こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。
さわやかな天候が2日続きました。
今日は暑くなるということですが、湿気さえ少なければ、少々暑くても気持ちがいいですね。
わたしは(今日は「僕」を使おう)大学を就職活動ひとつせずに卒業し、フリーターのままアルバイトで稼いでいました。
その頃もらっていた給料は当時の大卒の人よりも多かったようです。そんなこともあり、将来何になりたいかという目標も全然なく、ただ毎日のんべんだらりと過ごしていました。
給料の大半は本の購入と、映画、そしてぶらり一人旅に消えていました。もちろん親不孝もので、家には一銭も入れていませんでした。
なんとまあ今から振り返ると、バカな生活をしていたのでしょうか。
その頃の僕に会うことができるのなら、もっと早くコピーライターの勉強をしろと言いたいところです。
でもその頃のバカな生活が、後の、コピーをつくる上での実経験としてすごく役には立っていますので、あながち無駄ではなかったなとは思っています。
大学(経済学部です)を卒業する前からお世話になっていたあるケーキ屋さんで、そこが経営していた喫茶店でアルバイトをそのまま続けていました。
最初はフロア係だったのですが、後にはカウンターの中に入り、いっぱしの顔をしてコーヒーなども、ネルのドリッパーを使って入れていました。
そこでは自分で勝手にアイスクリームを手作りしたり、自分なりのドレッシングを考案したりして、プロのまねごとをして悦にいっていました。
暇な時にはカウンターの中で、近所の本屋さんで買った本を読んでいました。
その本屋さんとはなじみになったので、新刊案内用に出版社から送られてくる見本も数冊もらったこともあります。
皆さん、出版社から来るその見本ってご存知ですか。
全集などを刊行する時にその見本をつくるわけなんですが、外の箱や表紙などの装丁は、実際に出版されるものと同じなんですが、中に印刷されている文章は50ページぐらいしかありません。突然途切れて、後は最後まで白紙なんですね。
用紙は最後のページまできちんと装丁されているんですが、真っ白。
これはおもしろかったですね。どんな業種でもこうした、外にいるとわからないことがたくさんあります。
これもその本屋さんで、ほとんどの純文学の新刊を僕が買っていたので、サービスとしてくれたのです。
小さな本屋さんでしたので、個人の客では多分僕がいちばんの上得意だったと思います。
だってその当時でも、一人で月に1万円以上の本を買っていたのですから。
純文学の単行本だけではなく、漫画週刊誌も1誌毎週買っていました。
その本屋さんでは、いつも僕のために取っておいてくれました。
「週刊漫画アクション」です。
「クレヨンしんちゃん」で有名になり、昨年でしたか、荒船山でなくなった臼井儀人さんは、“しんちゃん”の前に「だらくやストア物語」というとても面白い漫画で、初めて「漫画アクション」にデビュー(?)しました。
この「「だらくやストア物語」は「だらくや」というスーパーマーケット(キャラクターは、なんとラクダでした)の従業員にスポットを当て、様々なキャラクターをおもしろおかしく描いていて、いつも笑っていました。
この連載が終わって、その後に連載を始めたのが「クレヨンしんちゃん」です。
その中で今でも覚えているのが“6時半の男(5時半の男?だったかな)”です。
スーパーでは今は定番になっている、閉店前の値下げシールを、忍者のようにサッサッサと手裏剣の手さばきで貼っていく特技を持った男を描いたものです。
その他にもいろいろなキャラクターが登場しましたが、これは絶対に作者はこの業界に勤めていなければ描けないほどのリアルさがありました。
この漫画の記憶だって、その後実際に自分がスーパーの広告をつくるようになって直接の役には立っていませんが、スーパーのバックヤードに実際に立ってみると、そのリアルさがよくわかるようになり、事前の知識としては役に立っています。
僕は自分のこんな卒業後の数年間の、のんベんだらりと過ごした期間を、最初の頃は無駄だと思い悩みましたが、後々コピーライターという職業を選んだ時から、すごいプラスになっているという思いがあります。
あなたももしかしたら、今過ごしている時間を無駄だと悩んでいるようなことがあるようでしたら、そんなことはない、きっと未来の自分に役立っているはずだと考えて、プラス思考で乗り切って欲しいものです。
またお店の運営で今のところうまくいかないで、試行錯誤を繰り返し悩んでいる方は、この試行錯誤が後々になって生きてくるということを信じて、もうちょっとがんばってみませんか。もうちょっとで明かりが見えてくるはずです。
今日はまたとりとめもないことを、長々と綴ってしまいましたね。
それでは今日はこれで。
▼あ、そうそう、下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。
消費者目線のマーケティング
繁盛店になりたいか!
「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」
あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所
http://www.shakatsu.co
E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。
さわやかな天候が2日続きました。
今日は暑くなるということですが、湿気さえ少なければ、少々暑くても気持ちがいいですね。
わたしは(今日は「僕」を使おう)大学を就職活動ひとつせずに卒業し、フリーターのままアルバイトで稼いでいました。
その頃もらっていた給料は当時の大卒の人よりも多かったようです。そんなこともあり、将来何になりたいかという目標も全然なく、ただ毎日のんべんだらりと過ごしていました。
給料の大半は本の購入と、映画、そしてぶらり一人旅に消えていました。もちろん親不孝もので、家には一銭も入れていませんでした。
なんとまあ今から振り返ると、バカな生活をしていたのでしょうか。
その頃の僕に会うことができるのなら、もっと早くコピーライターの勉強をしろと言いたいところです。
でもその頃のバカな生活が、後の、コピーをつくる上での実経験としてすごく役には立っていますので、あながち無駄ではなかったなとは思っています。
大学(経済学部です)を卒業する前からお世話になっていたあるケーキ屋さんで、そこが経営していた喫茶店でアルバイトをそのまま続けていました。
最初はフロア係だったのですが、後にはカウンターの中に入り、いっぱしの顔をしてコーヒーなども、ネルのドリッパーを使って入れていました。
そこでは自分で勝手にアイスクリームを手作りしたり、自分なりのドレッシングを考案したりして、プロのまねごとをして悦にいっていました。
暇な時にはカウンターの中で、近所の本屋さんで買った本を読んでいました。
その本屋さんとはなじみになったので、新刊案内用に出版社から送られてくる見本も数冊もらったこともあります。
皆さん、出版社から来るその見本ってご存知ですか。
全集などを刊行する時にその見本をつくるわけなんですが、外の箱や表紙などの装丁は、実際に出版されるものと同じなんですが、中に印刷されている文章は50ページぐらいしかありません。突然途切れて、後は最後まで白紙なんですね。
用紙は最後のページまできちんと装丁されているんですが、真っ白。
これはおもしろかったですね。どんな業種でもこうした、外にいるとわからないことがたくさんあります。
これもその本屋さんで、ほとんどの純文学の新刊を僕が買っていたので、サービスとしてくれたのです。
小さな本屋さんでしたので、個人の客では多分僕がいちばんの上得意だったと思います。
だってその当時でも、一人で月に1万円以上の本を買っていたのですから。
純文学の単行本だけではなく、漫画週刊誌も1誌毎週買っていました。
その本屋さんでは、いつも僕のために取っておいてくれました。
「週刊漫画アクション」です。
「クレヨンしんちゃん」で有名になり、昨年でしたか、荒船山でなくなった臼井儀人さんは、“しんちゃん”の前に「だらくやストア物語」というとても面白い漫画で、初めて「漫画アクション」にデビュー(?)しました。
この「「だらくやストア物語」は「だらくや」というスーパーマーケット(キャラクターは、なんとラクダでした)の従業員にスポットを当て、様々なキャラクターをおもしろおかしく描いていて、いつも笑っていました。
この連載が終わって、その後に連載を始めたのが「クレヨンしんちゃん」です。
その中で今でも覚えているのが“6時半の男(5時半の男?だったかな)”です。
スーパーでは今は定番になっている、閉店前の値下げシールを、忍者のようにサッサッサと手裏剣の手さばきで貼っていく特技を持った男を描いたものです。
その他にもいろいろなキャラクターが登場しましたが、これは絶対に作者はこの業界に勤めていなければ描けないほどのリアルさがありました。
この漫画の記憶だって、その後実際に自分がスーパーの広告をつくるようになって直接の役には立っていませんが、スーパーのバックヤードに実際に立ってみると、そのリアルさがよくわかるようになり、事前の知識としては役に立っています。
僕は自分のこんな卒業後の数年間の、のんベんだらりと過ごした期間を、最初の頃は無駄だと思い悩みましたが、後々コピーライターという職業を選んだ時から、すごいプラスになっているという思いがあります。
あなたももしかしたら、今過ごしている時間を無駄だと悩んでいるようなことがあるようでしたら、そんなことはない、きっと未来の自分に役立っているはずだと考えて、プラス思考で乗り切って欲しいものです。
またお店の運営で今のところうまくいかないで、試行錯誤を繰り返し悩んでいる方は、この試行錯誤が後々になって生きてくるということを信じて、もうちょっとがんばってみませんか。もうちょっとで明かりが見えてくるはずです。
今日はまたとりとめもないことを、長々と綴ってしまいましたね。
それでは今日はこれで。
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繁盛店になりたいか!
「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」
あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所
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E-mail:k1948f@nifty.com
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