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気候変動に関する評価報告書に異議

2021-09-12 10:27:15 | 時事
2021年8月にIPCCから最新の報告書が発表されました。もちろんこの日本語訳を読んだわけではなく、関連するニュースを拾い読みした程度です。

私の立ち位置としては、「気候変動に関する政府間パネル」の略称であるIPCCをかなり胡散臭い組織と認識しています。

ここからは色々な報告書やコメントが発表されていますが、二酸化炭素(CO2)が気候変動の原因であるという基本で、科学的であるかのようでいて実は非常に恣意的な政治的なものであると捉えています。

私は地球上のすべての元素は、何万年という短い期間では一定に保たれているというのが基本です。ですから炭素も例外ではなく、CO2や動植物に固定されたり、化石燃料になったり鉱物に固定されたりしていますが、基本的には一定量存在しています。

大部分がCO2となっていますが、その大部分は海の水に溶けて存在しています。IPCCの報告書では、国際社会が温室効果ガスの排出を止めなければ、地球温暖化が進み差し迫った災害が発生するという暗い予測を含んでいます。

また小氷河期(14世紀から19世紀半ば)の終わり以後の温暖化の原因が、化石燃料の燃焼による人間のCO2排出によるものと結論付けています。私はこの地球温暖化がCO2によるという説には疑問を持っています。

確かに近年温暖化し、大気中のCO2濃度も上昇していることは確かです。しかし気温(海水温)が上昇すれば、気体の溶解度は低下しますので、海に溶けていたCO2が大気中に放出されます。つまり気温とCO2濃度は比例するのが自然の活動と言えます。

IPCCの報告書では、太陽からのエネルギーは常に一定であり、気候変動には関与しないということが基本となっています。この辺りはあまり詳しくないのですが、太陽は他の星と同じように活動が変化するといわれています。

太陽の表面に見える黒点の存在で、その数は約11年の周期で変化しています。またより長い周期でも変化し、例えば小氷河期の1645年から1715年は黒点がほとんどない期間で、太陽の活動が低下していた時期と重なります。

ですから近年の地球温暖化は、太陽活動が活発になったことが大きな原因で、人間がCO2の排出を減らしてもあまり関係ないと思っています。

森林伐採や石油の燃焼など、人間の活動でCO2が増えていることは確かと思いますが、それが気候変動という地球規模の影響を与えることはないと思っています。

日本の首相も2050年には温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするなどという政策を掲げていますが、単にIPCCに踊らされているだけのような気がします。

日本の複雑で精緻な技術によって出来上がった内燃機関(ガソリン車)を単純な電気自動車に変えることは、欧米のメーカーを喜ばすだけで終わるような気がします。


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