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遅くなりましたが2022年「科学ニュース10選」

2023-01-07 10:35:28 | その他
例年年度末にその年の科学ニュースのまとめを書いていましたが、昨年はどうも気に入ったものが見つかりませんでした。

新年になってからいろいろ見ていったところ、なかなか良いまとめの記事がありましたので、少し遅くなりましたが紹介します。

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の「超絶美画像」公開
これは宇宙望遠鏡から限りなく遠い宇宙の赤外線画像が撮影されたというものです。これは人類が見た中で一番古い銀河系や、二つの銀河系が衝突する姿、星が生まれようとしている姿など天体学者も驚くようなもののようです。

私は宇宙に興味がないため細かいことは分かりませんが、ニューストップになるような重大な画像とのことでした。

月面探査を目指す「アルテミス計画」の発ミッション完了
人類の月面着陸を目指す米国の「アルテミス計画」は、2022年最初の無人ミッションが完了し、有人飛行に向けて一歩前進しました。

新型ロケットの打ち上げに成功し、搭載されていた宇宙船「オリオン」が26日間かけて月の周りで試験飛行を行い、無事地球に帰還しました。これも月面探査で新しいことが分かるのか疑問ですが、確実にステップを踏んでいるようです。

ヒト脳細胞をネズミに移植
スタンフォード大学の研究者が、ヒトiPS細胞から作った脳細胞の塊をネズミの赤ちゃんに移植したところ、ネズミの脳がヒト脳細胞を受け入れて神経がつながったと発表しました。

移植した人の脳細胞はネズミの脳と共に成長し、脳全体の6分の1ほどを占めるまでに成長しました。この部位はネズミがひげから感知できる刺激に反応する場所で、ネズミのひげに風を吹きかけるとヒト脳細胞が反応し、ネズミがヒト脳細胞を自分のものにした様子がうかがえるようです。

このように移植した脳細胞の神経がつながったのは初めてのことです。昨年はブタの心臓をヒトに始めて移植するという異種移植が進みましたが、予想以上に他種移植の可能性が広がったような結果といえそうです。

ヒトの血液からマイクロプラスチックが見つかる
最近は海洋などのプラスチック汚染が問題になっていますが、オランダの研究者たちが人間の血液からも検出されたと発表しました。

中でも多く検出されたのは、飲料用ボトルに使われるPET(ポリエチレンテレフタレート)や使い捨て容器や包装に使われるポリスチレン由来のマイクロプラスチックでした。私はこの問題は単に廃棄物処理の問題と考えていますが、おかしな方向に規制がかかっているような気がします。

その他項目だけ記載します。
充電も無線通信も可能な「ゴキブリサイボーグ」
生きた皮膚を持つ指型ロボット
ネズミも音楽にノリノリになる
口の中で卵をふ化させる魚はたまに卵を食べていた
赤ちゃんには「背中スイッチ」ではなく「お腹センサー」がある
最後の走馬灯は実在する

これが2020年の科学ニュースですが、あくまで注目の事項であり重大ニュースとは言えないような気がします。


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