はい、私は極悪人です。
今朝、母親(85歳)を泣かせました。。。
事の発端は名前の話でした。私の名前は黒谷恵(くろたにけい)、今はこの名前が大好きです。
しかし、子供の頃は、相当ないじめられっこだったので、「おんなのなまえ」「めぐみちゃーーん」とからかわれ殴られる材料でした。
父親がいなくて喘息でアトピーで勉強のできないチビではなたれなのに生意気な転校生でしたので、大変な風当たりでした。
でも小学校6年のときに、半年間体を鍛えて、死ぬ気でいじめっ子を一人ひとりぶちのめして、やっと誰にも文句を言わせないようになりました。思えばあの頃から、「限界突破」の喜びを身につけたのかと思います。
急に強い力で反撃を始めたわたしに張り倒されたいじめっ子たちの驚いた顔が今でも目に浮かびます。
ちなみに、二十歳の頃は「和服の丸正」あたりから女の子だと思われて、「くろやめぐみさん」宛に着物の振袖のダイレクトメールが山ほど来たものです。「失礼しちゃうわ!」って感じです。。
さて、母の秋田の実家に住んでいる私の従兄弟は黒谷桂(くろたにかつら)といいます。
実家の職業は印鑑職人。屋号は黒谷印鑑本舗、お店の正面にはこの看板ですが、横から見せるための縦についている看板は、この屋号を略して「黒谷印舗」(くろたにいんぽ)。
大人たちは芸術とか読書人を気取っている人たちはこういうのを何も気にしてはいません。
もちろんいまの私もべつに、よろしいかとも思います。しかし、この名前と屋号を略した看板は、子供の私にとって、恐怖以外の何者でもありませんでした。インポとカツラ。。。。大変な組み合わせでではありませんか。。。
いじめられっこというのは、常に他人からいじめられる原因を作らないように息をひそめて暮らしています。当時の私は、東京の下町に住んでいて、自分で言わなければ絶対にばれないのに、秋田の親戚のこの看板といとこの名前の事が意地悪なクラスメートにばれて、「黒谷インポの黒谷かつらぁ~!」それも秋田なまりで、「クロタヌ、ぃんぽのクロダヌかぁづらぁ~!」とはやし立てられたら、俺はもう生きていけない。。。。とびくびくとしていたのです。思えば誠にばかな話ですね。ほとんどビョーキでした。
今朝、私の母は、あろうことに「本当は恵ちゃんの方に桂ちゃんとつけたかったのよ。桂(かつら)なんていいなまえだわ~」といいやがったのです!臨床関連で懇意にさせて頂いている、心理療法の大先輩がおっしゃっていたのですが、こういったときに人の心は、その当時の弱くて怖がりの子供の「けいちゃん」に一気に戻ってしまいます。
私の心に、あのときの恐怖と怒りと恥ずかしさが一気にフラッシュバックの如く現れてしまいました。「オレに桂(かつら)なんて最もいじめっこにとって、格好の材料になる名前なんか付けてやがったら、一生恨んだからな!女くせー名前だけでも十分いじめの材料にされてたのになに言ってやがんだぁ!」というと、母は「でも桂(かつら)は字も響きも文学的でいいなまえで、教養がある人はほめてくれる名前よ。。」と神経を逆なでするような事まで言い出す始末です。
「だから、教養人ぶる無神経ないなか者はでーきれえなんだ!子供のいじめの世界は無教養で、残酷で、陰険でひどい世界なんだ!先生もPTAもなにもしちゃあくれねーんだ!。。。。。。。」と母親が泣くまでまくしたててしまいました。
アー後味悪い。。。。でも変にすっきりした自分が嫌になりますね。。。はい、私は治療家としての資質に問題があるのかもしれません。患者さんが離れてゆく音がする。。。
またしてもちなみに、、、以前、深きょん主演の「未来講師めぐる」を観ていたら、偉大な歌手「星野源氏」演ずる塾の教師「江口ヒデオ君」が、常に同僚や生徒に「エロビデオ」とからかわれ、「オレは江口ヒデオ(えぐちひでお)だ!エロビデオではな~い!」と抵抗している場面は笑えました。。。
そんなわけで、心のねじくれている私は、いじめられっこがふとした勢いで人をあやめてしまったり、いじめを見てみぬふりをして相手にしてくれない教師がいる職員室に放火してしまったりする気持ちが痛いほどわかります。
みんながんばって限界突破をして、しあわせになってくれ!人生は楽しいんだ。
今朝、母親(85歳)を泣かせました。。。
事の発端は名前の話でした。私の名前は黒谷恵(くろたにけい)、今はこの名前が大好きです。
しかし、子供の頃は、相当ないじめられっこだったので、「おんなのなまえ」「めぐみちゃーーん」とからかわれ殴られる材料でした。
父親がいなくて喘息でアトピーで勉強のできないチビではなたれなのに生意気な転校生でしたので、大変な風当たりでした。
でも小学校6年のときに、半年間体を鍛えて、死ぬ気でいじめっ子を一人ひとりぶちのめして、やっと誰にも文句を言わせないようになりました。思えばあの頃から、「限界突破」の喜びを身につけたのかと思います。
急に強い力で反撃を始めたわたしに張り倒されたいじめっ子たちの驚いた顔が今でも目に浮かびます。
ちなみに、二十歳の頃は「和服の丸正」あたりから女の子だと思われて、「くろやめぐみさん」宛に着物の振袖のダイレクトメールが山ほど来たものです。「失礼しちゃうわ!」って感じです。。
さて、母の秋田の実家に住んでいる私の従兄弟は黒谷桂(くろたにかつら)といいます。
実家の職業は印鑑職人。屋号は黒谷印鑑本舗、お店の正面にはこの看板ですが、横から見せるための縦についている看板は、この屋号を略して「黒谷印舗」(くろたにいんぽ)。
大人たちは芸術とか読書人を気取っている人たちはこういうのを何も気にしてはいません。
もちろんいまの私もべつに、よろしいかとも思います。しかし、この名前と屋号を略した看板は、子供の私にとって、恐怖以外の何者でもありませんでした。インポとカツラ。。。。大変な組み合わせでではありませんか。。。
いじめられっこというのは、常に他人からいじめられる原因を作らないように息をひそめて暮らしています。当時の私は、東京の下町に住んでいて、自分で言わなければ絶対にばれないのに、秋田の親戚のこの看板といとこの名前の事が意地悪なクラスメートにばれて、「黒谷インポの黒谷かつらぁ~!」それも秋田なまりで、「クロタヌ、ぃんぽのクロダヌかぁづらぁ~!」とはやし立てられたら、俺はもう生きていけない。。。。とびくびくとしていたのです。思えば誠にばかな話ですね。ほとんどビョーキでした。
今朝、私の母は、あろうことに「本当は恵ちゃんの方に桂ちゃんとつけたかったのよ。桂(かつら)なんていいなまえだわ~」といいやがったのです!臨床関連で懇意にさせて頂いている、心理療法の大先輩がおっしゃっていたのですが、こういったときに人の心は、その当時の弱くて怖がりの子供の「けいちゃん」に一気に戻ってしまいます。
私の心に、あのときの恐怖と怒りと恥ずかしさが一気にフラッシュバックの如く現れてしまいました。「オレに桂(かつら)なんて最もいじめっこにとって、格好の材料になる名前なんか付けてやがったら、一生恨んだからな!女くせー名前だけでも十分いじめの材料にされてたのになに言ってやがんだぁ!」というと、母は「でも桂(かつら)は字も響きも文学的でいいなまえで、教養がある人はほめてくれる名前よ。。」と神経を逆なでするような事まで言い出す始末です。
「だから、教養人ぶる無神経ないなか者はでーきれえなんだ!子供のいじめの世界は無教養で、残酷で、陰険でひどい世界なんだ!先生もPTAもなにもしちゃあくれねーんだ!。。。。。。。」と母親が泣くまでまくしたててしまいました。
アー後味悪い。。。。でも変にすっきりした自分が嫌になりますね。。。はい、私は治療家としての資質に問題があるのかもしれません。患者さんが離れてゆく音がする。。。
またしてもちなみに、、、以前、深きょん主演の「未来講師めぐる」を観ていたら、偉大な歌手「星野源氏」演ずる塾の教師「江口ヒデオ君」が、常に同僚や生徒に「エロビデオ」とからかわれ、「オレは江口ヒデオ(えぐちひでお)だ!エロビデオではな~い!」と抵抗している場面は笑えました。。。
そんなわけで、心のねじくれている私は、いじめられっこがふとした勢いで人をあやめてしまったり、いじめを見てみぬふりをして相手にしてくれない教師がいる職員室に放火してしまったりする気持ちが痛いほどわかります。
みんながんばって限界突破をして、しあわせになってくれ!人生は楽しいんだ。