第40回全国女子駅伝が京都で行われました。
昨年はコロナ禍で中止となったので2年振りの開催です。
なお広島で予定されていた男子駅伝は、今年も中止を余儀なくされました。
金メダリストの高橋尚子や野口みずきも、かつて故郷代表選手として走った古の都大路を
中学生・高校生・社会人が襷を繋ぐ‥これぞ日本人が大好きな≪THE EKIDEN≫です。
そして今日は青森県出身で長い間、陸上女子長距離競技界を牽引してきた
福士加代子選手の駅伝ラストランとあって、楽しみにしていました。
福士選手は9区のアンカーとして22位で襷を受け、沿道の人々の拍手に笑顔で応えたり
時には涙ぐんだりしながら10キロを疾走しました。
過去の全国駅伝では区間賞を6回獲得。そのうち5回は9区でマークしたもの。
2004年に刻んだ30分52秒は、18年間に渡って抜かれていない不滅の記録です。
今大会は京都の二連覇で終わりましたが、記録よりも記憶に残る福士選手のイダテン振りに
『長い間ありがとう お疲れさまでした あっぱれ~』を‥。