kimitsuku独り言

日々の暮らしから感じたあれこれを
ひとりブツブツ独り言

上には上が…

2011年11月09日 | 日記
          
 買ったばかりのIL DIVO最新DVDを観ながら、友人と追っかけファン談義。
彼女の友人の一人が、猛烈なイ・ビョンホンのファンなのだそう。
へぇ~、我が叔母も熱心なイ・ビョンホンのファンなのよね。
何でも叔母が申すには、綺麗でクールで演技力もあり人柄も宜しくて…とか、
もう忘れてしまったけれど他にもいっぱい美点を述べていたような。
韓流スターに興味が無いkimitsukuは、叔母の家のいたるところに貼ってある
イ・ビョンホンに「フ~ン、この手のタイプがねぇ」と、驚いたものだった。
 さて今日の友人の友人の話に戻りましょう。彼女…仮の名をK女としまして
…Kさんは年に一度は韓国を訪ねるそうで、愛するビョンホン様のステージを
観るのが無類の楽しみだとか。
 韓流スターに疎いkimitsku、「あら、ビョンホンって歌うんだっけ」。
友人「それがねぇ、ビデオを見せて貰ったら手を振りながら出て来て、その後
椅子に座ったきり延々と朗読するシーンが続くだけなのよぉ。韓国語だから
何を読んでいるのか全然分からないし動きは無いし、眠くなっちゃったわよぉ」
なぁんて、はなはだ友だち甲斐の無い感想を述べていた。
 ところでビョンホン観賞ツアーから帰国したKさん、足が痛み腫れもあるため
病院を受診したら、何と指の付け根の骨にヒビが入っていたそう…。
「そういえばショーの終わり頃、大勢のファンがステージ目掛けて殺到したの。
私も…と立ち上がった時に足が痛いような気がしたけれど、何しろ足どころじゃ
なかったからねぇ…」、Kさんは恥ずかしそうにそう言ってたとか。
そうよねぇ、せっかく韓国まで行って憧れのビョンホン様に接近できるチャンス
だもの、足の1本や2本どうってこと無いっしょ
何とも可愛い…、何とも健気な…、なんとも可笑しい…、敬うべきファン気質。
上には上が…、お逢いしたことは無いけれどすっかりKさんに親しみを感じた
IL DIVO追っかけファンの、kimitsukuでした。
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『WICKED GAME』を買ったら ポスターが付いてきた!

2011年11月08日 | 日記
          
 3年振りのIL DIVOに、些か興奮状態のkimitsukuで~す。
待望のアルバムには、この夏ロンドンで行われたライブDVDと素敵な
ポスターが付いていました。と同じ写真、ちょっとアンニュイな表情の
URS BUHLER、50×70のポスターを何処に飾ろうかしら
 収録されている曲は、バーバーの弦楽アダージョを基にした『DOV´E
L´AMORE』など、クラシック調で荘厳な雰囲気の12曲。
DVD『ライブ・イン・ロンドン』が、これまた素晴らしい。YouTubeで観て
いたのと同じ画像とは思えぬ大迫力、大好きな『ADAGIO』も入って
大感激&大興奮…
 今夜はとても眠れそうもないkimitsukuで~す。
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『ベニスに死す』 美少年タッジオその後

2011年11月07日 | 日記
          
 巨匠ルキーノ・ヴィスコンティ監督が1971年に製作した、『ベニスに死す』が
ニュープリントで甦り、全国各地で公開されている。
老いた芸術家アッシェンバッハのモデルと言われ、映画全編に流れるアダー
ジェットの作曲家であるグスタフ・マーラーの、今年は没後100年に当たる。
 製作後40年を過ぎても、今なお『ベニスに死す』はファンに愛され、永遠の
生命を与えられている。多くの人は、この話をヴィスコンティ映画で知っており、
トーマス・マンの原作を読んだ訳ではないらしい。
 かく言うkimitsukuも、遥か以前に高橋義孝訳で読んだ記憶があるが、えらく
小難しく余りイメージが沸かなかった。まぁ年齢的にも若かったし…要するに
途中で投げ出してしまった…ってこと。
 ところが映画はDVDを購入するほど夢中になり、家人に隠れて…何度も
一時停止を繰り返しながら堪能している有様なのですワ。
そこで一念発起、改めて原作を読んでみようと思い立ち集英社文庫から出て
いる薗子修平訳を買って、久し振りの純文学に親しんでいるところ。
映画との相違点や映画人ヴィスコンティの拘りなど、興味深い点が様々あり
なかなか面白い。小説はT・マンの実体験に基づいて書かれたことが知られて
いる。後にマン未亡人が著した回想記にも、詳しく書かれているとか。
ヴィスコンティ監督は映画化に当たり、原作によると“ギリシャ芸術最盛期の
彫刻作品を想わせる、金髪碧眼の美少年”タッジオ探しに苦労したらしい。
 本末尾の解説によると、原作者T・マンの死後、自分がタッジオのモデルと
名乗り出たタデウスと言うポーランド貴族がおり、調査したところ事実と判明
したとか。しかし、かつてT・マンを魅了した天使のような美少年は、年を重ね
皺深いリューマチ病みの老人になっていたそう。
 もうひとりのタッジオは…、知りたいような知りたくないような…。
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第43回全日本学生駅伝

2011年11月06日 | 日記
            
           
 熱田神宮から伊勢神宮までの106,8kmを、8人で繋ぐ『全日本大学駅伝』。
第88回を数える箱根駅伝には及ばないが、この全日本駅伝も今年43回目。
箱根の参加校が関東圏に限定される為、全国規模で言うとこの全日本の
勝者が真の大学駅伝王者に当たる。北海道からも札幌学院大学と北海道
大学が参加、健闘したが矢張り全国レベルとは大きな差があった。
 昨年優勝の早大、10月の『出雲駅伝』を制した東洋大、実力の駒沢大など
25校に加え、オープン参加2チームを加えた27チームで熱田神宮をスタート。
選ばれた216名のランナーが、母校の襷を繋ごうと激走した。
優勝は3年振り9回目の駒沢、2位は東洋大、早大は出雲に続き又も3位。
 驚きは箱根予選会で敗れた日大の意地の走り、そして初出場の上武大が
シード権を獲得したこと。箱根予選会トップは、まぐれじゃなかったらしい。
アンカーのゴール後、駅伝部長…を胴上げして優勝したかの如き喜びよう。
上位6校のみに与えられるシード権争いが、如何に熾烈なものなのか、猛追
するも及ばなかった東海大・村澤の無念が、思い遣られた。
母校のために、仲間のために、お世話になった人々のためにと襷を繋ぐ駅伝。
さてさて次なる舞台は新春の箱根路。今度こそWの文字が宙に舞うことを…
 
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輝く言葉 小さな詩人たち

2011年11月05日 | 日記
            
 北海道文化テレビ製作のドキュメンタリー『輝く言葉 小さな詩人たち』を観た。
以前このブログでも紹介した十勝の児童詩誌「サイロ」の50年を記念する番組。
北の大地の美しい映像を交えながら、代表的な詩を原田知世の朗読で紹介し、
新しい『幸福』の形を探ろうと試みる番組だった。
           
 小さな詩人たちのその後を訪ね、土に生きる喜び・厳しさを伝えていた。
十勝出身の小説家で『静かな大地』の作者、池澤夏樹さんのインタビューも
あり、作品の背景をも知ることが出来て、ひとしお感慨深いものがあった。

                  幸せ 
           
            幸せって何だろう  
            いったい何を幸せと言うのだろう
           畑が何処までも続いている  
            時と一緒に風は流れて
           すき通る青空 夢のように雲が浮かび
            小麦 ビート じゃがいも 緑がゆれて
           あざやかな花 綺麗な蝶が舞う
            終わりのない 細くて長い道
           風を切って かけぬける
            葉がこすれあう オルガン
           川は流れて 鳥は飛んで行く
            幸せって何だろう  
           いったい何を幸せと言うのだろう
            これが幸せと言うのなら 
           今 私は笑っている


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UNESCO記念日

2011年11月04日 | 日記
                
              
 国際連合が戦争の悲劇を繰り返さないため、世界の教育科学文化の
発展と推進を呼び掛けたUNESCO設立は、1946年11月4日だった。
フランスのパリに本部を置き、世界平和のため多くの活動を行っている。
しかし、戦争を繰り返さないという目的が達成されているとは言い難い。
世界各地で宗教観や民族の相違、また利害関係などから紛争が絶えない
現状がある。1946年11月というと日本が太平洋戦争に負けて15ヵ月後、
平和の尊さは世界の誰よりも痛感していたことだろう。
 再び戦力を持たず平和を維持し、国際貢献に尽力する姿勢の日本国は、
アメリカに次いでUNESCOの活動分担金を負担している。
子供たちの教育や健康に関わるUNISEFにも、物心両面でサポートしており
海外旅行の際に、現地の方から感謝の言葉を聴くことも珍しくない。
 UNESCOというと世界遺産、その文化遺産や自然景観を訪ねるのが旅の
大きな楽しみ。我が国でも今年新たに平泉遺跡と小笠原諸島が承認されて、
先人たちの労苦を改めて思い遣る機会になった。
 この地球上に本当の平和が構築される日が来るかどうか、甚だ疑問だが
少なくとも幼い子供たちが犠牲にならない社会を築くのは、大人の責任だろう。
 そのためには関心を持つこと、持ち続けること、ささやかな寄付行為、身近な
自分に出来ることからUNESCO活動を支えたい。
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SLAVA BEST

2011年11月03日 | 日記

           
 昨夜のカンバタンゴ楽団『アヴェマリア』が頭から離れず、帰宅後すぐに
SLAVAの『アヴェマリア』を聴きました。いつ聴いても素晴らしい鎮魂歌。
いちど聴いたら忘れられないカウンターティナーで、清らかに美しく聖母を
讃えています。SLAVAは、バッハやシューベルトなど多くのアヴェマリアを
歌っていますが 矢張りピカイチはカッチーニじゃないでしょうか…
2000年公開の『スターリングラード』日本版予告編に、流れていましたね。
肝心の映画本編には出てこないので、ひどくガッカリした記憶があります。

                   
 『SLAVA BEST』には、彼の代表曲『アヴェマリア』7曲の他に、『G線
上のアリア』、『ソルヴェイグの歌』、『トロイメライ』等と共に、『ヴォカリーズ』
『サマータイム』なんて曲も含まれて、多彩なSLAVAが楽しめます。
 これからもクラシックの枠に留まらず、そのダイヤモンドヴォイスを広く深く
人々の心に響かせて下さいね。音楽の力&歌の力に日々励まされています。
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アルゼンチンタンゴの夜

2011年11月02日 | 日記
              
       
 秋の夜長、今夜はアルゼンチンタンゴ鑑賞を楽しんだ。
カンバタンゴ楽団の演奏と女性ヴォーカル、ダンスは「ちづこ&ウーゴ」。
従来のアルゼンチンタンゴとは少し違う、モダンな演奏とタンゴダンスに
タンゴの奥深さを再認識。
曲目は、お馴染みの『ラ・クンパルシータ』から始まり、『エル・チョクロ』
『ジーラ・ジーラ』、『カミニート』、『リベルタンゴ』、『吟遊詩人』など24曲。
特に感激したのは、カッチーニの『アヴェ・マリア』と、『忘却』という曲。
いつもSlavaで聴いている『アヴェ・マリア』が、バンドネオンとギター2本、
コントラバスの編成で奏でられ、ホールは荘厳な雰囲気に包まれた。
終了後は大きな「ブラボー」が響いて…、いやぁ良かったですぅ。
思い掛けない嬉しいハプニングと言いましょうか、まさかタンゴ楽団を
観に行ってカッチーニが聴けるとは…。
 もうひとつの『忘却 オブリビオン』は、『リベルタンゴ』と同じピアソラが
作った曲で初めて聴いたが、なかなか良かったわぁ。
 昨年のタンゴダンス世界選手権で優勝した、「ちづこ」映像はTVで観て
いたが、その華麗でしなやかなダンスステップは、まさに芸術的。
アルゼンチンタンゴダンスの退廃的なイメージ…を、覆すものだった。
若々しく優雅で情感豊か、スポーティでさえある。
今回は若いトップダンサー「ウーゴ」をパートナーに、激しく妖しく踊って
魅せた。矢張りナマの舞台は、宜しいわねぇ…。
暫く振りのアルゼンチンタンゴの世界に、快く酔いしれた夜でした
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枯葉の季節

2011年11月01日 | 日記
           
                    枯 葉 

                          詞:ジャック・プレヴェール

           ああ あたう限り思い出して欲しい
           僕たちが恋人同士だった あの頃を
           あの頃 人生はずっと美しかった
           太陽は今よりずっと輝いていたね

           シャベルで掻き集められた枯葉が
           忘れられない記憶を呼び戻す
           ほら 集められる枯葉は
           僕の思い出の苦さに似ているよ

           やがてそれは吹いてくる北風に
           冷たい忘却の夜へと流される
           そう 僕は忘れられないのだ
           僕のために歌ってくれた あの歌を

           あの歌は僕たちに似ている
           貴女は僕を愛し 僕は貴女を愛した
           二人の暮らしには 愛する貴女が居て
           貴女が愛した僕が居た

           でも人生は愛の暮らしを引き離し
           静かに音もなく
           時のさざ波は 砂に残された
           別れた二人の足跡を消してゆく 

                      
   この季節になると必ず思い出すシャンソンの名曲、『枯葉』。
  エディット・ピアフが、イブ・モンタンが、ナット・キング・コールが、高英男が、
  越路吹雪が、ペギー葉山も歌っていましたね。遠く過ぎ去った恋への追想
  とでも言いましょうか、しみじみ心深く沁みる歌です。
  You Tubeでも多くの画像が見られますが、矢張りモンタンが素敵よねぇ。
   枯葉が舞い散る季節、静かに物思いに耽るのも宜しいかと…。
  但し、濡れ落ち葉で足を滑らせて転倒しないよう、注意しましょうね



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