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漢方薬の形状と名称

2010-01-03 16:24:17 | 東洋医学全般
先日「漢方アメリカOnline」を立ち上げたのですが、今回はご紹介する漢方薬の形状と名称についてお話をしたいと思います。

通常、漢方薬は粉状の物は、何々湯や何々散と称され、粒状のものは、球形のものを何々丸、平たいものを何々錠とか何々片などと称されています。

散薬や何々湯はそのまま服用するかお湯に溶いて服用します。それゆえ私たち漢方医学業界では漢方薬のことを「湯液(とうえき)」と称します。たとえば「あの先生は鍼灸医学と湯液の両方の論文をお書きになっている」というような言い方をするのです。

「漢方アメリカOnline」を見直してみると、その粒剤の多くを「片」と称していることに気がつきました。これは米国における漢方医氏たちの多くが、中国的な呼び方を多く取り入れているゆえんです。

しかし、在米日本人の方々には、「何々錠」と称したほうがなじみやすいかと感じましたので、近日中にこのなじみやすい名称に書き換えようかと考えています。

もちろん、漢方薬の内容はまったく同じものです。また、そのどれもが米国FDAの厳格な規格に合格した漢方薬剤を使ったものです。どうぞご安心をしてお使いください。

漢方アメリカOnlineをよろしくお願い申し上げます。

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