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台湾に中国共産党の陰が濃厚になった (民進党に対する国民党の逆襲)

2008-11-12 13:18:49 | 國を思う
http://sankei.jp.msn.com/world/china/081112/chn0811121126005-n1.htm

「台湾の陳前総統を逮捕、拘留」という記事が出ていた。
これは台湾新総統である国民党の馬英九氏の後ろに見え隠れする中国共産党の差し金である。台湾の国民党は戦中から戦後にかけて、中国本土の共産党の政権奪取により台湾へ逃れてきて、それまで日本の統治下にあった台湾に中華民国としての政権を維持してきた。

それまで、親日的で礼儀正しく潔い台湾の本省人と、先住民族の高砂族の有識者に対して粛清、投獄などの暴力的な政治により、中華民国を維持してきたのが、国民党である。本質は国民党も共産党もかわらないのである。

その後、人格者である李登輝総統の出現により、政権は中国国民党ではあるが、初の本省人による総統が生まれた。この李登輝総統の後押しより、当時は政治犯集団といわれていた、民進党から、陳水扁氏が登場し、経済的にも、民心的にも、歴史的にも中国本土と異なる文化を持つ台湾の独立論が大手を振ってまかり通るようになった。

中国本土の共産党政府は、台湾の分離独立は中国の領土を侵害する、重大な犯罪であると主張。李登輝元総統と、後の陳水扁総統を捕縛したいと虎視眈々と機会を狙っていたのである。

今年になって、台湾の経済発展が停滞したこともあり、民進党からでた陳水扁総統は落選し、国民党の馬英九元台北市長の総統就任となったのである。

馬英九総統以下、現在の国民党の連中は、中国本土の共産党を利害が一致する。そこで行われたのが、中国共産党の十八番である、歴史捏造と事実歪曲による謀略工作が展開され、今回の陳水扁元総統の逮捕となったのである。

中国共産党は国民党を通して、陳水扁元総統を稀代の悪党に仕立て上げようと躍起になるはずなので、読者の皆様もそういった観点で見守っていていただきたい。そうすれば中共の手管がわかるであろう。

まことにお気の毒である。しかしながら、陳水扁氏の政治力とハーバードロースクールにも学んだ法律家としての見識は、簡単に中国共産党の餌食になるほどやわいものではない。

中国の謀略工作は日本でも常に展開されている。例えば沖縄も中国に取られる可能性も十分にあるのである。

現に、沖縄の自治体と日本の本土の自治体との間には中国の謀略によって、感情的な疎外感が生まれているのである。沖縄民衆に「自分達が本土とすべきは日本ではなく中国である。」という感情を植えつける謀略が行われつつある。中国は5年、10年、20年とかけて人々を洗脳する。

事前にこの芽を摘み取る運動を展開する必要が迫られている。共産中国に心を許してはならない。。。。

これは決して日本国と無縁の問題ではないのである。

コメント
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