けい先生のつぼにくる話

はりきゅう漢方の先生が教えてくれる健康に関する話
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枕を高くして寝る、、、寝れる?

2008-03-05 18:33:04 | 東洋医学全般
最近マメにアップしていたら、急にアクセスが増えてきて、面白くなってきました。読者の皆様ありがとうございます。

さて、前回のお話から派生して、枕の話です。
枕を高くするよりも、低くしたほうが呼吸がしやすくなるの知ってますか?

私たちは米国で東洋医学の免許を維持するために、2年毎に緊急救助法の講習を受けなければいけません。
そこで気がついたのですが、人が倒れていて、その気道を確保して救急車を待つときに、意識がある場合は、上体全体をどこかにもたれかけさせることはあります。しかし、意識のない方は必ず仰向けに寝かせて、頭(顔)はむしろ少し上を向かせるようにすることによって、気道が開いて安全な状態になります。

これってちょうどプールで仰向けにプカプカ浮いてリラックスしているときの頭の位置というか頚の角度ですね。
ということは枕は高くしないで、座布団の厚さと同じくらいの高さがよいようです。しかし、急に高い枕をやめて低い枕にすると、寝違いを起こす方がいらっしゃるので、注意しましょう。はじめは座布団にたたんだタオルを置いて、だんだん低くしてみましょう。

いちばん呼吸のしやすい頚の角度を見つけると、イビキも少なくなってよく眠れます。

やってみましょう!!

日本伝統鍼灸漢方



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