言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

節電義務は解除されたけど

2011-09-10 09:47:22 | 売上アップ
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

また夏に逆戻りのような暑さになりました。
今日はさらに暑くなるという予報です。



▲この写真は昨日の夕方、わが家の玄関前から撮影した夕焼けです。
きれいだったので、デジカメを持ち出し、撮影しました。


政府がつい数日前に東北と関東地方の節電義務を解除しましたが………。
しかし解除されたからといって、じゃあ元の通りに使おうという企業はおそらく皆無でしょう。
15%節約のシステムを国の要請であれなんであれせっかく作り上げたのですから、今の通りにやっていれば、経費がそのまま15%節約できるのですから。

このシステムのおかげで、私が毎週お邪魔している太田市でも、地元の基幹産業である自動車(富士SUBARU)の工場関係が変則稼働になり、それにある程度依存していた小売業ーー特に飲食関係ーーが少なからず打撃を受けています。

というのは、それまでは一般的な土日曜休業で、その休みに従業員家族はそろって外に遊びに出かけたり、食事に出たりしていたのが、水木曜休業になり、土日曜は就業になったせいで、そこに勤めている従業員の家族そろってのお出かけということが少なくなったのです。

それは自動車会社の本体工場だけのことではなく、そこに部品を供給している二次、三次の企業もそろって土日曜就業、水木曜休業を余儀なくされますから、その影響はずいぶんと広がっているわけです。

それじゃ同じように土日休みにしようというわけには簡単にはいかないのが小売業です。
いくら基幹産業が大きいといっても、その企業以外で働いている市民をも大勢いるわけで、そのようなお客様はいつも通りの土日曜、もしくは日曜休みの方が多いわけで、それではこちらも水木曜休みに、と簡単に追随するわけにはいかないのです。

その結果、普段休んでいた日曜日も営業することになったお店もあります。
しかしたの日も休むとほかのお客様にも迷惑をかけるということで、従業員のシフトを組み替え、なんとかしのいでいるようですが、店主が疲れきっている店もあります。

かといって今まで通りの休業シフトで営業している店では、家族客が減り、そのせいで売り上げが落ちてきているという店もあります。

そういった店に私がアドバイスするのは、今までは立地的にメインのお客様はその工場関係者が占めていたのですが、その体制をいったんご破算にして、もう一度お客様の絞り込みを考え直しましょうということです。

もちろん今まで店を盛り上げてきてくれたお客様はこれからも大事にしていきますが、もうひとつのお客様の核をつくれるようにメニュー構成や食材の見直しから、テーブルの配置等に至るまで、店の全体を見直すようにしましょうということですね。

簡単にはそれはできません。時間もかかります。
しかし逆に考えれば、こういう逆風の時だからこそ見直しができるのだとポジティブに考えていけば、自ずと新しい店の形態も徐々にではありますが、できてくるのではないかと思っています。

いかがでしょうか。


それでは今日はこれで。


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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