こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日は2回目の投稿です。
このカテゴリーは基本的にフィクションです。
販促経営コンサルタントの本田というわたしの分身を登場させて、様々な経営再生の様子を描写していきます。
内容はフィクションですので、モデルそのものはありませんが、実際に自分が経験したことも混じっていますので、これを読むあなたにもずいぶんと参考になることが出てくると思います。
あなたの経営改善のヒントにご自由にお使いください。
(なお配信は原則毎週1回水曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)
「ある学習塾の変身<第2部>(その2)」
「そんなことだけでは、根本的にこの日進塾の経営がうまくいくということではありません」
と本田がまた言い始めた。
「まあそうですよね、今のはほんのてこ入れというだけですからね」
「今までお聞きしたところから思うんですけど、生徒の数も頭打ちですし、これからはさらに生徒の数と言いますか、パイそのものが減っていくわけですから、それを取り合いするということはとにかく疲れるだけで、労のわりには益が少ないと思いませんか」
「じゃあ、どうしろと?」
「生徒の範囲を広げませんか」
「生徒の範囲を? って」
「何も小学生や中学生、高校生だけが生徒じゃないということを考えませんか」
「え?」
「団塊の世代以上ですよ」
「はあ?」
「ほら、仕事をリタイアしたあと、もう一度きちんと学びたいという人がけっこういるじゃないですか。でも大学に行くのは受験しなければならないし、そこまでしてやるのもどうかなあっていう人の方が多いんじゃないでしょうかねえ。そういう人たちを生徒として募集するんですよ。もう一度小学校、中学校の勉強を真剣にしてみませんかって」
「なるほどねえ」
「そうなるとお孫さんにも教えることができますよとか、お孫さんとのコミュニケーションの幅が広がりますよってアピールするんです。どうせ昼間はここ空いているんでしょ。講師の方も少し増やして、2交代ぐらいにしてまわしていけば、まったく倍の講師人数にしなくてもできると思いますが」
「同じテキストを使うこともできるしーー」
「そうなんですよ。今の設備やテキスト、すべて新しくする必要なないんです。そのまま利用できて、空き時間をうまく埋めることができるんです。それが一番のメリットですね。家賃が上がるわけでもないでしょうから」
「面白いですね。青春よ、もう一度ということですね」
「そうです。テレビだって今そういったクイズも多いですし、それができると、家の中でもまた存在感がデルからって、けっこう評判になると思うんですが。名づけて『オトナの学習教室』開講!」
「いいですね、それ! 前向きに考えてみます」
「それじゃ政治家だ」
「あ、そうか。ぜひやってみます。本田さん、いちからちゃんと企画してくれますか」
「考えてみましょう」
「よかった。これで何とかこの日進塾も新しい方向性で存続どころか、もっと繁盛することができるという見通しが尽きました。ホントにありがとうございました」
「いえ、お役に立てればありがたいです。ところでもうひとつちょっとしたアイデアがあるんですけどね………」
「え、どんな?」
それはまた違う話だ。
(それはここでは発表しません。みなさんも考えてください)
おわり
(このストーリーは、リアル体験を元にしたフィクションです)
それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
あ、そうそう、下記のメルマガ「繁盛店になりたいか!」をぜひお読みください。
繁盛店になりたいか!
基本的に毎週月曜日の配信です。もちろん無料です。
今すぐにアクセスして、登録してください。
群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所
http://www.shakatsu.co
E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)
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「今までお聞きしたところから思うんですけど、生徒の数も頭打ちですし、これからはさらに生徒の数と言いますか、パイそのものが減っていくわけですから、それを取り合いするということはとにかく疲れるだけで、労のわりには益が少ないと思いませんか」
「じゃあ、どうしろと?」
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「生徒の範囲を? って」
「何も小学生や中学生、高校生だけが生徒じゃないということを考えませんか」
「え?」
「団塊の世代以上ですよ」
「はあ?」
「ほら、仕事をリタイアしたあと、もう一度きちんと学びたいという人がけっこういるじゃないですか。でも大学に行くのは受験しなければならないし、そこまでしてやるのもどうかなあっていう人の方が多いんじゃないでしょうかねえ。そういう人たちを生徒として募集するんですよ。もう一度小学校、中学校の勉強を真剣にしてみませんかって」
「なるほどねえ」
「そうなるとお孫さんにも教えることができますよとか、お孫さんとのコミュニケーションの幅が広がりますよってアピールするんです。どうせ昼間はここ空いているんでしょ。講師の方も少し増やして、2交代ぐらいにしてまわしていけば、まったく倍の講師人数にしなくてもできると思いますが」
「同じテキストを使うこともできるしーー」
「そうなんですよ。今の設備やテキスト、すべて新しくする必要なないんです。そのまま利用できて、空き時間をうまく埋めることができるんです。それが一番のメリットですね。家賃が上がるわけでもないでしょうから」
「面白いですね。青春よ、もう一度ということですね」
「そうです。テレビだって今そういったクイズも多いですし、それができると、家の中でもまた存在感がデルからって、けっこう評判になると思うんですが。名づけて『オトナの学習教室』開講!」
「いいですね、それ! 前向きに考えてみます」
「それじゃ政治家だ」
「あ、そうか。ぜひやってみます。本田さん、いちからちゃんと企画してくれますか」
「考えてみましょう」
「よかった。これで何とかこの日進塾も新しい方向性で存続どころか、もっと繁盛することができるという見通しが尽きました。ホントにありがとうございました」
「いえ、お役に立てればありがたいです。ところでもうひとつちょっとしたアイデアがあるんですけどね………」
「え、どんな?」
それはまた違う話だ。
(それはここでは発表しません。みなさんも考えてください)
おわり
(このストーリーは、リアル体験を元にしたフィクションです)
それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
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