4月6日、今年度のNHKラジオ講座『古典講読』がスタートしました。
土曜夕方と日曜早朝のラジオ視聴は難しいので、専ら聴き逃し配信のお世話になります。
全52講座の第1回は、「はじめに~『湖月抄』でたどる『源氏物語』」と題して
紫式部『源氏物語』の注釈書である北村季吟の著『湖月抄』の解説から始まりました。
江戸時代末期に出版された『湖月抄』は、『源氏物語』の入門書として広く読まれており
森鴎外がドイツ留学する際に妹へ買い与えたとか‥
樋口一葉や与謝野晶子も、此の『湖月抄』があったから難解な原文を読めたのだとか‥
島内講師の興味深い解説に、益々此の先の放送が楽しみになりました。
来週の第2回は「桐壺の巻」‥いよいよ本文スタートです。
暫く振りに2階の本棚で休眠中の『谷崎源氏』を開いてみようかしらねぇ
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