言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

買物を楽しんでいただくということ

2011-09-20 09:47:46 | アイデア・事例
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

昨夜少し雨が降りました。
その後急に温度が下がり、半袖では寒いほどに。
妻が「急にねえ、何この涼しさ!」
それに応えて、わたしの一言。「さっきの雨が、季節の変わりを知らせにきてくれたんだよ」
なんとまあコピーライターらしい一言、と自画自賛。

というところで本題に。
▼これはあるスーパーで見かけた面白いコーナーです。



『宝物探し』
ここには賞味期限間近の商品や、セットもののバラになったものなど、定番ゴンドラでは販売できない商品を集めて、販売していました。
どのスーパーでもこのコーナーはあります。

特に生鮮品の傍には必ずあります。
カートを使っているのがほとんどですね。中にはゴンドラの中にそのコナーを設けている場合もあります。
でもだいたいそのコーナーの名前が「お買い得コーナー」であったり、まだ名前があるのはいい方で、全然なく、ただ値下げシールを貼った商品を並べているだけのところも少なくありません。

でもこの店はそういった商品を『宝物』と名付けて、おまけに「コーナー」等という当たり前すぎる名前にしないで、“探し”というように、お客様にお得な商品を探すというエンタテインメントを提供しているんですね。

やっていることは同じだよと言ってしまえばにべもないことですが、こうしたちょっとした遊び心を与えてくれるお店にはゆとりが感じられますね。
少しでもお客様にお買い物を楽しんでいただくということを常に考えているから、こうしたネーミングも出てくるのです。

お買い物をエンタテインメントとしてお客様に楽しんでいただく、そういったことを忘れているお店も最近は何だか多くなってきたように思うのはわたしだけでしょうか。

商店街の個店だって、そういったエンタテインメント性を忘れていなければ、今のようなていたらくにはなっていなかったのではないかなと、個人的には思います。
まあ本当は、その他にも様々な要因があって今に至っているわけなので、一概には言えませんが、商いにはエンタテインメントもちょっぴり必要だと思いませんか。

難しいことを考えるのではなくて、本当に上記のような簡単なことでもいいんです。
今すぐにでもできるなんことです。
今すぐにでも。


それでは今日はこれで。


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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