農業を生業とする人を「農家」というように、林業で生業とする人を「林家」(りんか)といいます。
ところが、この「林家」が、いまでは死語になっています。
それは、輸入木材に関税が「ゼロ」だからです。
安い木材が大量に輸入され、日本の木材はほとんど利用されないようになりました。
その結果、「林家」は山から離れていってしまい、山林は荒廃し時には洪水で災害の原因にもなっています。
このようなことが、「農家」にも及ぼうとしています。
それが、「TPP協定参加」です。
安い農産物の輸入は、「農家」を破壊し、農地を荒廃させてしまいます。(もうすでに一部はそうなっている)
地域の過疎化がすすみ「限界集落」がふえることは火を見るより明らかです。
農村が栄えた頃は、唐津の商店街も賑わっていました。
地域が栄えてこそ商業も潤います。
政治は、そんな社会を目指さなければなりません。