的に何かをしている人も結構います。では経営コンサルタントとして、成功するためのポイントというものがあるのでしょうか。成功している経営コンサルタントに共通することを列挙してみましょう。
 プレゼンスを多くする 

 日本の二大経営コンサルタント資格といわれるような中小企業診断士や経営士の資格を取れたからと言って、クライアントから仕事の依頼があるわけではありません。まずは、自分の存在を示す必要があります。

 自分の存在を示す、すなわちプレゼンスを多くすることが経営コンサルタントには重要です。

大企業のようにテレビや新聞などのマス媒体を利用できればよいですが、多大な費用がかかってしまいます。パブリシティは無料であったり、少ない費用で利用できたりするといいましても、なかなか採用されません。

 まずはネット利用から始めてはどうでしょうか?ウェブサイト(ホームページ)を開設したり、ブログやツイッター、メールマガジンやメーリングリスト等々、いろいろな方法を利用したりすることができます。誰もが思いつく方法だけに、差異化に工夫を凝らす必要があります。

 書籍出版や雑誌寄稿は、プレゼンスを多くする効果とともに、名刺代わりに、使い方次第では名刺以上の働きをするでしょう。

 自分が寄稿した雑誌のコピーを名刺とともに手渡すことにより、自分の専門性を訴えることができます。それに裏付けされた「信用」という見えない商品を提供することにもなります。

 書籍出版は、雑誌寄稿より効果が高いかもしれません。しかし、今日の出版事情は非常に厳しく、書籍を出したくても出版社が受け入れてくれません。出版協賛金や書籍買い取りなどの条件をつけられるのが当たり前と言えるほど、著者にとってのリスクもあります。

 自費出版という方法も考えられますが、費用対効果という点で結構難しいです。ちょっとした書籍でも何十万円から百万円を超えたりします。書店に並べてくれるといっても限られた書店に限定され、陳列も隅の方であったり、陳列期間に制限があったりもします。

 経営コンサルタントは、いっそのこと「書籍出版は名刺代わり」と割り切ってはどうでしょうか?そうなるとできるだけ安く書籍を作る方法を考えましょう。リスクの少ない方法の一つが「ODP」、すなわち On-Demand-Printing の利用です。極端な話、一部だけでも書籍として印刷してくれる方法です。

 電子出版という方法も考えられますが、プラットホームという、ネット上の電子書籍の販売店と契約をしなければなりませんが、そのやり方に慣れないとスムーズにいかないこともあります。しかし、コストも少なくて済みますので、今後は電子書籍ということも重視すべきかもしれません。ただし、名刺代わりに手渡す訳には行きません。名刺代わりになり得なくても、電子媒体で手渡すことは可能です。

 

■【経営コンサルタントへの道】 バックナンバー

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月1日 ◇日本語力の低下 ◇経営理念は不要か? ◇元気な会社 AIロボットで倉庫内の歩行距離を半減 2629-4201 ◇臭いの日に思う

2025-02-02 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月1日 ◇日本語力の低下 ◇経営理念は不要か? ◇元気な会社 AIロボットで倉庫内の歩行距離を半減 2629-4201 ◇臭いの日に思う 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

2月1日

 中国では延べ90億人が移動する「春節」で、日本に多数の観光客が入って来ています。インバウンド需要は、経済的観点から見れば歓迎すべきなのでしょうが、これまでも外国人のマナーの悪さは話題になっています。
 今、懸念が高まっているのは、電動スーツケースだそうです。スーツケース内部にモーターを搭載し、ハンドルや足置きを展開すると乗れるしくみなのです。最高時速は時速10キロから13キロもでるといいます。
 すでに台湾の桃園空港や関西国際空港が安全のために電動スーツケースでの走行を禁止しています。
 日本では、原動機付き自転車と同等に考えられ、ウィンカーなどの保安基準を満たしていないことから電動スーツケースで公道を走ることはできません。
 すでに、検挙された中国人もいるといいます。もし、死亡事故を起こした場合、過失運転致死罪に問われ、7年以下の懲役または禁錮、もしくは100万円以下の罰金だそうですが、軽微すぎますね。

 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私が企業で、何を観て、何を話すか、私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、コンサルタントとして、それを顧問先に活かしたいという考えのようです。

 竹根の部下が紹介してくれたのが、遠方なので、ネットでインタビューと社内見学をさせていただきました。

◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 AIロボットで倉庫内の歩行距離を半減 2629-4201
 指示された商品棚に行くと、ロボットが止まっており、「この商品を僕のコンテナに入れて下さい」と提案した。その通りに商品をつかんでロボットに載せると、「次はここに向かって下さい。僕の友達が来ますから」と言って、ロボットは走り去る。次の場所まで歩くと、別のロボットが待っており、同じことを繰り返した―。何やら近未来の風景のようだが、すでに複数の大手物流会社や中小規模の倉庫内で実現している光景である。

 「物流現場で一番無駄な作業は歩くこと」。こう力説するのは、このピッキングアシストロボット「L社PA-AMR」を開発したL社(東京都江東区)のG代表取締役CEOだ。出身はスリランカで、日本の文部科学省の奨学金を得て、福岡県の久留米高等工業専門学校から東京工業大学で学んだ。修士課程を修了後、スイス・チューリッヒ工科大学で博士号を取得し、2014年に日本で同社を創設した。

 倉庫でのピッキング作業は、1つのオーダーでこの棚の商品を1個、次は向こうの棚の商品を1個、次はあっちの棚の商品を1個という具合に、作業スタッフがずっとカートを押しながら商品を入れていくのが一般的だ。このためその歩行距離は、1人1日当たり10キロメートルにも達する。「結構年配の方も多いし、コンクリートの床は寒い。改善すべきだと思った」とGさんは振り返る。

 この課題に対して、「商品を運ぶのはカート付きロボットが担い、ピッキングは人が担う。このように作業を完全に分ければ、無駄な歩行を大幅に削減できるのではないか」と考えた。同社の開発した群制御AI(人工知能)に指示され、複数のロボットが最適なルートを選んで商品を搬送し、できるだけ人が歩く距離を減らそうと提案してくれる。

 これにより、作業スタッフはロボットの提案に従ってピッキング業務に専念でき、カートを運ぶ手間や棚を探す手間から解放される。生産性向上と労働環境の改善を同時に実現し、実際に作業スタッフの歩く距離が半減した事例もある。「作業スタッフ1人に対してロボットを2~3台配置すれば、生産性は2倍に高まる」と強調する。このような優れた点が評価され、「中小企業優秀新技術・新製品賞」(中小企業庁、中小機構後援)の優秀賞を受賞した。

 Gさんが最終的に目指しているのは、パソコンのウィンドウズや携帯端末のアンドロイドのように、ハードウエアに依存せず、さまざまなロボットをつなぐことができるロボティクスプラットフォームをつくることだ。とはいえ「従業員100数十人規模のスタートアップ企業がいきなり、ロボットの共通基盤を確立すると意気込んでも、すぐには難しい」。まずはピッキングアシストロボットで物流分野の新市場を開拓する構えで、今年は1000台の出荷を目標としている。

【 コメント 】

 「困っていることから開放する」という、商品開発・改良の原則を忠実に守っていることが、L社の成功要因と考えます。

 一方で、100人を超える従業員を抱えていくことは大変なことです。

 今後、ライバルの出現に以下に対抗していくかが課題の一つです。

 とりわけ、AIという技術変化の大きな分野ですので、それを活かしたライバルが出る前に、常に最新のAI技術を吸収する努力は不可欠です。

 自社自身の足腰を鍛えるためにも、営業・マーケティングを軽視してはならないでしょう。
 

   出典: e-中小企業ネットマガジン

■【今日のおすすめ】 「経営理念」など不要と言っていて良いのでしょうか

 【あたりまえ経営のすすめ】経営戦略編 経営理念の構築・再構築 35 自社の経営理念はこれで良いのかの検証 1

 経営理念など不要

 このような発言をするコンサルタント・士業の先生方が結構いらっしゃいます。

 私は、経営においても「原理原則」を重視しています。

 経営理念は、経営の「ものさし」と考えています。

 「ものさし」ですから、不変でなければなりません。経営環境が変わっても対応できる「ものさし」創りが必要です。

 ところが、そのように構築した経営理念でも、経営環境が大きく変化したときに対応しきれないことがあります。そのようなときには、思い切って「経営理念の再構築」をすべきです。

 そのためにも、経営理念の構築・再構築のスキルを磨いておく必要があります。このスキルは、経営計画を構築したり、問題発見・課題解決に取り組んだりするときに役に立つことが多いです。

 「経営理念」を頭から否定せずに、取り組んでみては如何でしょうか。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄では、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《公募》令和7年度予算「成長型中小企業等研究開発支援事業」(Go-Tech事業)の公募
 令和7年度予算「成長型中小企業等研究開発支援事業」は、中小企業者等が大学・公設試等と連携して行う、研究開発及びその事業化に向けた取組を最大3年間支援するものです。
 https://www.chusho.meti.go.jp/support/innovation/2025/250109kobo.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

◆ 臭う、匂う、香る、薫る?? ニオイの日に思う 201

 2月1日は「ニオイの日」の日でした。

「臭いの日」としないで、「ニオイの日」としたことに素晴らしさを感じます。

 もし、その意味がお解りの方は、すばらしい日本語の語感をお持ちだと思います。


「悪臭」「変な臭い」「臭い」「臭い飯を食う」「面倒臭い」という表現から、「臭」という字は、あまりよいイメージを感じません。

 広辞苑第六版を見ますと、トップに「いやなにおい」が表記されています。

 そのほかの意味も芳しくありません。


 おなじ「におい」でも「匂い」となると、広辞苑でも好感度のある意味が表記されています。

  そのものから ただよってきて、鼻に感じられるもの。
  それらしい感じ。おもむき。「下町の━がする」
  〔雅〕美しい色つや。「━めでたき桜花(サクラバナ)」


 うなぎ屋さんの前を通るとき漂ってくる薫りはなんとも言えませんね。

 これも「良い臭い」と書かず「良い匂い」と書くべきでしょう。


 日本語に詳しい私ではありませんが、最近の日本人は、語感が低下していると思います。
「生足」
 私は生首を連想してしまいますので・・・

「生き様」
「ざまーみろ」という言葉がありますが「様を見ろ」から来ていますが、この場合の「様」は決して良いニュアンスではありません。

「生き方」と表現するだけで、私のように違和感を感じる人が少なくなると思います。


 私が、このような話をしますと、大半の方が、「なぜ、あんたはそんなことにこだわるの?」と疑問を持たれます。

 これも感覚のずれなのでしょうね。

【独り言】 日本語力の低下

 TVを見ていても、講演会などを聴いていても、日本語のイントネーションがおかしいのが気になります。
 イントネーションとともに気になるのが語彙不足といいますか、言葉が本来持つ語感に対する意識・知識の低下です。

 先日TVを視ていましたら、「梅のニオイが気になる時期になりました」とアナウンサーが言っていました。
 梅は「匂う」ことはありますが「臭う」のではないのです。

 アナウンサーといえば、言葉のプロです。
 そのプロが、語感を持っていないのではプロといえませんね。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

 本日のブログは、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

  >> もっと見る

■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db  


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【きょうの人】 0202  行基 幡随意上人 歴史に学ぶ経営

2025-02-02 06:33:00 | 【話材】 きょうの人02月

 

  【きょうの人】 0202  行基 幡随意上人 歴史に学ぶ経営

 

 本日、ゆかりの人をご紹介します。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取っていただけると幸いです。

 

■ 行基

 

 ぎょうき/ぎょうぎ
 天智天皇7年(668年) - 天平21年2月2日(749年2月23日)

 

 奈良時代の日本の僧。和泉国(現在の大阪府堺市)に生まれ、15歳で出家し、法興寺、薬師寺で唯識等を学びました。また、徳光、道昭、義淵などにも受法(学ぶ)しました。

 生駒山に隠遁生活をした後、諸国を遊下して寺を創建しました。

 民衆への仏教の布教活動を禁じた時代に、禁を破り畿内を中心に民衆や豪族など階層を問わず困窮者のために、弟子を率いて架橋や開田など社会事業に偉業を残しました。朝廷からは度々弾圧や禁圧されましたが、民衆の圧倒的な支持を得、その力を結集して逆境を跳ね返しました。

 その後、日本で最初のとして聖武天皇により奈良の大仏(東大寺)造立の実質上の責任者として招聘され、諸国を勧進して資金集めをし、その功績により東大寺の「四聖」の一人に数えられています。


 
  
■ 幡随意上人

 

 ばんずいい
 天文11年10月15日(1542年11月21日)- 慶長20年1月5日(1615年2月2日))

 

 戦国時代から江戸時代初期にかけての浄土宗の学僧で、紀伊(相模国という説もあり)の出身です。号は「白道演蓮社智誉(向阿)」

 9歳の頃から出家の志があり、11歳の歳には玉縄二伝寺(藤沢市所在)で出家し、幡随意と号しました。

 その後、鎌倉の光明寺で浄土教学を修め、武蔵国川越の蓮馨寺(れんけいじ)の存貞にも学びました。

 慶長6年(1601年)、徳川家康の命により江戸で浄土宗法論の奉行役を務め、翌・慶長7年(1602年)に京都百万遍知恩寺の33世住持となります。

 慶長8年1603年には、ふたたび家康によって招聘され、江戸神田駿河台に新知恩寺(のちの関東十八檀林の一つ幡随院)を開創しました。後に上州館林に善導寺を開き、中興開山となりました。

 慶長18年(1613年)徳川家康の命により九州に下り、キリシタンの改宗に力を尽くしました。和歌山の万性寺を開創後、慶長20年に入寂、74歳でした。(【Wikipedia】を基に作成)
 

 

 

◆ バックナンバー

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【今日は何の日】 2月2日 夫婦の日 情報セキュリティの日

2025-02-02 00:03:00 | 【今日は何の日02月】

 

  【今日は何の日】 2月2日 夫婦の日 情報セキュリティの日

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。

   詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 情報セキュリティの日

 2006(平成18)年2月2日に、内閣府情報セキュリティ政策会議で「第一次情報セキュリティ基本計画」が定められました。その年の10月に、政府の情報セキュリティ政策会議において「情報セキュリティの日」が制定されました。

  サイバーテロが懸念される今日、政府を始め重要な情報を扱う機関では、高い危機意識を持って欲しいものです。一人の国会議員のセキュリティ意識の低さと軽率さが、国会議員関連の情報漏洩に繋がるのですから、もっともっと危機意識を高める必要性があります。
  妻の友人で、かつてはパソコン教室で講師をしていたという人がいます。その人は、パソコンにセキュリティソフトをインストールしていないということを聞き、驚きと怒りを感じました。

  運転免許証なしで自動車を運転する人と同じように、あるいはそれ以上かも知れませんが、危険なことだと思います。

  我々一人一人が、高い危機意識を持たなければいけないと考えています。

  日本は、先進国では希なほど、安全な国と言われています。そのために、「自分がその様な被害に遭うことはない」と思い込んでいるのかもしれません。

  オレオレ詐欺の被害が大きいのは、相手が一枚上手なのかもしれませんが、日本人の危機意識欠如というか、相手を信じるすばらしさに溢れ、疑う気持ちがないというのか、そのようななにかがあるのかもしれません。

  ただし私自身は、その場に立たされたら自信はありません。

 
■ 夫婦の日

 「ふ(2)ふ(2)」を「ふうふ」と読ませ、その語呂から、2月2日は「夫婦の日」です。

  ある統計によると、日本人夫婦の60%が仲が良い夫婦であると認識しているそうです。一方で、別の統計によると「来世でも同じ日とを伴侶にしたいか」という質問に対しては「したい」と回答した日とは20%に充たないとのことです。

  矛盾しているようでもあり、納得できるようでもあります。

  夫は元気で、外で働いて、顔をつきあわすことが少ない方が良いとか、顔を見るのも嫌などと言う奥さんもいる時代です。60%もの夫婦が仲が良いという数値が真実であれば、素晴らしいことと思います。

  1月の1を、アルファベットのIに見立て、「あい(I)さい(31)」の語呂合わせから、1月31日を「愛妻家の日」日と日本愛妻家協会が制定しました。

  同様に、4月22日が「よい夫婦の日」、11月22日が「いい夫婦の日」11月23日が「いい夫妻の日」です。

 因みに、毎月22日は「夫婦の日」ですので、毎月この日に奥さん孝行をしてはどうでしょうか。エッ!!そういう自分が・・・ ハイハイ、わかりました。「まず隗より始めよですね。

 
■ その他


◇ 黒川能
◇ 開通上人寂 

 

 

 Gooブログ

 アメブロ

 FC2ブログ


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】5ー06 格物致知 原点に戻りコンセプトを明確に ~ 道理をきわめて知識豊かな人 ~

2025-02-01 12:03:00 | 【心 de 経営】 経営四字熟語・名言

  【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】5ー06 格物致知    原点に戻りコンセプトを明確に ~ 道理をきわめて知識豊かな人 ~      


 
  四字熟語というのは、漢字四文字で構成された熟語であることはよく知られています。お恥ずかしいながら、その四字熟語というのは、すべてが中国の故事に基づくものとばかり思っていましたが、実はそうではないことを発見しました。
 経営コンサルタントという仕事をしていますが、その立場や経営という視点で四字熟語を”診る”と、今までとは異なった点で示唆を得られることが多のです。「目から鱗が落ちる」という言葉がありますが、四字熟語を講演や研修の場で用いたり、自分の仕事や日常会話に活かしたりするようにしましたら、他の人が私を尊敬といいますとオーバーですが、自分を見てくれる目が変わってきたように思えたことがあります。
 四字熟語の含蓄を、またそこから得られる意味合いを噛みしめますと、示唆が多いですので、企業経営に活かせるのではないかと考えるようにもなりました。これを「目鱗経営」と勝手に造語し、命名しました。
 以前にも四字熟語をご紹介していましたが、一般的な意味合いを中心にお話しました。このシリーズでは、四字熟語を経営の視点で診て、つぶやいてみます。以前の四字熟語ブログもよろしくお願いします。

第5章 表現上手で説得力を向上
 世の中には、作家でなくても美しい文章を書いて、読者を魅了できる人がいます。アナウンサーでなくても、話し上手な人もいます。プロのナレーターでありませんのに、聞いているだけでほれぼれするような声や話方の人もいます。パワーポイントを使って、難しいことをわかりやすく説明してくれる人もいます。
 「話し上手は、聞き上手」という言葉を良く聞きます。「一を聞いて十を知る」という理解力の高い人もたくさんいらっしゃいます。一方、相手の言うことを充分に理解できなかったり、誤解したり、時には曲解したりして人間関係をこじらせてしまう人もいます。
 情報提供側として、上手な文章を書いたり、話したり、パワーポイントなどの作図技術など表現力を豊にしたいと願う一方、それとは別の立場で聴取する側におかれたときに、傾聴力をフルに活用し、相手の言いたいことを正確に聞き取れることは、私たちの日常に不可欠です。コミュニケーション上達法を四字熟語から感じ取りましょう。
 5ー06 格物致知    原点に戻りコンセプトを明確に
      ~ 道理をきわめて知識豊かな人 ~

 中国古典の一つに「大学」があります。その中の有名な一文として、下記がしばしば例示されます。
少(わか)くして学べば
則(すなわ)ち壮(そう)にして為すことあり
壮にして学べば
則ち老いて衰えず
老にして学べば
則ち死して朽ちず
 若いうちに学んだことは、成長してからそれがいかされ、壮年になってから学ぶことは、それ以前に学んだことが活かされて、一人前の人物として認められるようになるということを言っています。年を重ねてから学ぶことは、それまでの経験が年輪として蓄積されていますので、死後もそれが残り、後進の育成に繋がるという教えです。
 この「大学」の中に「格物致知(かくぶつちち)」という四字熟語があります。「知を致すは、物に格(いた)る」と音読みします。「知」は「道理の源泉」を示しますので、「ものごとの道理を極めて、学問をなし、知識を習得することにより、大成する」ということです。このことから、道理を極めて知識豊かな人を指します。
 このことから、ものごとを思考しましたり、行動するときには、「原点に戻る」ということに繋がることをこのことから感じ取れたりします。何かを行おうとするときに、そのことはなぜ行わなければならないのか、そのことの背景には何があるのだろうか、等々を意識することにより、その本質から外れないPDCAが行われるべきです。換言しますと、コンセプトを明確にしますと、判断に迷ったり、困ったり、あるいは自分または一緒に仕事をしている人や部下の言動が間違えていないかどうかを判定したりする時に、「原点に戻る=コンセプトに照らし合わせる」という行動がとれるようになります。それにより判断するようになりますので、物事の途中で誤りに気づいて、失敗という結果に至ることが少なくなります。
 中国唐の時代の文学者・自然詩人としてまた政治家としても知られています柳宗元の著「陸文通先生墓表」に「汗牛充棟(かんぎゅうじゅうとう)」とい四字熟語があります。「汗牛」とは、車に蔵書を積んで、牛に引かせますと、あまりにも重くて牛が汗をかくほどであるという状況です。「充棟」というのは、家の中で蔵書を積み上げますと、棟にまで届くほどであるということで、前後で同じことを別な表現を使って強調し、書物がたくさんあるということを表現しています。このことから「蔵書が多い、読書家」という意味でつかわれます。本だけ多くても「つんどく」では、知識として血となり肉となりはしませんが、私を含め、そのような人は結構いらっしゃるのではないでしょうか。
 道理を究めるには、「眼光紙背(がんこうしはい)」という四字熟語の含蓄を味わうことも必要です。この四字熟語は、「鋭い目の光が紙の裏まで貫く」ということで、しばしば「眼光紙背に徹す」という形で用いられます。「読解力が鋭いこと」の例えで、「行間を読む」などという言葉にも通じます。「熟読玩味(じゅくどくがんみ)」も同じような意味で、書かれている文章や言葉、字句の奥に潜んでいる深い意味まで読み取ることができることにより、道理を知ることに繋がります。あるいは、他者の言いたいことを正しく理解することができるようになります。
「韋編三絶(いへんさんぜつ)」という四字熟語があります。「韋編」は、中国の古書のひとつで、「三絶」は、書籍の綴りが何度も切れるという意味です。孔子が「易経」を綴じている紐が何度も切れてしまうほど、繰り返し読んだという史記に記述されています故事から来ています。このことから、先人の教えを理解するためには、何度も繰り返し書物を読み、行間を理解できるように、熱心に学ぶという意味で用いられます。
「意味深長(いみしんちょう)」という四字熟語は、表面上の意味だけではなく、深い身が含まれているという意味で、やはり行間を読む大切さを説いています。もともとは詩文などで、内容が深く趣があったり、含蓄が豊かであったりするという処から来ています。
 自分の言葉を相手に正しく受け止めていただくために「月下推敲(げっかすいこう)」という言葉を思い出すようにしています。もともとは「詩を作るときに、字句を工夫し、表現を練り上げる」という意味です。「門を押す(推す)」「月の光の下で思案する」という意味です。自分自身が用いる文章や言葉を、それがもともと持つ意味から考えて、用いるようにします。
 例えば「きく」という言葉も、「どこからともなくきこえてくる」というときには「聞く」、「耳を傾けて相手の言うことをきく」というときには「聴く」という字を充てるようにしています。また、誰かにものを尋ねると言うときには「訊く」という字を充てます。
 近年、プロと言われる人が、ホンモノのプロでないことが多々あります。そのような状況に遭遇したときに「眼高手低(がんこうしゅてい)」という四字熟語を想定して下さい。これは、文章や絵画など、真贋力はあるのですが、一方で、それを他の人に伝える表現力が伴っていないという時に用いられます。このことから、「理想は高いが、実行が伴わない」、すなわち、口だけは達者ですが、自分のことはそっちのけで、人の批判をするだけな人のことをさします。
 史記の中には「曲学阿世(きょくがくあせい)」という四字熟語があり、真理を曲げて世の人に迎合して、人気を得ようとすることやそのようなことをする人を指します。「曲学」は真理を自分の都合の良いように曲げた学問であり、「阿」は「おもねる」という意味です。
 また「狂言綺語(きょうげんきご)」という類似四字熟語があり、「きょうげんきぎょ」とも読みます。道理に合わない言葉や、うわべだけを飾った言葉という意味から、転じて、小説や戯曲などのことを揶揄的に指すこともあります。
 例えば営業管理職が、営業パーソンの報告を狂言綺語として、作文を読まされることが時々あります。それを見抜く眼光紙背に徹する力が管理職には不可欠です。部下の報告を聞いて、何もコメントをしませんでしたり、適切なアドバイスができなかったりでは、管理職として失格です。自分の経験に格物致知で得た道理に基づいてリーダーシップを発揮しなければなりません。その時に、コンセプトを意識すると管理職として、適切な指示や命令、アドバイスができます。
 管理職は、経験的に部下の報告から「何かおかしい」と感ずることがあると思います。その時に「何か」が何を表しているのか、その正体がわからないことがあるでしょう。その時には、私の体験では「この業務の原点・コンセプトは何だったか?」と考えることを習慣にしますと、何らかのヒントが浮かび上がってくるように思えます。問題の核心が何か、企業として、組織としての価値基準をどうとらえれば問題がつかみやすくなるか、それらを前提にしながら本質を追求して行きますと良いようです。
 では、コンセプトはどの様に構築したら良いのでしょうか?
「コンセプト」とは、ものごとの背景にある情報をもとに、論理的に事象の構造を整理し、構造の再組立をしてから、思考を展開しますと、創造的で、新規性ある考え方として「コンセプト」を作り上げることができます。
 ビジネスの世界では、例えば差異化(差別化)戦略を立案したり、企業文化を見直し、変革する時に目標や基本方針などを中長期的に立案したりする時に、コンセプトが重要になります。自社独自のコアコンピタンス(核となるビジネス)が明確になってきたりします。そこには他社と同じような、物まねでは自社らしさが失われ、生き残りは愚か、勝ち残りも困難となります。
*
 *
■ おすすめブログ  コンサルタント・士業に特化したブログ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 1月31日 ◇「コンビニで掃除ロボット導入 ◇あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 4-04 コンサルタント不要な企業創りをプロに依頼する

2025-02-01 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 1月31日 ◇「コンビニで掃除ロボット導入 ◇あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 4-04 コンサルタント不要な企業創りをプロに依頼する 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

1月31日

 タニタが、ビジネスパーソンはどのようにランチをとっているかを調査しました。
 最も多かったのは「手づくり弁当を持参」で、47.2%でした。男性(34.0%)女性(60.4%)と女性は6割に登るそうです。
 2位「コンビニ・スーパーで購入」(39.1%)、3位「外食」(23.4%)、4位「社員食堂」(13.4%)でした。
 物価上昇のおり、ランチ代が気になるのでしょう。1回にかける金額は、平均603円、 2018年には490円と、上昇率は1.23倍になります。
 意外と社食利用者が少ないのはなぜなのでしょうか?

 コンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。

 下記のようなテーマでお話しました。

 

■第4部 【あたりまえ経営のすすめ 経営支援編編】 コンサルタントを知る 1章 外部ブレインを使いこなせなくて経営者・管理職といえるか

 半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、いろいろな事を体験し、コンサルティング現場で活かしてきました。
 士業・コンサルタントは、経営者・管理職に対して、いろいろな局面からの支援をしていくべきです。そのためには、経営者・管理職の立場も理解をしていなければなりません。
 経営者・管理職向けの情報に対して、「俺は、コンサルタントだ。経営者・管理職向けの情報など必要がない」という姿勢でよいのでしょうか。「裏を返せばコンサルティングに通じる」という発想を士業・コンサルタントがしますと、視野が広がると考えています。
 士業・コンサルタントも経営者・管理職も、フレキシビリティを持った発想が必要なのですね。
 このような視点で、第4部をお届けします。

 1章は、コンサルタントとは何をしてくれる職業なのかという視点で、士業・コンサルタントの本質を経営者・管理職に知っていただきたいと思います。

 裏を返しますと、それを理解でき、行動に移せる士業・コンサルタントがホンモノのプロといえるのではないでしょうか。

 

■ 第4部1章 4 コンサルタント不要な企業創りをプロに依頼する

 経営コンサルタントへの依頼主が、自分の会社のどこに問題があるのか、問題点がわからないこともあります。
 問題はわかっていながら、どう対処したらよいのか困っていることもあります。
 それどころか、問題も、その解決策もわかっていながら経営コンサルタントに依頼してくることもあります。解決策を実行する人材が社内にいないということがその理由です。そのような時には、本来は現場がなすべき実務といっても過言ではないような部分まで、経営コンサルタントが実際にやってくれることもあります。
 例えば、月次決算データを毎月詳細に分析し、それをグラフに整理して経営者が意思決定しやすいように資料を作成するという業務までしてくれる先生もいます。
 これは、税理士がパソコンのソフトウェアで自動的に財務分析をする内容とは異なり、具体的な戦術面までのアドバイスが含まれています。大企業であれば経営企画室などが担当して行うような作業です。
 社員研修なども、実務的な面での経営コンサルタントによる支援業務の良い例といえます。社員の能力を向上させたくても、それをどのように進めていったらよいのかということになりますと、大企業でも最適な講師がいないこともあります。
 経営コンサルタントとは、良い感度のアンテナを持って、社内の現況調査・分析を通して問題を発見したり、その原因を追及し、その問題の解決策を企画し、どのように進めていったらよいのかを勧告したりします。
 提案内容を依頼主に理解してもらい、それを実施させ、効果を上げてもらわなければなりません。
 しかも、それだけで終わってはなりません。経営コンサルタントがいなくても業績がのびていける企業体質を持てませんと、いつまで経っても経営コンサルタントから独り立ちできない経営コンサルタント依存症にかかった企業のままでいることになってしまい、それでは経営コンサルタントが支援した意味がないのです。
 経営コンサルタントから学ぶだけではなく、経営コンサルタントのような外部のプロが行っていることをまねながら心と体で習得して行き、それをまた別な局面で活かすようにします。
 経営コンサルタントの仕事は、「経営コンサルタント不要な企業づくり」であり、経営コンサルタントとはそれを企業に実現してもらうことに協力する知的専門家といえます。
 

 

 

■【あたりまえ経営のすすめ】 バックナンバー

 あたり前の重要性を知る ←クリック

■【今日のおすすめ】

 ■【きょうのおすすめ】 経営コンサルタントに関するQ&A

 「資格を取ってから、コンサルタントとして独立起業しよう」というのが「フツーの人」

 「コンサルタントとして実践をしながら資格を取ろう」と実践する人が、「コンサルタントとして成功する人」

 でも、安易に、コンサルタントとして独立起業をしないことが肝要と考えます。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
    https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《公募》IT導入補助金の不正受給等に関する調査
 IT導入補助金事業における多数の不正受給事案が明らかになっています。
 補助金事務局では、不正受給等に関する調査を実施しています。
 不正行為が判明した場合、交付決定取消、補助金の返還請求、IT導入支援事業者登録取消等の措置が行われます。
 https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/gijut/2025/250117it.html

   出典:e-中小企業庁ネットマガジン


 不正はやるべきではないですね。

 ビジネスには「信頼」が不可欠です。
 コンプライアンス意識を持つように、一人一人が意識してほしいです。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

■ コンビニで掃除ロボット導入

 日本の人手不足は、各処で見られ、経済成長の懸念材料のひとつです。

 2024年1月に、某コンビニが全自動の掃除ロボットを店舗に導入すると発表しました。

 それにより従業員の毎日の清掃時間を約1時間削減することができるといいます。

 ファミリーレストランでは、お客様の席にロボットが温かい食べ物を運んでくれていますが、コンビニの対応は、むしろ遅いくらいです。

 コンビニだけではなく、オフィスや工場なども今後は導入していくでしょう。

 掃除だけではなく、さらに付加価値をつけたロボットが次々と出てくるような気がします。

 中堅・中小企業にも新たなチャンスが見つかるかもしれませんね。

■ 「愛夫の日」というのはないのでしょうか? 0131

 1月31日は「愛妻家の日」です。
 アメリカでは、一日一回以上「I love you.」と言わないと離婚原因として認められるということを聞いたことがあります。
 一方で、日本では如何でしょうか?
 最近の若いカップルでも、毎日という人は少ないのではないでしょうか。
 われわれの年代になると、「言ったこともない」という夫婦も多いでしょう。

 拈華微笑 以心伝心

 言わなくてもわかっているはずだ、という思いが強いので、言わないのでしょう。
 昨今では、言葉にしないと気持ちは相手に伝わらないと言われています。
 夫婦でも、言葉にすべきなのでしょうね。
 何か、気恥ずかしい思いがしますが、4月1日に思いきって言ってみようと思います。

 ところで、「愛夫の日」というのは、ないのでしょうか。
「愛妻家の日」の制定に則りますと「1月2日」にすべきですね。
 なぜかわからない人は、「愛妻家の日」のブログをご覧下さい。

  拈華微笑
  http://www.glomaconj.com/joho/keieijoho.htm#04
  ブログ
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/4fd24f5b11a512c957c91a25aace8a75

 

【つぶやき】

 世の中には、ご夫婦仲良しの家庭もあれば、DVなどでひどい家庭もある昨今です。
 私は、感謝の気持ちがあれば、夫婦はそれなりにうまく行くのではないかと思います。
 相手のしていることを評価し、ときには感謝の言葉を発することも必要ではないでしょうか。
 かくいう、私は、頭では、その様に考えているのですが、実際に実現できているかというと自信はありません。
 しかし、金婚式も迎えられるほどの長きにわたって夫婦で来られたことは、ある程度、お互いを理解できているからではないかと思います。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。


 明細リストからではなく、下記の総合URLよりご覧になれます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

>> もっと見る

 

  

■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【きょうの人】 0201  ■真雅 清和天皇の誕生以来の護持僧 ■良忍 融通念仏宗の開祖 歴史に学ぶ

2025-02-01 06:33:00 | 【話材】 きょうの人02月

  【きょうの人】 0201  ■真雅 清和天皇の誕生以来の護持僧 ■良忍 融通念仏宗の開祖 歴史に学ぶ

 

 本日、ゆかりの人をご紹介します。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取っていただけると幸いです。

 

■ 良忍 融通念仏宗の開祖

 りょうにん
 延久5年1月1日(1073年2月10日)? - 天承2年2月1日(1132年2月19日))

 平安時代後期の天台宗の僧で、融通念仏宗の開祖。聖応大師(1773年、安永2年)。「良仁」とも書き、房号は光静房または光乗房。尾張国知多郡の領主の秦道武(はた の みちたけ)の子。

 12歳で比叡山に登り、天台・眞言・華厳を学びました。東塔常行三昧堂の堂僧となり、雑役をつとめながら、良賀に師事、不断念仏を修めました。

 22歳から23歳のころ京都大原に隠棲して念仏三昧の一方で、来迎院・浄蓮華院を創建しました。寂光院も良忍による創建説があります。

 分裂していた天台声明の統一をはかり、大原声明を完成させました。

 1117年(永久5年)阿弥陀仏の示現を受け、「一人の念仏が万人の念仏に通じる」という自他の念仏が相即融合しあうという立場から「融通念仏」を創始しました。

 その後、融通念仏の総本山大念仏寺の前身である修楽寺を創建しました。


 
■ 真雅 清和天皇の誕生以来の護持僧

 しんが
 延暦20年(801年) - 元慶3年1月3日(879年2月1日)
  貞観寺僧正・法光大師

  平安時代前期の真言宗の僧。父は佐伯田公。空海の族弟。讃岐国多度郡屏風浦の出身。

  清和天皇の誕生以来の護持僧で、帰向を受け、法印大和尚、また東寺法務是にとなりました。藤原良房とともに、清和天皇の御願寺である山城貞観寺の開基でもあります。

 空海の十大弟子の一人でもあります。

 山城貞観寺で、元慶3年1月3日に79歳でなくなりました。


 弘法大師空海の弟であっても、修行を重ね、十大弟子の一人にまで達しました。

 実るほどに頭を垂れる稲穂かな

 人の上に立つほど、腰を低くすることにより、一層、自分の存在感が増すという、私の祖母の教えでもあります。
 

 

 

◆ バックナンバー

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【今日は何の日】 2月1日 ニオイの日 一夜正月

2025-02-01 00:03:00 | 【今日は何の日02月】

  【今日は何の日】 2月1日 ニオイの日 一夜正月

 

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 一夜正月

 「一夜正月」という言葉をご存知の人も多いと思います。2月1日を二度目の元日にみたてて、厄年を早く送ってしまおうという風習です。厄年と言うことを信じていない人でも、自分がその年になると気になるものです。そこで一夜正月のような風習が生まれてきたのでしょう。

 因みに、男性の厄年は、数えで15歳、42歳、60歳ですし、女性は19歳と33歳です。気になる人は神社でお祓いを受けるとよいでしょう。逆に今年は厄年なので何事にも慎重に行こうという前向きな人もいらっしゃるでしょう。

 私のようにのんきな人間は、「病は気から」などと楽観的に見て、「前厄」とか「後厄」などと言われても気にしないでいました。母が健在なのですが、きちんと厄払いを私のためにしてくれていたのですね。お陰さまで、その三年間を無事に過ごすことができ、今日に至っています。親というのは、いくつになっても親なのですね。

 

■ ニオイの日

 「に(2)お(o)い(1)」の語呂合せから、2月01日は「ニオイの日」の日です。

 P&Gの「ファブリーズ暮らし快適委員会」が2000(平成12)年に制定しました。

 臭いというのは、気にする人は、ちょっとした異臭でも厭がります。加齢臭という言葉がありますが、当然私も加齢臭が騒がれる年代にとっくに入っています。

 加齢臭の元は、発刊によることが多いようです。歳を取ると汗をかかなくなると言われますが、局部的に汗を各部分があり、それが加齢臭に繋がるようです。

 私は、パソコンに向かって仕事をすることが多いので、おしりの周りに汗をかくことが多く、入浴時には丁寧に洗うようにしています。

 他界した母は、若い頃臭いを気にする人でした。隔世遺伝なのか、娘が敏感な臭覚と味覚を持っていて、パリに本部のある国際ソムリエ協会の登録ソムリエの資格を持っています

 ワインと料理、チーズなどには、結構煩いことを言われます。ただし、私はそれほどではありません。

 しかし、言葉は気になります。綺麗な花を見て「良い臭い」という表現は好きではありません。「臭い」という言葉は「悪臭」などという表現にも繋がり、私の語感としては「良い香り」と言いたいところです。


■ その他


◇ テレビ放送記念日  
◇ 生活習慣病予防週間(~7日)  
◇ 春の植木市(~3/10)  
◇ 福井・永平寺涅槃会摂心(~7日)  
◇ 行基菩薩忌

(ドアノブ)

【経営者・管理職の皆様へお勧めブログ】 

 ◇ 心 de 経営

 ◇ 経営マガジン 

 ◇ 経営コンサルタントの独り言

 ◇ 経営四字熟語

 ◇ 経営コンサルタントの使い方                 

 ◇ 経営コンサルタントからのメッセージ

 ◇ 経営トップ十五訓

 ◇ 杉浦日向子の江戸塾

 ◇ ニュース・時代の読み方

 ◇ 時代の読み方・総集編

 ◇ 経営コンサルタントの本棚

 ◇ 写真・旅行・趣味

 ◇ お節介焼き情報

 ◇ 知り得情報

 ◇ 健康・環境

 ◇ カシャリ!一人旅

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【連載小説】竹根好助の経営コンサルタント起業7章 誘惑と模索 3 北野原との再会は想像だにしないことに

2025-01-31 12:03:00 | 【連載小説】竹根好助の経営コンサルタント起業

  【連載小説】竹根好助の経営コンサルタント起業7章 誘惑と模索 3 北野原との再会は想像だにしないことに 

 
■ 【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業 
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。
 これからコンサルタントを目指す人の参考になればと、私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【これまであらすじ】
 竹根好助は、私の会社の後継者で、ベテランの経営コンサルタントでもあります。
 その竹根が経営コンサルタントに転身する前、どのような状況で、どの様な心情で、なぜ経営コンサルタントとして再スタートを切ったのかというお話です。

 1ドルが360円の時代、すなわち1970年のことでした。入社して、まだ1年半にも満たないときに、福田商事が、アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。
 角菊貿易事業部長の推薦する佐藤ではなく、初代駐在所長に竹根が選ばれました。それを面白く思わない人もいる中で、竹根はニューヨークに赴任します。慣れない市場、おぼつかないビジネス経験の竹根は、日常業務に加え、商社マンの業務の一つであるアテンドというなれない業務もあります。苦闘の連続の竹根には、次々と難問が押し寄せてくるのです。
 日常業務をこなしながら、アテンドという商社マンにつきものの業務を自分なりに見つめ直す竹根です。慣れないニューヨークを中心としたアメリカでのビジネスですが、時として折れそうになってしまいます。そのようなときに、若い竹根の支えとなってくれたのが、本社で竹根をフォローしてくれるかほりでした。彼女の父親は地元の名士ということから、竹根などに娘をやるわけにはいかないと厳しかったのです。かほりと竹根の努力で、結局、父親は折れざるをえず、晴れて結婚が認められました。

◆7章 誘惑と模索
 1ドル360円時代の商社マンは、「企業戦士」と言われるほど海外赴任活動は、心身共に厳しいです。たった一人でニューヨークに乗り込んだ竹根好助(たけねよしすけ)も5年の任期を終え、東京に戻り、本社勤務に戻りました。
  ※ 直前号をお読みくださるとストーリーが続きます。
     直前号 ←クリック

◆7-3 北野原との再会は想像だにしないことに
 ニューヨーク赴任から戻った竹根は、関係先への挨拶回りから始めることにした。その最初が、顕微鏡や関連商品の改良など、仕事上で世話になったケント光学の北野原である。
 北野原のケント光学は、東京の郊外にある。ボートレースで有名な東京競艇場近くであるが、まわりには工場と住宅が混在したところだ。
 北野原自身が、駅まで迎えに来てくれた。会社までの十数分の間、二人はアメリカでの思い出話に花を咲かせた。
 工場内部は、昔と変わらない。研磨工場、組み立て工場、加工工場など、小さいながらも最低限度のことができる設備や人材が揃っている。従業員は、五十人ほどであるが、比較的高齢者が多く、平均年齢は高い。中小企業の典型的な社員構成であろう。
 一通り、アメリカ市場をにらんだ報告と意見交換が終わると、食事に誘われた。まだ、時間的には早いが、十二月の冬の帳(とばり)は落ちていた。
 アルコールは欠かせない北野原だが、下戸の竹根には強要しない。少しアルコールが廻ってくると、相変わらず饒舌になる。
 ひとしきり、子会社や関係会社への福田商事の対応の悪さについて、福田商事関連の他の会社の経営者の声の実例を交えて、あれやこれやと出てきた。中には、アメリカでも聞いたことがいくつか含まれていた。
 アメリカ詣でに来た、いろいろな経営者・管理職の顔が思い出された。彼らも北野原と大同小異のことを言っていた。竹根は福田商事の立場もわかるが、彼らにも言い分があると思った。
――商社とメーカーというのは、やはり立場が異なるので、相容れない部分があるのだ――
 北野原には、子どもがいない。常務をしている田近は、竹根よりいくつか上だから三十五歳くらいになるのであろうか、北野原の甥御さんであることをニューヨークで聞いて知っていた。竹根は、以前田近と話をしたことがあり、人の良さそうな、温和しい人という印象を持っている。それが気に入らないのか、北野原は田近に物足りなさを感じているらしい。
 かなり、アルコールが廻ってきたところで、北野原から思わぬ言葉が口をついて出てきた。
「竹根さん、俺の後を継いでくれませんか」
 かしこまって、頭を深々と垂れたので、冗談ではないことがわかった。
「社長、頭を上げてください」
「竹根さんが、ウンと言ってくれるまで、頭を上げません」
 竹根が狼狽する様子を感じて、「今すぐでなくてもいいですから、考えてみてください」といいながら頭を上げた。
「社長、冗談を言わないでください。私のような若造が、社長の後継者になぞ、なれるわけがないではないですか」
「超一流とは行かないが、曲がりなりにも福田商事は大会社だ。そこのエリートコースに乗っているのだから、やめる気持ちにはなれないかもしれませんが、このままではケント光学の行く末が思いやられるのです」
「私が顕微鏡のことなど全く知らないド素人であることは、社長が一番よく知っているではないですか」
「いや、短期間に竹根さんは顕微鏡のユーザーの立場をよく理解してこられた。竹根さんのレポートを時々見せてもらったが、腹が立つようなことを、ズケズケとよくも書いてきたね」
「済みませんでした。まさか、社長がごらんになるとは思ってもみず、筆の勢いに任せて書きまくってしまいました」
「おれは、そんなあんたが好きだ。福田商事だけでなく、あんたのような、実直な人は少ないよ。それに、角菊さんを相手に、言うべきことは言う、なかなかサラリーマンにはできないことだよ。無理を承知で頼んでいる。この通りだ」
 北野原はまた深々と頭を下げた。
 直視することができないほど北野原の顔は真剣であった。深刻な顔と言ってもよい。
  <続く>

■ バックナンバー
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【きょうのおすすめ】 経営コンサルタントに関するQ&A

2025-01-31 10:03:00 | 【話材】 きょうのおすすめ

■【きょうのおすすめ】 経営コンサルタントに関するQ&A

 経営コンサルタントになるには、資格取得をするには、どのようなことを勉強すべきか、学生が経営コンサルタントを目指すには、いろいろな疑問がおありでしょう。

 書店に行くと、中小企業診断士資格取得関連の書籍はたくさんありますが、以外と経営コンサルタント独立起業の書籍というのはないのです。あっても「中小企業診断士資格」を前提とした書籍ばかりです。

  経営コンサルタントに中小企業診断士資格は必要なのか?

  開業までにどのような準備をしたら良いのか?

  開業費用はどのくらい準備すれば良いのか?

  開業するのにどのような手続が必要なのか?

  コンサルティング・フィーはいくらに設定するのか?

 

 解らないことがたくさんあります。でも、それをどのように解決したら良いのか、その方法が解らない人が大半です。

 経営コンサルタント歴40年余、「コンサルタントのためのコンサルタント」と呼ばれるプロコンサルタントがQ&A形式で回答しています。

 サイト  http://www.glomaconj.com/consultant/faq/index.htm 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 1月30日 ◇中小企業の事業承継・引継ぎ支援 ◇書話力とは ◇神奈川県三浦半島の観音崎は灯台だけではない

2025-01-31 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 1月30日 ◇中小企業の事業承継・引継ぎ支援 ◇書話力とは ◇神奈川県三浦半島の観音崎は灯台だけではない 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 私の後進として会社を託した竹根好助の経営コンサルタント起業経験や、その会社の日常業務、自分の思いなどを「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」として連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

1月30日

 『ロボット掃除機(電池タイプ)』が、税込み550円でかえる時代になりました。
 専用のリフィルが必要で、24枚で100円で購入できるそうですが、どの様な仕組みなのかまだ購入していませんのでわかりません。
 フローリング専用で、吸い込むのではないと言いますので、コロコロに近い方式なのでしょうか。ちゃんと、方向転換もするそうです。
 カラーはブラックとホワイトの2色があり、サイズは約23センチ×5センチといいますので、猫の相手になるという声も多いそうです。

 【カシャリ!ひとり旅】で旅をしてきていますが、写真の整理はなかなか追いつきません。一方で、時間がある時に、一息入れるために、かつてアップロードした写真を見直すこともあります。

 

 

神奈川県  三浦半島 観音崎 

■ 三浦半島(みうらはんとう)
 神奈川県南東部にあり、東京湾を形成する半島です。
 「みうら」という地名は古代から用いられていて、『日本書紀』では「御浦」(みうら)と記載されています。当時は朝廷の所領でしたので、このように「御」をつけて呼ばれていたようです。
 『万葉集』では半島全体を指して「御宇良崎」と「御」という文字が含まれています。しかし、その後「御」の字が避けられるようになり、当て字が使われ『新編相模国風土記稿』では「美宇羅」とされました。
 今日、「三浦」と呼ばれていますが、半島が東・西・南の三方の浦(湾、入り組んだ海岸など)で囲まれていたからであるといわれています。
 
■ 観音崎(かんのんざき)
 神奈川県横須賀市に位置する岬のことで、岬周辺の地域を表す地名としても用いられることがあります。
 観音崎は、三浦半島東端に位置し、東京湾(浦賀水道)に面し、対岸の房総半島富津岬までは、わずか7km程の近さです。
 半島の先端に、日本最古の灯台である「観音埼灯台」があります。
 灯台付近は「県立観音崎公園」として整備され、観音埼灯台が立地するほか旧日本陸軍が明治10年代から20年代にかけて建設した砲台や弾薬庫跡が多く残っています。
 園内には、このほかに、1953年創立の観音崎自然博物館や、2007年に開館した横須賀美術館があります。
 また、園内には、墓と見られる多くの横穴が崖にみられます。また、海上保安庁東京湾海上交通センター(とうきょうマーチス)の観音埼レーダー施設も公園内にあり、灯台より、この施設の塔のほうが処々から見えます。
 観音崎海水浴場が隣接していて、夏季は海水浴客で賑わいます。他に海上自衛隊観音崎礼砲台があります。
 「観音崎」という名称の由来として、741年(天平13年)に、行基が、この地の海蝕洞に住む大蛇を退治して十一面観音(船守観音)を祀ったことから、「観音崎」と呼ばれるようになったようです。
 江戸時代には観音堂など堂宇が創建されて仏崎山(ふだらくさん)観音寺と称し、幕府から朱印地を与えられていました。
 観音寺は、1880年(明治13年)に陸軍の砲台建造が始まると、現横須賀鴨居へ移転されました。1986年(昭和61年)には、火災のため焼失してしまい、現在は小さな堂が残っているだけです。
 


神奈川県三浦半島 観音崎 カシャリ!一人旅
↑ ←クリック

■【今日のおすすめ】

 【心 de 経営】『書話力』を高める 7108 書話ができる人の日常を参考にする

 「書話力」という聞き慣れない言葉に違和感をお持ちの方が多いでしょう。
 「表現力」という言葉ほど範囲が広くなく、ビジネスパーソンにとってのコミュニケーション術的な意味で「書く力」「話す力」「プレゼンテーション」等というような範囲に限定して、半世紀にわたる経営コンサルタント歴から感じていることを記述しています。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《連携》中小企業の事業承継・引継ぎ支援
 中小企業庁と日本弁護士連合会は、中小・小規模事業者を当事者とするM&Aを中心に、中小企業の事業承継・引継ぎに対する支援について、連携を拡充し対応を進めます。
 https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/2025/250109nichibenren.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

  うまい話は早々多くはない 130

 プッシュホンタイプの電話機での話です。

 下一桁の数字が「1」の場合には、1をダイヤルする代わりにフックボタンをポンと押すと、無料で電話を使えるという噂があり、そのようにダイヤルするようにしました。

 確かに、ポンとするだけでダイヤルをしなくても繋がるのです。1という数字の信号音を、ポンと押すだけで発信するので繋がるのでしょうが、料金は無料ではなく、取られていたと思います。

 

【経営コンサルタントの独り言】

 近年「うまい話」と表現するのは下品なので、「おいしい話」という人が多くなっているような気がします。

 しかし、「おいしい話」がポジティブな内容なら容認もできるかも知れませんが、得てしてネガティブなナイヨウが多いように思えます。

 「うまい話」という表現は、もともとネガティブなニュアンスが含まれています。

 一方で「おいしい」というのは、元来、ポジティブな意味合いを持っています。

 したがって、ネガティブな内容の時には「うまい話」と表現した方が適切と考えます。

 「書話力」という聞き慣れない言葉に違和感をお持ちの方が多いでしょう。
 「表現力」という言葉ほど範囲が広くなく、ビジネスパーソンにとってのコミュニケーション術的な意味で「書く力」「話す力」「プレゼンテーション」等というような範囲に限定して、半世紀にわたる経営コンサルタント歴から感じていることを記述しています。
 「書話力」という聞き慣れない言葉に違和感をお持ちの方が多いでしょう。
 「表現力」という言葉ほど範囲が広くなく、ビジネスパーソンにとってのコミュニケーション術的な意味で「書く力」「話す力」「プレゼンテーション」等というような範囲に限定して、半世紀にわたる経営コンサルタント歴から感じていることを記述しています。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

  >> もっと見る


■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【きょうの人】 0131 ■ 賓頭盧 びんずるさんと親しまれていますが・・・ ■ 普明国師 春屋 妙葩 ■ 徳川 家康 幼少期は辛い日が多かったそうです

2025-01-31 06:33:00 | 【話材】 きょうの人01月

 

  【きょうの人】 0131 ■ 賓頭盧 びんずるさんと親しまれていますが・・・ ■ 普明国師 春屋 妙葩 ■ 徳川 家康 幼少期は辛い日が多かったそうです

 

 独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取って、日々の生活やビジネスに活かしてくださると幸いです。

 

■ 徳川 家康 幼少期は辛い日が多かったそうです


 とくがわ いえやす、旧字体:德川 家康
 天文11年12月26日(ユリウス暦1543年1月31日、遡及グレゴリオ暦1543年2月10日)- 元和2年4月17日(グレゴリオ暦1616年6月1日)
 主君 今川義元 → 今川氏真 → 足利義昭 →織田信長[2]→ 豊臣秀吉→豊臣秀頼


 戦国時代から江戸時代初期にかけての武将・戦国大名で、天下人と呼ばれます。安祥松平家9代当主で、徳川家や徳川将軍家、御三家の始祖です。

 家系は、三河国の国人土豪・松平氏、旧称は松平元康(まつだいら もとやす)で、戦国時代に終止符を打ち、朝廷より征夷大将軍に任ぜられ江戸幕府を開き、三英傑のひとりといわれます。

 幼名は、竹千代、通称は次郎三郎で、のちに蔵人佐とも呼ばれていたようです。諱は今川義元より元信(もとのぶ)を授かり、元康とも名乗っていましたが、今川氏から独立した際に「元」を返上して家康に改めました。

 本姓は、私的には源氏を称していましたが、徳川氏改姓と従五位の叙位に際し藤原氏と称し、豊臣政権では豊臣氏を称した形跡もあるほど、ブランディングを目的として苗字にはこだわりました。天正16年(1588年)以降に源氏を再び称しています。

 このことから、家康の出自は、それほど良いとは言えず、それを糊塗するための戦略でしょう。そこから読み取れることは、一般に知られるほどには肝が据わった男ではなく、小心な面を持っていたのではないかと、勝手に、独断と偏見でもって感じています。

 家康につきましては、多くを語る必要がないほど、よく知られています。

 

■ 賓頭盧 びんずるさんと親しまれていますが・・・

 

 びんずる
 出没不明

 

 釈迦の弟子の一人で、彼の説法が他の異論反論を許さずライオンのようであったため「獅子吼(ししく)第一」と称されています。

 名は、「ピンドーラ」、姓は「バーラドヴァージャ」で、その名前の意味は、「不動」、「利根」といいます。十六羅漢の筆頭です。

 博識であり慈悲深く十善を尊重し、阿羅漢果により神通力を得たといわれています。白髪長眉の相があったといわれることからも、神通力を持つことがうかがえます。

 自分の身体で悪いところがあれば、そこを撫でると除病の功徳があるとされ、なで仏の風習が広がりました。

 

■ 普明国師 春屋 妙葩


 ふめいこくし  しゅんおく みょう
 応長元年12月22日(1312年1月31日)-元中5年/嘉慶2年8月12日(1388年9月12日)


 室町時代の臨済宗の禅僧で、室町幕府の帰依を得て臨済宗相国寺の第二世となりました。事実上の開山国師です。

 五山文化の発展に寄与した。ほかに天龍寺や臨川寺の住職をしています。

 春屋は道号、別号に芥室、不軽子など。諡号は知覚普明国師です。

 母方の叔父である夢窓疎石のもとで受戒すると天龍寺の住職となりました。室町幕府に対して、五山第一の南禅寺の楼門(山門)新築を提言しました。

 幕府は楼門建設の援助をしましたが、南禅寺と紛争状態であった園城寺がこれに強く抗議をしました。

 比叡山の門徒もこれに加わり楼門撤去や妙葩の配流を求め、紛争は政治問題にまで発展してしまいました。

 妙葩は頼之と対立して天龍寺住職を辞して阿波国光勝院、さらに丹後国雲門寺に隠棲することになりました。

 1379年(康暦元年/天授5年)の康暦の政変で頼之が失脚した後に入京し、南禅寺住職として復帰しました。

 

 

◆ 【きょうの人】 バックナンバー

 歴史上で活躍したり、仏教など宗教関係の人であったり、ジャンルはいろいろですが、彼等から、学ぶところが多々ありますので、それをご紹介します。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f

◆ 【今日は何の日】は、毎日発信しています。

 一年365日、毎日が何かの日です。 季節を表す日もあります。 地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。 誰かの誕生日かも知れません。 歴史上の出来事もあります。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b980872ee9528cb93272bed4dbeb5281

◆ 【経営コンサルタントのひとり言】

 経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うコンテンツで毎日つぶやいています。 

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a0db9e97e26ce845dec545bcc5fabd4e

【 注 】

 【きょうの人】は、【Wikipedia】・当該関連サイトを参照・引用して作成しています。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【今日は何の日】 1月31日 愛妻家の日 生命保険の日

2025-01-31 00:03:00 | 【今日は何の日01月


 

  【今日は何の日】 1月31日 愛妻家の日 生命保険の日

 

 

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 生命保険の日

 生命保険のセールスパーソンの集りである(一社)MDRT日本会( http://www.mdrt.jp)が制定しました。

 MDRTそのものは、1927年(昭和2年) 、全米生命保険外務員協会(NALU) の副会長であったポール・クラーク氏がに手紙で呼びかけ、テネシー州メンフィスのホテルに集まったのが始まりです。

 1882(明治15)年1月31日に、生命保険の受取人第一号誕生が報じられたという記録から、この日が選ばれました。

 その理念は、下記の通りです。

  顧客第一主義
  社会貢献
  プロフェッショナリズム
  相互研鑽
  シェアリング

 一家の大黒柱や主婦が他界すると、精神的なショックは当然のことですが、経済的な影響は無視できません。その様なときに、生保というのは大きな助けになります。

 一方で、保険料を納めると言うことは、収入が安定的に、あるレベル以上であれば容易かもしれませんが、そうでない家庭も多い昨今です。

 その様な人でも、生命保険のような仕組みはできないのでしょうか。

 
■ 愛妻家の日

 
 1月の1を、アルファベットのIに見立て、「あい(I)さい(31)」の語呂合わせから、1月31日を「愛妻家の日」日と日本愛妻家協会が制定しました。

  ある統計によると、日本人夫婦の60%が仲が良い夫婦であると認識しているそうです。一方で、別の統計によると「来世でも同じ日とを伴侶にしたいか」という質問に対しては「したい」と回答した日とは20%に充たないとのことです。

  矛盾しているようでもあり、納得できるようでもあります。

  夫は元気で、外で働いて、顔をつきあわすことが少ない方が良いとか、顔を見るのも嫌などと言う奥さんもいる時代です。60%もの夫婦が仲が良いという数値が真実であれば、素晴らしいことと思います。

 「よい(4)ふ(2)ふ(2)」を「よいふうふ」と読ませ、その語呂から、4月22日は「よい夫婦の日」です。出版大手の講談社が1994年に制定しました。
 

■ その他


◇ 防災農地の日


 

(ドアノブ)

【経営者・管理職の皆様へお勧めブログ】 

 ◇ 心 de 経営

 ◇ 経営マガジン 

 ◇ 経営コンサルタントの独り言

 ◇ 経営四字熟語

 ◇ 経営コンサルタントの使い方                 

 ◇ 経営コンサルタントからのメッセージ

 ◇ 経営トップ十五訓

 ◇ 杉浦日向子の江戸塾

 ◇ ニュース・時代の読み方

 ◇ 時代の読み方・総集編

 ◇ 経営コンサルタントの本棚

 ◇ 写真・旅行・趣味

 ◇ お節介焼き情報

 ◇ 知り得情報

 ◇ 健康・環境

 ◇ カシャリ!一人旅

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【心 de 経営】『書話力』を高める ■7114 〃話のネタ〃の選び方 新規性ある時代の趨勢を題材に

2025-01-30 12:03:00 | 【心 de 経営】 表現力を高める

  【心 de 経営】『書話力』を高める ■7114 〃話のネタ〃の選び方 新規性ある時代の趨勢を題材に     


 私には、「正しい日本語」とはなにか、というようなことを書いていくだけのバックグラウンドがあるわけではありません。一方で、人前でお話をする機会が多々あります。少しでも「美しい日本語ですね」と言われるような言い方をしたいと平素からこころがけています。
 経営コンサルタント歴半世紀の経験から体得した『書話力』を皆さんとわかちたいと考え、図々しくここにご紹介します。あまりにも「あたり前」すぎて、笑われてしまうかも知れませんが、「あたり前のことが、あたり前にできる」という心情から、お節介焼き精神でお届けします。
■【あたりまえ経営のすすめ】3 すべてのビジネスパーソンがめざす一歩上の発想とスキル
  時代に即したスキルを磨きながら、業務に活かし、自分の更なる成長に繋げるにはどうしたらよいのでしょうか。その方法は、多岐にわたると思います。
 「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズの第三章として、経営コンサルタントという仕事を通して、感じてきたことを、ビジネスパーソンに共通する面を中心にお話しています。
■3-710 〃話のタネ〃 テーマ・話材の選び方


 「日本人は、議論に弱い」「日本人は、論理的な話し方ができない」などとしばしば言われます。かくいう私も、そう言われる人間のひとりです。
 しかし、経営コンサルタントという仕事を半世紀も続けているうちに、それでは通じず、次第に、私なりの話し方やビジネスの仕方が、不充分ながら身についてきたように思えます。話すだけではなく、書くことにも共通する「表現力」というスキルがビジネスパーソンには不可欠です。「書く力」「話す力」をあわせて『書話の力』といい、表現力というスキルの一翼を担わせています。
 この体験は、当ブログ「【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業」としてもお届けしています。
 
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950
■7114 〃話のネタ〃の選び方 新規性ある時代の趨勢を題材に
 〃話のネタ〃、すなわち話材を選ぶという観点で、私の経験から「時宜に即したテーマ」を選定することをご紹介しました。
 ここからは、「視点を変えるとテーマが決まる」という観点で、代表的なテーマジャンルについてお話してまいります。

 私たちには、大なり小なり新規性のあること、めったにおこらないような珍事といえることなどには、興味をそそられます。「野次馬根性」のようなものを持っているように思えます。
 この性癖を逆手にとって、〃話のネタ〃として利用しますと、注目度が高まります。たとえば、1970年代後半というのは、まだPCが「マイコン」といわれる時代で、それが経営ツールになるなどとは誰も思っていませんでした。
 そのような時代に、これからはビジネスパーソンが皆、「My Computor」、「マイコン」を使う時代が来るのではないかと推察しました。1980年代に入ると、DOSをもとにアプリケーション開発が進み、「パソコン=Personal Computor」、すなわち昨今のPCに相当する機器が量産され始めました。はじめは、漢字が使えず、だれもが「おもちゃはビジネスには使い物にならない」と一部のマニアックな人達以外には見向きもされませんでした。それが「単漢」と言われる、音読みによる漢字変換ができるようになり、やがて今日のような日本語変換ができるようになってきました。一方で、処理速度も遅いという欠点がありました。
 このような状況であるにもかかわらず、私は「それでも、PCは使われる」とガリレオ的な態度を改めず、講演会などで話をするようにしてきました。それを聞きつけた某社が私にPC関連の原稿を書籍にしたり、PC雑誌に掲載してくれたりしてくれるようになりました。結果的に、PCの専門家でもない私が、書籍を数十冊になるほどまでもの書籍を上梓(じょうし:出版)するようになりました。「パソコンコンサルタント」と紛われるほどになり、処々から講演やセミナー、出版・雑誌原稿寄稿等の依頼を受けるようになりました。

 時代の先見性を持つことは、コンサルタント・士業にとっては不可欠なことですが、時代の趨勢を見ていますと、「新規性」「創造性」などから、発想が発展します。
 1970年代に私がアメリカに駐在員として派遣されていた頃、クリティカル・シンキングという考え方・スキルが教育分野で話題となりました。日本では、教育分野では多少の関心が持たれたものの、ほとんど注目されませんでした。
 私は、リチャード・ポール、リンダ・エルダー共著のクリティカル・シンキングに間する分厚い原語の本を購入して読み始めました。専門用語が多く、難解な本であるとともに、論理思考が苦手な私にとっては、なかなか理解をすることができませんでした。
 私の弱点である、論理思考が逆によい方に反応し、日本人には、クリティカル・シンキングの前提となる論理思考が、スキルとして必要であると確信しました。論理思考を身につけるにはどうしたら良いのだろうかと考え込む日が続きました。論理思考について学んでいるうちに、上述のクリティカル・シンキングの本の理解もできるようになってきました。
 やがて、日本に帰国し、上述のようにPCとの関係から、ICTメーカーとの関連もでき、その人達を対象として論理思考の研修を実施するようになりました。それと並行して、「ロジカル・シンキング」という言葉が日本でも見られるようになり、私も「論理思考」を「ロジカル・シンキング」と改めて、研修向けに体系化を始めました。その結果、ICTメーカーだけではなく、多くの企業から研修やセミナーなどの依頼が来るようになりました。関連書籍の出版や雑誌寄稿依頼も多数いただけました。文科省関連の外郭団体からはロジカル・シンキングのe-Learning教材制作依頼も受けました。

 私の経営コンサルタントとしての体験を中心にご紹介して、鼻持ちならないと感じられた方もいらっしゃるかも知れません。経営コンサルタントという「見えないものを売る」には、このような「新規性ある商品」を持たないと、他の先生方と互して行くことはできません。それだけに、〃話のネタ〃を選ぶときの大切さを身をもって体験してきていますので、あえて、そのようにさせていただきました。ご容赦いただき、その大切さをご理解くださり、ご利用していただけると幸いです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 1月29日 ◇人工知能(AI)の競争激化 ◇安易にコンサルタントになるな ◇心づかいが人間関係を改善する

2025-01-30 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 1月29日 ◇人工知能(AI)の競争激化 ◇安易にコンサルタントになるな ◇心づかいが人間関係を改善する 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

1月29日

 中国の新興企業「ディープシーク(深度求索)」の人工知能(AI)の新バージョンが発表され、話題を呼んでいます。開発費用が他の十分の一とか言われ、利用料金も高くないそうです。
 チャットGPTを超える能力ということで、アリババをはじめ、ライバル企業がAI利用料金を一斉に値下げせざるを得ない状況になったと報じられています。
 そのわずか数日後には、アリババが「Qwen(通義千問)2.5」の最新バージョンを発表、ディープシークを更に上回る性能であると言います。
 マイクロソフトは、個人向け365のサブスクリプション価格を値上げして、有無を言わせず生成AIをバンドルしています。

 一方、ディープシークは、チャットGPTのデータを盗用しているのではないかというニュースも流れています。
 NTTグループをはじめ、一部利用は見られるものの、日本製AIは、いつになったら一般的に利用されるようになるのでしょうか。

 ビジネスモデルは、時代とともに変化をしています。
 一方で、ビジネスパーソンのあり方の多くは、基本があまり変化をしていません。
 若手ビジネスパーソンの中には、基本を大事にする人がいて、仲間とともに,ビジネスパーソンとしての基本を身につけようとしています。
 その様な場に招かれ、定期的に講話をしてほしい旨を頼まれました。

■ 06 心づかいが人間関係を改善する

 人は誰しも、諍いや争いなどのトラブルを嫌うのではないでしょうか。

 そのトラブルの多くは、ちょっとした言動が原因であったり、それが契機となって人間関係がこじれたりしているようです。

 かねてより、【心 de 経営】ということを基本に、永年コンサルティングをして参りました。「de」は、フランス語の前置詞で、英語にしますと「of」に近い意味合いであり用法であると認識しています。

「de」を、英語の「of」の意味で用いますと「心 of 経営」、すなわち「経営”の”心」となります。「de」を、そのまま、日本語の「で」に置き換えますと「心で経営」となります。

 ここでは、後者の「心で経営」に重点をおいて、経営に限らず、人間関係における「心づかいのあり方」を、平素の体験から感じるがままにを徒然に記述してまいります。それにしても、他人に優しくするには、自分に厳しくなければならないことを痛感しています。

 期せずして日本経営士協会理事長の藤原久子先生も、心を大切にすることを常々口にされています。理事長とお話している中で出てきたことを中心にまとめています。ある意味では、藤原理事長との合作といえるブログです。

 物事や人の心には多面性があります。お届けするブログが正論であるか否かは、皆様のご判断にお任せしますが、参考にして下さいますと幸いです。

■【今日のおすすめ】

 【経営コンサルタントへの道】 4.なぜ経営コンサルタントに依頼するか 1 新幹線理論

◇安易にコンサルタントになるな
 経営コンサルタントになるのは難しいことのように見えますが、なろうと思えばなれる職業です。
 しかし、経営コンサルタントとして、仕事を続けていくことは、それほど容易なことではありません。
 安易に、経営コンサルタントになろうなどと考えない方が良いと思います。
 クライアントさんは、その道で何十年もやってきているので、そのような企業・人に対して「コンサルティング」するには、こちらにそれだけの何かがなければできません。
 資格を取ったからといってできる仕事ではないということを知っていただきたいです。
  経営コンサルタントへの道
  https://www.jmca.or.jp/nyukai/3keikonhenomich/

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《閣議》「中小企業等協同組合法施行令及び中小企業団体の組織に関する法律施行令の一部を改正する政令」が閣議決定
 事業協同組合等に係る内閣総理大臣(警察庁、金融庁、こども家庭庁関連)、総務大臣、法務大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣及び環境大臣の権限に属する事務について、都道府県知事が行うこととするものの拡大等、所要の改正が閣議決定されました。
 https://www.meti.go.jp/press/2024/12/20241224004/20241224004.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
   この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 江戸時代の男性は結婚難 129
 1月29日は「人口調査記念日」でした。
 人口構造は、ピラミッド型が理想的です。
 人口減少時代を迎え、高齢者の割合が高くなり、若い労働世代が老人を養って行かなければなりません。
 逆ピラミッド型とまで行かないまでもトップヘビーの糸巻き型に近くなってしまいます。
 労働人口も減少してきます。
 多くの職業が、AI・ロボットなどに置き換わるともいわれています。

 江戸時代には、男性の比率が高く、男性はなかなか結婚できなかったそうです。
 そのためか、女性に少しでももてようと、江戸っ子男性は粋を好んだというより、求めざるを得なかったのかもしれません。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

  >> もっと見る

■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする