けい先生のつぼにくる話

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蜀椒(四川山椒)のシビレを楽しむ。 四川料理 重慶人家      

2017-03-11 14:24:52 | 食べ歩き


豆花牛

https://www.yelp.com/biz/sichuan-chong-qing-cuisine-san-mateo
また、このお店に行っちゃいました。
今回は、これまでに食べたことのある重慶風味酸辣粉と油葱餅と未開拓の一品を食べました。

これが今回初めて食べた、写真の豆花牛です。
オーダーをするときに、前に水煮牛を食べたら、辛くて死にそうになったよというと、「え?辛さを抑えられますよ」とのことでした。
四川料理のお店で、辛さを抑えろなんていうのは、申し訳ないと感じていたので、「辛さを抑えてくれ」という発想そのものがありませんでした。
じゃそれでいこうということになり、出てきたのがこの写真の料理です。

それでも結構、、辛かったのですが、すごくおいしいです。
オーダーをするときに「Less spicy」 あるいは「少辣」というとよいです。


蜀椒(しょくしょう)の粒です。(うまく写らなかった。。)

上に乗っているトウガラシはさすがに食べられないので、よけていると、蜀椒の粒が入っていました。おしろい花の種ぐらいの大きさで、茶色です。
蜀椒は川椒とも川花椒ともいわれ辛くはないのですが、いい感じに舌がしびれてクセにある味なのです。中国人はこのシビレ感を麻(マア)と表現しています。

この蜀椒の粒をこの料理に入っている豆腐や牛肉にこの粒をのせて食べてみましょう。
ぱぁ~~ん!とはじけるようなシビレ感が口の中に走ります。
あの、なんていうのか知らないのですが、駄菓子屋さんで売っている、口に入れるとパチパチとはじけるアメみたいな感じで、シビレが伝わってゆきます。
面白いので、何度もやって楽しみながら食べました。

ちなみにこの蜀椒は漢方薬でもあります。
例えば、当帰散とともに、妊婦さんの流産防止に使われる白朮散 (びゃくじゅつさん)にこの蜀椒が含まれています。
http://www.kanpouamerica.com/product/103

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