けい先生のつぼにくる話

はりきゅう漢方の先生が教えてくれる健康に関する話
Twitter(X)リンク @kkclinic

4-5年ぶりのリベンジ! ざまあかんかん!!

2008-09-08 16:25:36 | 雑記
4-5年前のことです。

近所の白人系の若い者でビクター君というのが、かなりの大男の暴れん坊で、よくドラッグに手を出して大騒ぎをしていました。ある日、私の家の前であまりにうるさくしているので、注意をすると、ものすごい力で大暴れを始めました。
まあ、ご近所さんだし、暴れっぷりがいいので私はこの若者が嫌いではなかったのですが、私は急に腕をねじ上げられそうになったので、ちょっとばかり取っ組み合いというか、がっぷりと組み合ったことがあるのです。

こういう風につかまってしまったときは、相手も素手でしたので、絶対に殴らずに、あせらずに組み合って、人が集ってきて止めてくれるのを待つのが安全な方法です。

このときなのですが、どういうわけかいきなりご近所さんだという、白髪の白人のおばさんが現れて「悪いのはこの中国人です。卑怯なんだよ!私が証人になるからね!」「ビクターは私の友達の子なんだからね!悪いのはこの男よ!先に手を出したんだよ!」と大変な剣幕で批判をされました。

「いやいや!この子がドラックで暴れてたし、先に組み付かれたんだよ!私は手を出したりしていない!それに私は日本人だ!」というと、「まあ、私は見てたの、あなたが先に手を出したの!まあ、日本人なの?日本人は中国人よりもましだと聞いていたけど、あなたは最低なの!みなさん!この日本人が悪いのよ!」とねじ込まれて、集ってきた群衆に「悪いのは私だ」ということにされてしまいました。ビクター君はなにやら気がついて、いつの間にかいなくなってしまいました。そして結局、悪いのはこのアジア系のおやじということで、白い目で見られてしまいました。

あの時は自分の英語力の低さゆえに、きちんと主張できない悔しさと、不利な状況を作ってしまった自分のとろさを呪ったものです。また、ビクター君はまだしも、この正義感ぶって、口を出したくて仕方がないこの知らないおばさんに、血圧があがるほど腹が立ったものでした。

ありがたかったのは、その後、だんだんとこの白人女性の狂気性が近所の人に知られることとなり、誤解されていた私の立場もぐんとよくなりました。

ちなみに下手人であったビクター君は、ちゃんと更生して今は一児の父親です。エアコン技師になって、立派になっております。それに何度かけんかで痛めたらしい腰や肘の治療をしてやってからは、「おじさん!なんかあったら俺にいってくれよ!力になるぜ!」と大きな拳を見せてくれます。いい感じのつきあいになっておるのです。


さて、今日は日曜日。たまたま近くのマーケットに行ったら、そのおばさんが警官に囲まれて職務質問をされていたのです。なんかやらかしたようです。私の中で風化されていた記憶がふつふつとよみがえってきました。。。。。。


そこで状況の観察をしっかりと行いました。

今日は日曜日だし、このおばさんは近所に住んでいるので、彼女のいでたちは、寝巻き風のジャージに白髪はしっかりと寝癖が付いています。観方によっては、ちょっと狂っている白人のおばさん風でした。

警官の方は3人で、白人女性と黒人女性とアジア系の男性でした。
そして、私の服装はちゃんとしたシャツを着て、一見良識のあるアジア系の紳士?とはいえませんが、まあ、きちんとした感じのおやじですね。

ここで私の脳裏に悪魔のアイデアが!!
「この状況なら誰もが私の話を信じるはずだ!今回は私の方が有利だ!」


私は警官達に歩み寄り、「この女性が悪いとおもいます!この女性は私たちのストリートでトラブルメイカーとして有名なのです!私はこの方に差別されたことがあります!私の名前はクロタニです。」とあくまでも紳士的に述べました。

おばさんはそれを聞いて逆上、逆上、逆上!「なんで!私が?!この中国人だれ?!」まさに「ぎょわえええっーーー!!」という感じで大騒ぎです。
私は「ほーら!見てください!私たちは困っているのです!この女性がやりました!」
私も「実は彼女が何をやったか知らない」のですが、あのときに自分が彼女にやられたとおりの感じで警察官に伝えました。

彼女は即逮捕!そして、パトカーに引きずり込まれてしまいました。「なに!どうしてわたしが!」と目をひん剥いておりました。取り押さえているアジア系の警官と黒人の女性警官の顔が心なしか楽しそうに感じたのは私だけでしょうか?

ざまあかんかん!!

私は悪魔なのだろうか。。。。。。。。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする