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眠気覚ましのカフェイン入り飲料の適量は

2023-06-10 10:38:52 | グルメ
あまり眠気覚ましを目的にはしていないのですが、コーヒーは好きで毎日飲んでいます。

昔はドリップ式のパックで淹れていたのですが、最近は面倒になりスーパーなどでペットボトル入りやキャップ付きの缶コーヒーを買って飲むことが多くなりました。

カフェインの効果をいろいろ聞くことが多くなりましたが、色々な面で効用が証明されているようです。カフェインは眠気を覚ましたり、集中力を高める、利尿作用によるむくみの改善のほか、脂肪燃焼を促す効果なども期待されています。

一方で多量摂取による中毒の例などもあり、取りすぎには注意が必要な成分でもあります。カフェインはコーヒー、お茶、エナジードリンク、炭酸飲料の一部、チョコレートなどに含まれており、大体の含有量は以下の通りです。

1杯当りもしくは1本あたりの含有量で、単位はミリグラムです。コーヒー60、煎茶20、ほうじ茶20、紅茶30、エナジードリンク50〜150、チョコレート7となっています。

エナジードリンクや清涼飲料水は商品によって含有量に大きな違いがありますが、その記載は任意とされていますので注意が必要です。一般にコーラ類は50程度で、予想以上に多いと言えるのかもしれません。

カフェインは摂りすぎるとめまいが起きる、心臓がどきどきする、吐き気がするなど具合が悪くなったりなかなか眠れないといった状態になります。日本人を対象にした目安となる量は報告されていませんが、諸外国では示されています。

その主なものは、欧州食品安全機関:体重1キロ当たり3以下であれば急性毒性の懸念はなく、1回あたり200以下の摂取であれば健康リスクは増加しない。カナダ保健省:最大1日あたり400を推奨(マグカップ約3杯)。

WHO:妊婦はカフェインが多すぎると低出生体重や流産のリスクが高まる可能性がある。英国食品基準庁:妊婦のカフェイン摂取量は1日200以下とすることがリスクの低下につながる。

かなりばらつきはありますが、60キロの成人がコーヒーを1日2杯を飲んだり、エナジードリンクを2本飲むと1日あたりのカフェイン摂取量の目安程度となるようです。

カフェインの身体への影響(感受性)は、人によって違うことが分かっています。そのため体質にもよりますが、成人の場合でもカフェイン量が多い飲物は1日2杯程度がお勧めといえるでしょう。

摂取したカフェインは通常3〜7時間で濃度が半減するといわれています。結局適度な量をというのはどんなものでも存在しますので、あまり飲み過ぎないよう注意する程度で十分楽しめそうな気がします。


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