こんにちは。
お店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
昨日はほとんど陽が出ることもなく、出ても薄曇りで、ちょっと冷気が勝つような天候でした。
今朝もまだ雲は晴れなくて、雨さえ降ってきそうな黒っぽい雲が空を覆っています。
もちろん気温も低く、それ以上に陽が出ていないので、冷気感もあります。
スマホの予報を見ると、雲の多い一日のようです。
さて、本題です。
昨夜というか昨日の夕方、飛び込んできたノーベル医学生理学賞の受賞ニュース。
号外も出たようですが。
それ以上にわたし的に感心のあるのは、もちろんTTPの大筋合意っていうニュースですね、やはり。
わたしは単純に、関税がTTP合意でなくなるのかと思っていたのですが、単純にはなくならないんですね。
関税率が下がり、数年後にはなくなる可能性もあるという、何かちょっと肩すかしを食ったような気がしました。
これはもちろんわたし自身の勉強不足で、何も知らない者が言っているだけのことで、みなさんはもっと詳しく知っていたのかもしれませんが。
ニュースなどを見ているとだいたい輸入についての論及ばかりで、何か違うぞという気があなたはしませんか?
入った来る商品、素材の関税率が下がるということももちろんなんですが、こちらから輸出する商品の相手国の関税率も下がるか、なくなるか、なんです。
そこのところも同じようにいうべきなんですが、こういうときは本当にマスコミというのは、自分たちに都合のいいこと=関心を持ってもらえること=危機感のあることのみを大げさに伝えるという悪弊が、いまだに続いています。
と言うか、さらにひどくなって来ているように思えます。
だから池上彰さんのような方が分かりやすく解説すると、みんなが“目からうろこ”感を感じるわけです。
ひとつのニュース=出来事があれば、そこには裏も表も、というか、両面の見方が必ずあります。
マスコミで報道されるのはほぼ片方に寄りがちです。
ですから、そこから以上は、参考にするだけで、後は自分で考えなければならないことです。
自分で考えていくことで、マスコミのニュースを鵜呑みにすること以上に、真実に近づいていくことができるのではないでしょうか。
テレビで紹介される繁盛店も、裏には様々な思惑があります。
そのまま伝えられることを鵜呑みにしていたら、えらい目に遭いますよ。
さて、次は昨日からまた始まったノンフィクション的フィクションで、今日はその第2回目です。
ここからどうぞ。
「え?」
「もっと胸を張ったらいかがですか。いい仕事、されてるんですから」
「いやあ。私なんか………」
本田は、なんだかうまく斉藤部長にやり込められてしまいそうな雲行きだった。
さすがは小さくても金融機関の部長だな、と本田は内心びくびくしていた。
基本的に本田は気が小さいのだ。
何とか話を本題に持っていこうとした。
「ありがとうございます。ところで早速なんですが、何か私にお話があるということで」
「はい。じゃあ本題に入りますか。山口君、だいたいのところを説明いてくれるかな」
「はい。それではちょっと説明します」
と言って話は本題に入っていった。
山口が話し始めた。
「実は、新しい商品を企画したいのですが、今までは金庫内で会議をして、じゃあ次はこういった商品を出してみようかというようなことで、まあある程度だいたいの時代背景を眺め、それに合わせた金融商品を企画してきました」
「金融商品というものはだいたいそんな感じで出していているんですよ。
しかしずいぶん前になりますが、東京の城南信用金庫が出した懸賞金付定期には当時びっくりさせられました。
法律改正である程度自由なインセンティブが認められるようになりましたが、そのとたんにあれがきたときは、本当に驚きましたし、金融機関でもこんなことがやれるのか、と頭をが~んと殴られた気がしましたね」
と斉藤部長が言葉を入れた。
山口が続けた。
つづく
それでは、また明日。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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