言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

関係のないものからヒントを得る?

2015-10-04 09:57:06 | スキルアップ

こんにちは。
お店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。



今朝も快晴から始まりました。
秋の空。

天高く馬肥ゆる秋、という言葉は、本来は厳しい言葉だということを知っていますか?

これは中国の春秋戦国時代にできた言葉で、秋の収穫時になると、敵がこの収穫物を求めて攻めてくる、という言葉です。

脅威を自覚し、備えを厳しなければならない、という言葉ですね。

現在ではただ単に、馬も肥えるほどの秋の収穫は豊富だ、などと呑気に思える言葉ですが。

時代が変わると、もともとの言葉の意味も、全然違って捉えられるようになってくるんですね。


さて、本題です。

昨日テレビのバラエティを見ていました。

日本の生産現場を外国の関係者を呼んで見せるという、最近ではとてもいい企画のバラエティです。

昨日は椎茸栽培でした。


そこでは椎茸を栽培するためにとても必要なこととして、椎茸に刺激を与える=菌を植え付けている原木や容器をたたくということがありました。

なぜたたくのか、その元になった話をしてくれればもっとバラエティらしく面白かったんですが。

なぜたたくのか=刺激を与えるのか、というと、昔椎茸栽培をしていると、雷が鳴った後必ず椎茸の成長が早くなるということを発見したんですね。


なぜ雷が鳴ると椎茸の成長が早くなるかというと、それは昨日も説明されていましたが、椎茸が自然の脅威を感じて、何か恐ろしい音とか、振動とかが子孫繁栄の妨げになるのではないかと感じて、子孫を繁栄させなければと焦るわけですね。

それを発見した人が素晴らしいですね。

これはよく観察していないと、因果関係もわからないのではないかと思います。

おもしろかったのは、そうした“たたくとよく成長する”ということが、外国の椎茸栽培者にまで伝わり、同じようにたたかれているということですね。


そのように見ていて、ふと思ったことがあります。


乳牛を育てる際に、どこかの牛舎がやっていることですが、乳牛にモーツアルトを聴かせると牛乳の出がよくなるとかなんとか。


もし面白いことを考える人がいて、椎茸に“たたく”という刺激ではなくて、音楽、たとえば先述のモーツアルトや逆にビートルズなどを聴かせたらどうなるのか、それをやってみたら面白いのになあと、思ったんです。

どんな椎茸が育つのか、やってみませんか?


また、他の生産現場でもいいんですが、そうした本来考えられないような育て方をしてみるということも、これからの時代やってみてもいいのではなでいしょうか。

トマトのハウス栽培時に、ロックを流してみるとどうなるか、それこそ枝をゆすぶってみるとどうなるのか、などと。

それがもしかしたら、とんでもない素晴らしい生産物ができあがる可能性だって、あるんですから。


どんなに素晴らしいアイデアも、最初は何かからヒントを得るものです。

日本は明治の昔から、そうして外国のものも取り入れ、改良を加えてオリジナルを作ってきたという経緯もあります。

もともとそういったことに素晴らしい才能を持っている民族なですね、日本人は。


自分の関わっていることに、全然違ったものからのヒントを与えてみるということは、これからの時代にぜひとも必要なスキルでもあるのではないでしょうか。



それでは、また明日。

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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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