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けい先生のつぼにくる話

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傷寒とか傷風ってなに? 新型コロナをただのカゼ扱いする漢方的な理由。

2021-06-23 19:59:38 | 新型コロナウィルスじゃあ死にませんよ。


漢方医学的には、新型コロナも、SARSも、MARSも、すべてただのカゼ扱いであります。
本当に、ただのカゼ扱いです。

これは、西洋医学的な言葉では、上記のどれもが「呼吸器感染症」だからです。
どんな呼吸器感染症でも、「肺炎にまでこじらせなければ死なない。」ということを頭に入れておきましょう。

漢方医学的には、「傷寒(しょうかん)」とか「傷風(しょうふう)」といわれる「外感熱病」として処理をいたします。
流行り病が蔓延している時、それに感染する人としない人がいます。

1.感染するのは、そのヒトの体表(皮膚と呼吸器や消化器の粘膜)のバリヤーが弱っている、虚があるという状態です。このバリヤーの強化のためには、玉屛風散(ぎょくへいふうさん)が使われます。

2.長時間風に吹かれたり、外気の寒暖の差で負けた時、何かの外からの病気に襲われた時に、こちら側に虚があって負けそうなときに、皮膚や粘膜はバリヤーをはって寒気、暑気、病気から身を守り始めます。この時にヒトはゾクッと悪寒がいたします。皮膚の表面が締まるのです。粘膜の部分は、くしゃみや鼻水で外からの悪いものを駆逐しようといたします。かぜ薬では「くしゃみ一回ルル3錠」の状態ですね。
この状態で使われる漢方薬は、麻黄湯(まおうとう)、桂枝湯(けいしとう)、おなじみの葛根湯などがあげられますが、おのおの使うタイミングが微妙に違うので、葛根湯を飲んでおれば間違いありません。

3.続いて、その体表の邪気(寒気、暑気、病気などです。)を追い出そうとするために、発熱が始まります。
カゼを引いたら汗をかかせるというのはこの作用を助けるためですね。皮膚を境に外からの病邪と体内からの防御のせめぎあいです。
よくある「なんで発熱して暑いのに寒気がするの?」という質問の答えがこれであります。
この段階でも葛根湯あるいは小青竜湯でよろしいでしょう。

4.スキっと治りきらずに、3日以上たっても、熱っぽい、濃い鼻水や痰が出る、セキも出るという時があります。これは、体に残った熱が出きらず、こういう状態になったストレスが溜まっている状態です。
このステージでは小柴胡湯(しょうさいことう)を使うことによって、悪い熱が発散されて、精神的にも落ち着いて、疾病収束に向かいます。

新型コロナは、ただのカゼとして治療をすれば、誰でも簡単に自宅で治せます。そして、うれしいことに、ご自分の免疫力で作り上げた免疫抗体ができるので、ワクチン接種の必要がなくなります。これが最強最良にして最安全の免疫であります。

「漢方薬は苦手だ」という方は、週に1-2回足三里にせんねん灸をしておれば、玉屛風散や葛根湯以上の効果があります。これとウガイ手洗いを励行なさってください。これでじゅうぶんです。
これがお灸関連の記事です。
https://blog.goo.ne.jp/keisclinic/c/a93ebfc41b871f6b5724ce8c6bebed8d

もう一度言います。。「肺炎にまでこじらせなければ死なない。」のです。

西洋医学は科学者がその原因や病毒について徹底的に調べあげて、患者の体質や体力に関係なく、病毒の方を叩こうといたします。始めから無理があるということです。だから、ワクチンで死人が続出しています。

西洋医師とお話をしたときに、玉屛風散のお話をして、過去に「中国でSARSが猛威を振るったときに、これを服用して対応した救援隊は、SARSに感染をしなかったという事例がある。」と言いました。すると、
「いや!だから!SARSではなくて!新型コロナに効く漢方薬について聞いているんですよ!」とヒステリックな質問をしてくる医師たちがいました。
わたしは、「新型だろうが、SARSだろうが、カゼだろうが、漢方医学ではそういう概念ではありません。外感熱病すべてを防いで治せるのが漢方医学です。そして肺炎にまでこじらせなければ死にません。」と答えましたが、西洋医師は「けっ、ねえのかよ。。」という反応でした。。

病原を研究して、それと症状だけを叩こうとするのが西洋医学です。
本治(体質、体力、免疫バリヤー)と標治(目の前の症状)のバランスを考えるのが東洋医学です。

もちろんどちらの医学もバランスよく取り入れることが大切なのですが、今回の西洋医学による動物治験のないワクチン、そして接種後の死亡者の比率を無視して接種の圧力をかけてくる事実に寒気を感じます。むしろ、この寒気で病気になりそうです。


新型コロナウィルスでは死にません。
コロナは弱毒、バイオテロというより、メディアテロです。
感染してもカゼとして自宅で治せます。
マスクが体を壊します。ワクチンは、、打ちません。
どっしりと構えておりましょう。
大丈夫、だいじょうぶ。。

漢方アメリカOnline 
http://www.kanpouamerica.com

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