私は若いころから血圧が低く、上が110いかないことがほとんどでした。医師も特に不都合なことが無ければこのままでよいという事で、放置していました。
さすがに77歳になると120〜130程度に上がってきましたが、年の割にはまだ低血圧といえるようです。これから寒くなると高血圧に留意すると言われており、食事や運動などによって改善するとされています。
ただ私は血圧はいわば体質のようなもので、なかなか変わらないものと思っています。高血圧を放置してまずいのは、血管にダメージを与えるからといわれています。粥状硬化といって、血管の内壁に悪玉コレステロールなどが入り込んでプラークとなり、蓄積して血管が狭くなります。
すると臓器に酸素が行き届かなくなり、狭心症や一過性脳虚血発作が起こってしまいます。粥状物質が破裂して血栓ができると、血管が詰まって心筋梗塞、脳梗塞が起きます。脳や腎臓の細かい動脈が硬化する細動脈硬化は、進行すると脳出血を招きます。
こうした脳梗塞や脳出血は、認知症のリスク要因となります。寒くなると血管が縮んで血圧が上がりやすくなるのに加え、ヒートショックの問題もあります。温度の急激な変化で血圧が大きく変動し、心臓や血管に負担がかかって心筋梗塞や脳卒中を引き起こしやすいのです。
高血圧の人は薬による血圧コントロールが必要ですが、その際に注意点が2つあります。ひとつは数値の細かい変動に一喜一憂しないことです。血圧は測定時のストレス、測定前の行動などの影響を受けやすく変動しやすいものです。
決まった時間に落ち着いた状態で測定し、医師にチェックしてもらい必要に応じて薬の処方となるのが良いようです。もうひとつは低すぎる血圧を放置しないことです。降圧剤で下げた場合、低すぎると脳への血流が悪くなり、小さな脳梗塞を起こしやすくなります。
さて着替えは料理と並んで認知症の病状の進行がどれくらいかを見る目安となります。着替えはほとんどの人が小さいころから身に着けている行動ですから、経験値の差がある料理と比べて容易にチェックできます。着替えは結構難しい行動といえます。
洋服の立体的な構造を頭に思い浮かべ、それに伴って体を動かしいくつもの工程を経なければなりません。いずれもアルツハイマー型認知症の人にはにがてなことなので、病状が進行すると洋服の脱ぎ着が困難になるのです。
この様に血圧の把握や、ちょっとした行動の変化により認知症を見分けることができるようです。いつもの行動に変化がないかを気を付けることは必要かもしれません。
さすがに77歳になると120〜130程度に上がってきましたが、年の割にはまだ低血圧といえるようです。これから寒くなると高血圧に留意すると言われており、食事や運動などによって改善するとされています。
ただ私は血圧はいわば体質のようなもので、なかなか変わらないものと思っています。高血圧を放置してまずいのは、血管にダメージを与えるからといわれています。粥状硬化といって、血管の内壁に悪玉コレステロールなどが入り込んでプラークとなり、蓄積して血管が狭くなります。
すると臓器に酸素が行き届かなくなり、狭心症や一過性脳虚血発作が起こってしまいます。粥状物質が破裂して血栓ができると、血管が詰まって心筋梗塞、脳梗塞が起きます。脳や腎臓の細かい動脈が硬化する細動脈硬化は、進行すると脳出血を招きます。
こうした脳梗塞や脳出血は、認知症のリスク要因となります。寒くなると血管が縮んで血圧が上がりやすくなるのに加え、ヒートショックの問題もあります。温度の急激な変化で血圧が大きく変動し、心臓や血管に負担がかかって心筋梗塞や脳卒中を引き起こしやすいのです。
高血圧の人は薬による血圧コントロールが必要ですが、その際に注意点が2つあります。ひとつは数値の細かい変動に一喜一憂しないことです。血圧は測定時のストレス、測定前の行動などの影響を受けやすく変動しやすいものです。
決まった時間に落ち着いた状態で測定し、医師にチェックしてもらい必要に応じて薬の処方となるのが良いようです。もうひとつは低すぎる血圧を放置しないことです。降圧剤で下げた場合、低すぎると脳への血流が悪くなり、小さな脳梗塞を起こしやすくなります。
さて着替えは料理と並んで認知症の病状の進行がどれくらいかを見る目安となります。着替えはほとんどの人が小さいころから身に着けている行動ですから、経験値の差がある料理と比べて容易にチェックできます。着替えは結構難しい行動といえます。
洋服の立体的な構造を頭に思い浮かべ、それに伴って体を動かしいくつもの工程を経なければなりません。いずれもアルツハイマー型認知症の人にはにがてなことなので、病状が進行すると洋服の脱ぎ着が困難になるのです。
この様に血圧の把握や、ちょっとした行動の変化により認知症を見分けることができるようです。いつもの行動に変化がないかを気を付けることは必要かもしれません。