ごっとさんのブログ

病気を治すのは薬ではなく自分自身
  
   薬と猫と時々時事

結婚するメリットは高齢者にも、心臓病やガンまで

2024-10-17 10:35:29 | 文化
私の世代は皆結婚世代ですので、友人の中でも結婚していないのが一人いるだけです。それが現在は生涯未婚率も高くなり、結婚しない、できない人がどんどん増加しているようです。

ここでは結婚のメリットを紹介しますが、あまり意味はないのかもしれません。人間科学の専門家によると、夫婦は運動の機会を増やしたり、喫煙や飲酒を減らしたりより良い食事をとったりすることによって、互いの健康を改善したり保ったりするよう助け合っているとしています。

こういった数多くの要因が、うつ、心理的苦痛、高血圧、炎症などに関連するリスクを減らし、死亡率を下げるのに役立っています。しかしこうした利点は結婚しているすべての人が得られるのか、というのがここのテーマとなっています。

結婚がメンタルヘルスに良い影響を与えることを示す根拠は豊富にあるようです。調査では既婚者は未婚者に比べて自尊心、人生の目的意識、帰属意識が高く、より幸福である可能性が高いことが示されています。

その理由のひとつには、身体的な接触や親しい交わり、頻繁な愛情表現が、ドーパミンやオキシトシンといったいわゆる幸せホルモンを分泌することが挙げられます。そうした夫婦はまた孤独を感じることも少なく、心血管疾患や死亡の確立されたリスク要因が孤独となっています。

幸せな結婚生活を送っている人たちは、独身者よりもストレスを感じにくいことが分っています。この点は男性の方が女性よりも多くの恩恵を受けています。その理由として人間関係でのストレス要因に対しては、女性の方が男性よりもネガティブな反応を示す傾向にあるようです。

また既婚者はうつ病になる確率が低く、うつ病になった場合でもその後の経過が比較的良好になります。身体的な健康へのメリットも同様に根拠があります。結婚は冠状動脈性心疾患、糖尿病、ガン、脳卒中にかかった後の生存に良い結果をもたらすことが分っています。

加えて既婚者はガンのリスクも低くなっています。100万人以上の患者を対象とした大規模な研究では、既婚者は転移ガンになる確率が17%低いことが分っています。

この様な数々の要因が、既婚者は独身者よりも長生きするという研究結果が、アジアやヨーロッパなど世界各地で報告されています。献身的な人間関係を結んでいる人は、病気やガン治療、手術からの回復が早いことが分っています。

このように結婚によるメリットがたくさん出ていますが、実際面で本当に受けられるか疑問はありますが、孤独でいるよりは良さそうな気がしています。