こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。
今朝は日差しもなく、空一面を薄いコールドグレー色の雲が覆っています。
今日一日このまま雲が覆い続けるという予報です。
南部の東京などでは雨もあるとか。
冷たい一日になるようです。
さて、一昨日は「ガイアの夜明け」を見ました。
IKEAとウエンディーズを取り上げていました。
IKEAはご存知のように大きな店舗で、家具とインテリアや雑貨を販売しています。
私もけっこう好きなので数回行ったことがあります。
群馬からだと、一番近い三郷店まででも、クルマでゆうに3時間はかかるのでそんなに頻繁には行くことはできません。
一時前橋南モールに出店するという噂があり、喜んだのですが、決まったのは違う国内家具チェーンでした。
今の家を新築したときにも出かけて、いくつか揃えました。
でも大きいものだとクルマで積んでいけないので、配送になります。
結局気に入ったもので他の家具店よりも安く手に入ったところで、その配送代金がけっこう高くて、がっかりしたこともありました。
番組では、その「大きい」という問題が、今IKEAでは難問らしいです。
日本の住まいは「尺」モジュールで、欧米では「メーター」モジュールです。そこには数cmの差があります。
例えば廊下の幅でいうと、尺モジュールでは約180cm。しかしメーターモジュールでは2mになります。そこで約20cmの差がでてきます。
最近の住まいはほとんどのメーカーがメーターモジュールを採用しているので、だんだんと少し大きい住まいが増えてくるとは思いますが、それでも基本は日本では尺の家ですからね。マンションやアパートなども尺モジュールが一般的だと思います。
IKEAの家具は世界標準なので、日本の住まいにはちょっと大きいんですね。
ですからお客様はたくさん来店しても、買っていくのは雑貨ばかりで、なかなか大きい家具は、来客のパーセンテージからすると売れなかったということで、今回新たに、日本の標準スタイルの3LDKの部屋をそっくり店内に作り、そこにもIKEAの家具はうまく収まる、ということをアピールするようにしたということです。
これは私たちが昔、80年代に盛んにもてはやしたビジュアル・マーチャンダイジングですね。
当時は担当していたホームセンターのインテリアコーナーにそれを提案し、実際に自分たちでも並べて展開したことがあります。
しかしどうもしっくりとはいかなかったことを憶えています。
なぜしっくりいかなかったのかというと、それはどうしてもいろいろなメーカーの寄せ集め商品群でしかなかった、ということです。
色も、スタイルも、素材も統一というにはほど遠い展開で、さらに言っては悪いんですが、あまりセンスのいい商品が当時のホームセンターには入っていなかったので、どうしても田舎のリビングというような感じにしかなりませんでしたので、見事に失敗したという苦い経験があります。
しかし今回のIKEAのチャンレジは全品自社製品なので、ひとつのテーマで統一することができるので、うまくできたと思います。
今度お正月にでも“見に”行こうと思っています。
今の時代こそ、私たちが昔先走った、ビジュアルマーチャンダイジングが生きる時代なんじゃないでしょうか。
ひとつ気になることを店長が言ってました。
今世界で考えても住まいの部屋の大きさが小さくなってきているので、この日本的な試みが世界標準になると言うこと。
そこで思ったのですが、それじゃもうひとつ突っこんで、家具そのものも世界標準でダウンサイジングした方が、さらに販売促進になるのでは? ということです。
それでこそ日本のIKEAが世界標準になるのではないかなということ、ではないでしょうか。
唐突ですが、あなたの会社で世界標準を狙えるものはありますか?
TTP交渉も始まりますが、世界にもし打って出るのなら、世界標準を目指してほしいものです。
しかし何も世界に合わせなさいというのではありません。
むしろ、自分たちの商品の標準に世界がついてくるようにがんばろうという意味です。
それでこそTTPの価値が出るというものです。
それでは今日はこれで。
上記へのご意見やコメントは下記メールまでお願いします。
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。
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お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。
消費者目線のマーケティング
繁盛店になりたいか!
「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」
あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所
http://www.shakatsu.co
E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。
今朝は日差しもなく、空一面を薄いコールドグレー色の雲が覆っています。
今日一日このまま雲が覆い続けるという予報です。
南部の東京などでは雨もあるとか。
冷たい一日になるようです。
さて、一昨日は「ガイアの夜明け」を見ました。
IKEAとウエンディーズを取り上げていました。
IKEAはご存知のように大きな店舗で、家具とインテリアや雑貨を販売しています。
私もけっこう好きなので数回行ったことがあります。
群馬からだと、一番近い三郷店まででも、クルマでゆうに3時間はかかるのでそんなに頻繁には行くことはできません。
一時前橋南モールに出店するという噂があり、喜んだのですが、決まったのは違う国内家具チェーンでした。
今の家を新築したときにも出かけて、いくつか揃えました。
でも大きいものだとクルマで積んでいけないので、配送になります。
結局気に入ったもので他の家具店よりも安く手に入ったところで、その配送代金がけっこう高くて、がっかりしたこともありました。
番組では、その「大きい」という問題が、今IKEAでは難問らしいです。
日本の住まいは「尺」モジュールで、欧米では「メーター」モジュールです。そこには数cmの差があります。
例えば廊下の幅でいうと、尺モジュールでは約180cm。しかしメーターモジュールでは2mになります。そこで約20cmの差がでてきます。
最近の住まいはほとんどのメーカーがメーターモジュールを採用しているので、だんだんと少し大きい住まいが増えてくるとは思いますが、それでも基本は日本では尺の家ですからね。マンションやアパートなども尺モジュールが一般的だと思います。
IKEAの家具は世界標準なので、日本の住まいにはちょっと大きいんですね。
ですからお客様はたくさん来店しても、買っていくのは雑貨ばかりで、なかなか大きい家具は、来客のパーセンテージからすると売れなかったということで、今回新たに、日本の標準スタイルの3LDKの部屋をそっくり店内に作り、そこにもIKEAの家具はうまく収まる、ということをアピールするようにしたということです。
これは私たちが昔、80年代に盛んにもてはやしたビジュアル・マーチャンダイジングですね。
当時は担当していたホームセンターのインテリアコーナーにそれを提案し、実際に自分たちでも並べて展開したことがあります。
しかしどうもしっくりとはいかなかったことを憶えています。
なぜしっくりいかなかったのかというと、それはどうしてもいろいろなメーカーの寄せ集め商品群でしかなかった、ということです。
色も、スタイルも、素材も統一というにはほど遠い展開で、さらに言っては悪いんですが、あまりセンスのいい商品が当時のホームセンターには入っていなかったので、どうしても田舎のリビングというような感じにしかなりませんでしたので、見事に失敗したという苦い経験があります。
しかし今回のIKEAのチャンレジは全品自社製品なので、ひとつのテーマで統一することができるので、うまくできたと思います。
今度お正月にでも“見に”行こうと思っています。
今の時代こそ、私たちが昔先走った、ビジュアルマーチャンダイジングが生きる時代なんじゃないでしょうか。
ひとつ気になることを店長が言ってました。
今世界で考えても住まいの部屋の大きさが小さくなってきているので、この日本的な試みが世界標準になると言うこと。
そこで思ったのですが、それじゃもうひとつ突っこんで、家具そのものも世界標準でダウンサイジングした方が、さらに販売促進になるのでは? ということです。
それでこそ日本のIKEAが世界標準になるのではないかなということ、ではないでしょうか。
唐突ですが、あなたの会社で世界標準を狙えるものはありますか?
TTP交渉も始まりますが、世界にもし打って出るのなら、世界標準を目指してほしいものです。
しかし何も世界に合わせなさいというのではありません。
むしろ、自分たちの商品の標準に世界がついてくるようにがんばろうという意味です。
それでこそTTPの価値が出るというものです。
それでは今日はこれで。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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