言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

ピクトグラムコミュニケーション

2011-12-22 08:48:46 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

曇っています。
冷えています。
冷たいです。
今夜からさらに強い寒波がやってくるということです。
いよいよホワイトクリスマスか? なんてね。
そういえば去年も今頃寒波がやってきて、うまく行けば雪が………ということだったのですが、雪は降らなかったですよね。違ったかな?




▲この写真は、あるおそば屋さんのトイレにあった男女別の表示サインです。
オカメとヒョットコという超日本的な表示に、思わず携帯で撮影してしまいました。

これは実際のお面で表したものですが、イラストになると、これらのサインはピクトグラムといって、言語が共通でなくても、ここは何の、どういった場所なのかとわかるサインのことを言います。

大阪万博で大々的に用いられてから、日本中に広がったということですが、日本では昔からーー特に江戸時代、商いの店には、まだ字が読めない人もいたので、絵でここは何の店かわかるようにした店が増え、日本らしいピクトグラムの歴史が本格的に始まったようですね。

そこから江戸っ子はしゃれが入るようになり、考えないと分からない絵看板もたくさん登場しました。
板に大きく一文字「ゆ」という文字があるのは、もちろん風呂屋ですね。
造り酒屋では、店頭に杉の葉で作った球体=杉玉をぶら下げましたが、これは今でも残っているところがあります。
他には将棋の駒を吊るした店。これは質屋さんで、「金」になるということのシャレです。
現在の地図記号で、銀行は分銅になっていますが、これも江戸時代の両替屋の名残です。

ちょっと話が外れていきましたが、看板(サイン)というものの第一目的は、文字がなくても、それが何を意味しているかということがすぐにわかってもらうためのものです。

ですから、道路などをクルマで走っていると、いやが上にも看板が目に入りますが、そんな中でもよく分かるのはイラストが書かれているもので、他には文字数が少なく、端的に表現されているものがいいサインであって、看板なのに、いろいろ細かく文字が書かれているものもたくさん目に入りますが、そんな文章は、信号待ちとか渋滞でのろのろ走るとき以外は全然読まれないものと覚悟しなければなりません。

サインというものは端的であるべきなのです。
その中ではピクトグラムで表されたサインは、世界共通の言語とも言うべきものではないでしょうか。

これからはさらに国際化が進んでいきますので、ますますピクトグラムが必要とされてきます。
あなたの会社やお店でも、そういったことを頭に入れて、店内表示を誰にでもわかるような、そして外国の人にも直感でそれが何なのか分かるようなピクトグラムをデザインしてみませんか。

またメニューをピクトグラムにしてみるというような遊びもあっても面白いですね。


それでは今日はこれで。
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