言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

あなたのお店はお客様第1主義ですよね

2011-12-27 09:38:04 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

朝からよく晴れていますが、日本海側では大雪です。
一昨年の今頃から去年の5月まで半年間でしたが、毎月新潟でのコピーのコンサルがあって、行っていました。
その年も例年にない大雪だと地元の人が言っていましたが、今年の雪はそれ以上だということです。
あのときも、道では1車線つぶして雪が2m以上も積み上げられていました。
真冬の上越高田の想い出が蘇りました。

学習塾のHさん、今年も大雪でたいへんでしょうね。


さて、あなたのお店はお客様第1主義ですよね。もちろん。

「今日は雪だから、お客はもう来ないだろう。店を早めに閉めてしまおう」

「雪でお客は来ないなあ。でも、もしかしたら、どうしても必要な商品をうちに買いにきてくれるかもわからないから、いつも通り、いつもの時間までは開けておこう」

上記なら、あなたはどちらの経営者ですか。
後者の方だと胸を張って言えますか。

前者は、お客様第1主義だと言いながら、自分ために商いをしている人ですね。
後者は自分のためもありますが、その前にお客様のためを思っています。

もちろん開けておいても結果として一人も来ないということがあります。
しかしもしかしたら、どうしても必要なものが手元になくて、雪をおして買いにきた場合、明かりのついている店が見えた場合のうれしさは、格別です。
それがたったひとつの100円ぐらいのものであっても、価値としては何万円にもなります。

店を早く閉めたら、明かりや暖房などの電気代も節約できるし、経費的に見ると早く閉めた方がいいに決まっています。
でも対お客様のこととして考えると、たった一人のお客様を大事にすることで、そのたった一人のお客様が数人にも、数十人にも増えていきます。

目先の経費を考えるのが得策という考え方ももちろんあります。
しかし商いとして考えると、やはりそこではお客様の視点が大事なのではないでしょうか。

昔のセブンイレブンのキャッチフレーズじゃないですが、お客様が「ああ、開いてて良かった」と思うときの安堵感が、いちばん大切なのではないでしょうか。

どこもかも閉まっている中で、明かりのついた店を見つけたときのほっとしたあの感じ。
そのお客様の視点を忘れないで商いを続けほしいなと思います。
何も閉店時間を延長させろと言っているのではないです。
たとえその日が、大雪であってもいつもの時間までいつものように営業している店であってほしいと言っているのです。
それでこそのお客様第1主義の店ではないでしょうか。

それでちょっと思い出したのですが、ドラマ「北の国から」のワンシーンです。

夜更けのラーメン店(だったと思います)の中で、親子3人が話をしながらラーメンを食べています。
途中子ども(純)の箸が止まり、親(五郎)の話を俯きながら聞いていると、店主がまだ中にラーメンが残っている鉢を下げにきます。
そこで五郎が怒ります…………。

このシーン、店主は自分のこと、自分の店のことしか考えていないということがよく分かります。
下げていいかとひと言も聞かないで、箸が止まっているからもういいのだろうと勝手に判断して食器を下げるという行為は、お客様のことは全然考えていないということですね。
確かに閉店間際で、早く切り上げたいというのはよく分かりますが、お客様がいるかぎり、その空間と時間はお客様のものです。

もう一度お聞きします。
あなたのお店はお客様第1主義ですよね。



それでは今日はこれで。
経営や販促のご相談は24時間いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。

また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)