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「喜寿」とは何歳のお祝い、意味や由来

2024-01-21 10:33:21 | 文化
先日私は誕生日で、ついに77歳となってしまいました。「喜寿」のお祝いですが、ケーキを食べたぐらいで特別なことはしていません。

ついでに長寿の祝いについて調べてみましたが、結構知らないことがあります。なおこういった長寿の数え方は、昔は数え年で行っていたようですが、現在はほぼ満年齢を使っているようです。

数え年とは、生まれた日を1歳として、元日(1月1日)を迎えるたびに歳をひとつずつ足す数え方で、誕生日とは関係なく年齢が決まるもので、現在ではほとんど使われていません。

満年齢は生まれた日を0歳として、誕生日が来るごとに1歳ずつ歳を加算していくもので、明治時代に入ってからはこれが主流となっています。

さて長寿の祝いには「還暦」「禄寿」「古希」「喜寿」「傘寿」「米寿」「卒寿」「白寿」「百寿」などがあります。

このうち最も有名なのが60歳の「還暦」でしょう。これは十二支と十干の組み合わせ(干支、えと)が60通りあることに由来し、人が生まれて60年目でこの干支が一巡するため、生まれた時と同じ暦に還るという意味を表わしています。

この時のシンボルカラーが赤ですので、赤いちゃんちゃんこなど赤いものを送る風習は今でも残っているようです。次が66歳の「禄寿」ですが、これは元々なかったものが、平成14年に日本百貨店協会により誕生したとされています。

いわばデパートの売り上げのための陰謀のようなものですので、知らなくて当然かもしれません。70歳の「古希」は唐の詩人の「人生七十年古来稀なり」に由来しており、カラーは紫とされています。

次が私が到達した「喜寿」ですが、これは喜の字を草書体で書くと七十七に見えることに由来しています。このカラーも紫で、私も好きな色ですので、何か紫色の記念品を買おうかと思っています。

その後80歳の「傘寿」、88歳の「米寿」、90歳の「卒寿」、99歳の「白寿」と続いています。私が若かったころは、77歳の老人というとよぼよぼのじいさんというイメージがありましたが、いざその歳に自分がなるとまだ十分動ける気がします。

それでも週1回テニススクールに行っていますが、腰が痛くなったり、足が動かないなど歳を実感することが増えてきました。こういった文章を考えるのも、昔に比べて時間がかかってしまうような気もします。

それでもまだやりたいことはできていますが、これがいつまで続けることができるのかを、考える歳にはなってしまったような気がします。そろそろ終活を真剣に考えるべきかもしれません。


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