プルサーマル導入をめぐる佐賀県主催の公開討論会(2005年12月)について県の関与を調査していた牟田香副知事は22日、県の担当職員が九電社員による「仕込み質問」を認識していながら容認していたとする報告書を提出しました。
これまで一貫して否定してきた県の関与を一転して認めた形です。
一般マスコミは、「仕込み質問、知事関与なし」と報じ、知事をかばうほうどうしていますが、よく読むと職員の関与は認めています。
これほどの重要な案件が、一部ヒラ職員が九電との話し合いができるでしょうか。それを受けて九電は、大量の動員と仕込み発言をしたんのですから。
報告書は
(1)討論会のシナリオ(台本)の作成を担当職員が九電に依頼した
(2)九電との打ち合わせのなかで動員を認識していた
(3)担当職員は九電が質問者を準備していたことを知っていたしながら、知事や副知事ら幹部には報告されなかったとして、古川康知事の関与は全面否定しました。
内部調査でもこの程度が出るのですから、外部からの第三者委員会または、県議会での100条委員会設置で徹底した調査をして欲しいものです。
写真は、昨日唐の川の消防に「積載車」の安全祈願とお祝いが区民総出でおこなわれました。
私もお祝いを述べました。