言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

群馬県って?

2015-10-21 10:04:21 | 観光

こんにちは。
お店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。



雲を通して薄く陽がさしてきています。

薄曇りというんでしょうね。

昨夜も雲が多くて、流星群は見られませんでした。

娘がまだ中学生ぐらいの頃からですか、流星群が現れるたびにマスコミにも盛んに報道されようになったこともあり、数回真夜中に起き出して見にいったことがあります。

今はもう起きるのが辛いというか、そんな気にもなりませんね。

歳をとったってこと?
そうかもしれない。


さて、本題です。

昨日、あるバラエティを見ていました。

地方出身者と東京出身者を集めて、それぞれ司会者が話を振っていくという番組です。

と言うと、もう何の番組か分かっちゃうけど。


で、群馬出身の芸人がひとりいて、彼が言っていました。

群馬って聞いて何を思い浮かべます?
「こんにゃく? ネギ?」

「でしょ。じゃあこんにゃくを食べに行こうって思います? ネギを食べに行こうって?


まあ、思わないわな、誰も。


そこでじゃあどうすべえか、となって昨年から(?)群馬県では、「すき焼き応援県」ということで、“すき焼きの群馬”として打ち出していこうということでやっているんですが、なかなかどうして。


以前わたしも、このコピーの件でいちゃもんをつけました。

“すき焼き応援”ってどういうことだよって。

何で「すき焼き県」と言い切らないんだ、と。

応援というのは自分が第三者に立っての目線であり、外からせっせとフレーフレーと言ってるのに過ぎないわけで。


そうした中、先日やっとマスコミが取り上げてくれて、あるニュースワイドショーの中で数分特集されていました。


で、その中で前橋でインタビューしたVTRがあったんですが、誰もそれほどすき焼きを食べないし、肉は牛じゃなくて前橋では豚が主流だと。


「すき焼き応援県」というのは、群馬で特徴が出せる、何か外に向かってアピールできるものがあるかという議論になった時に、すき焼きの材料がすべてて群馬県内で揃うからというだけのことで、単純にじゃあそれで行こうというようなことになったらしいんですが。

上州牛もやっとブランド牛の仲間入りをしつつあるということだし、ネギも日本一の下仁田ネギもあるし、糸こんにゃくだって本場だし、というわけで。


しかし、県民のほとんどはそれほど親しんでいないものを、これからはそれだと意気込んでみても、基礎がないんだから、難しいものがあるんじゃないのかなあ。

まあ10年も言っていれば、少しは浸透するだろうけど、それもまずは県民のみなさんに、もっと上州産の食材ですき焼きを食べようと、そちらの方から運動を進めていくべきじゃないんでしょうか。


温泉が多いんだけど、「温泉県」は大分にとられちゃうし、うどん文化もあるんだけど、「うどん県」も香川にとられちゃうし、あげくの果てにやっと「すき焼き県」だと思ったら、「すき焼き応援県」だって。

何から何までやることなすこと、ひとつふたつ遅いというか、抜けているというか。

県の魅力度ランキングの最下位争いもむべなるかな、ですよね。


まあ、県の次世代産業振興戦略会議の観光部会のメンバーである自分が言うのもなんですが。



それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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