言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

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コピーライターになりたいか<25>

2011-09-12 10:02:48 | コピーライターになりたいか
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日2回目の投稿です。

この<コピーライターになりたいか>というカテゴリーでは、50回連載限定で、コピーライターになりたい人や、キャッチコピーを作りたい経営者の方向けにコピーとは何だということを解説しています。
かつてメルマガで配信していたものの再録ですが、貴重なアドバイスが含まれていますので、読んで損はありません。
(なお配信は原則毎週1回月曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)

それでは第25回目です。

25.自分の言葉がたいせつ--自分の言葉で書こう


コピーライターにとって、商品や企業は自分のものではありません。
商品や企業の代わりになって、というか、それになり切って、売り込むため、よく知ってもらいためにコピーでアピールします。

でも、その商品や企業は自分ではありません。全然関係ないかも知れませんし、もしかしたら、一生のうちで1回も関わらないかも知れません。
それでも、それになりきって、アピールするコピーを書かなければなりません。

もしかしたら、それは自分の趣味に合わない商品かも知れない。極端にいうと、最悪なことに、嫌いかも知れない。
それでも仕事として、それをアピールしなくてはならないというジレンマ。

そんな時、みなさんはどうしますか。
売れっ子のフリーのコピーライターであれば、断ることもできます。しかし、大半のコピーライターは、さらにプロダクションや代理店に所属しているコピーライターには、そういうわがままは許されません。
たとえフリーであっても、そんなことをすれば次から絶対に仕事は、来ないでしょう。

だから、やらなければならない。
だから、やる。
しかしそのやる時の態度で、コピーの出来は違ってきます。
嫌々やっつけて、それでもいいのができたとしても、きっと人を感動させるものではないものになっていると思います。
それは、自分の言葉で語ってはいないから。本当は嫌なんだけど、仕事だから作りました、というようなところがどこかに出てくるでしょう。

まあ、それでも広告なんだから、そんなに深読みされることってないから、良いコピーだね、なんてほめられてそれはそれで通り過ぎてしまうかも知れません。
でも、同業者の鋭い目はごまかせないんです。ああ、これはおざなりにした、やっつけ仕事だ、と見抜かれてしまうんですね。

そして、次からはあんなやつには仕事を出さないでおこう、ということになることだってあるかもしれません。それはきっとあなたの仕事のキャリアには、決していいこととして残りません。マイナスイメージがつきまといます。
たったひとつのマイナスイメージで、仕事をなくしてしまうことだってあります。
ライバルはいくらでいるんですから。

ライバルでなくても、コピーライターなんてどこにでもいるんだですから。だから、仕事は仕事だときっぱり割りきって、嫌な商品でも、その商品になりきって、良いコピーを作るべきだと思います。
良いコピーとは、真面目にその商品になりきって、その商品をアピールすることです。

真面目に書くということは、自分の言葉で書くということです。
どこかから拝借してきた言葉ではなく、自分で咀嚼して、自分で感じたことを言葉にする
実際に味わってみないことには、その味は判りません。

もしかしたら、嫌いだったのは、食わず嫌いだからだったかも知れないじゃないですか。
実際に味わってみると、その本当の味が判る。おや、これにこんなおいしいところがあったのか、という発見があるかも知れません。
それなら、それで儲けものなんです。

そんな僥倖は、まあ少ないですが、プロとしてその与えられた仕事をきちんとこなしましょう。
自分の言葉で書くということは、そういうことだと思うんですね。プロというのは、どんなことにも差別感覚なく、その与えられたものと真正面からつき合うこと、なのではないでしょうか。

いかがでしょうか。

<26>へつづく。

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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やっとコストコ、行ってきました

2011-09-12 09:28:19 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


蒸し暑い日が続きますね。
あなたは夏バテなんかしてませんよね。
今日も朝から蒸し暑く、がんばろうと起きたところで、めげてしまいます。
月曜日からこんなことじゃいけないなと思いながら、恨めしい蒸暑に泣き言を。

昨日近郊にできたコストコに、ついでがあったのでやっと行ってきました。
相変わらず列ができているなあと思ったら、そこは会員登録の列でした。

気を取り直して店内に入りましたが、入り口で会員証を見せないともちろん入らせてくれません。
でも一人が持っていれば、大丈夫。

店内は大勢の人でごった返していました。
お昼どきに行ったので、どのレジの前も10メートル以上の三重の列。
その列のせいで、売り場を横切るためには、列を横切らなければなりませんでした。
あれは敷地面積の制約もあるでしょうが、設計のミスでしょうね。
レジはIKEAと同じ方式で、レジの前の大きなレーンに商品を並べていくんですね。

クレジットカードは1種類、オリジナルのものしか使えないので、たくさん購入する時は万札以上持っていかなければならないのはちょっとがっかり。
テレビやパソコンなんかの高額商品でも現金だとちょっと考えてしまいます。

商品は日本の有名メーカーのものもたくさんあるのですが、やはりコストコのPBも多いですね。
日本のメーカーの食品はすべて大袋入り。コストコ専用で作っているのでしょうか。
大きくできないものは3個とか5個セットになって、とにかく一度にたくさん販売するようになっています。

ピザだって四角で、半端ない大きさ。あれを焼くには4つに切らなくちゃ、日本の調理器具じゃ無理そう。
テレビで何度か紹介されていたので、それほど驚くものはなかったのですが、ラルフローレンのシャツがあったのにはちょっとびっくり。

調剤薬局もあるんですね。誰が会員証を入手してまで、あそこでくすりを買うのでしょうか。
もちろん会員証を持っている人がついでに、ということなんでしょうね。

眼鏡もありました。
JINSや眼鏡市場等がひしめいている市場で、果たしてコストコでの購入者がどれほどいるのかは疑問です。

全体的に見て、私ら少人数家族にはちょっと購入がしんどいようなものばかり。
もちろん賢くて仲良しの主婦たちが店外で分ける、という光景もテレビではありましたが、昨日見た限りでは駐車場でそんな光景はもちろん見ませんでした。

私が買ったのは、大好きな黒棒がたくさん入ったパックひとつと、木村屋の食パン(もちろん3斤)の2種類だけ。
ベーグルも好きなので買おうかなって思いましたけど、味が4種類で、ひとつのパックに同じ種類のベーグルが5つも入っていて、それがより取り2パックでということなので、やめました。

バラエティさを求めると、ここでは買えません。調味料だって主要な商品しかありませんし、細かなことを言う私のような買い物客には合わないようです。
もちろんコストコだって、それは承知した販売方法で、大量に購入してくれるお客様が上得意ですからね。

そんな中で面白いなと思って写真を(内緒で)撮ったのが、これです。
▼イラストを入れてもらえるケーキです。このケーキも四角で、でかい(確か48人分とか書いてあったような)。丸くするとロスが出るからでしょうか。



絵柄が何種類もあって、その中から好きなものを入れてもらえます。

倉庫タイプなので(だから店名はコストコ前橋倉庫店)、一度見るともういいかなって思いました。

価格はもちろん安いですが、思っていたほどの安さではなく、中には単価計算すると、スーパーよりも高いものもありました。
この群馬県は、関東地方の中でも価格に置いてはどこにも引けを取らない激安地域ですので、それほどの感動はなかったのでしょうね。もう慣れていますから。

でも車のナンバーを見ると、近県から来たお客様も多いようです。
それでこの店はずっと繁盛していくのでしょうね。北関東道の前橋南インターを降りれば1分という立地条件ですから。


それでは今日はこれで。


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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