こんにちは浦田関夫です

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九州電力との安全協定は早急に

2011年11月23日 07時04分58秒 | Weblog


3.11東日本大震災に伴う福島原発の放射能漏れ事故を受け、原発の安全神話は崩れ、原発が潜在的に持っている危険性を国民は認識しました。

 それに伴い、周辺自治は「住民の生命と財産を守る」観点から原発稼働について、何らかの形で関与できないか、その一つの手段として電力会社との「安全協定締結」を求める動きが活発になってきました。

 私も、議員になる前から「立地自治体と同等の協定締結」を求めていました。
6年前の、プルサーマル導入問題では「県との確認書」という形になりましたが、唐津市は依然として「蚊帳の外」には変わりはありません。

 唐津市特別委員会は、原発銀座といわれる若狭湾周辺に14機の原発が立地している周辺自治体、福井県小浜市と京都府舞鶴市を視察してきましたので報告します。

 小浜市は大飯原発から2.4キロ。舞鶴市は高浜原発から3キロの位置にあります。
両市とも、早い段階から電力業者及び県と「安全協定」結んでいました。しかし、立地自治体が原発設置に「事前了解」項目があるのに比べ、両市とも「事前説明」であり、格差がありました。
 しかし、それでも明確な「安全協定」があることは心強く思いました。

 現在、小浜市は周辺自治体と共同して、舞鶴市は京都府を窓口にして電力会社と「原発立地自治体と同等の協定締結」を目指して、来年3月末を目途に協議しているとのことでありました。

 唐津市も「九電と協議には入った」ということですが、基本的スタンスや話し合いの期日が決められているのか不明です。

 唐津市は、玄海原発から600㍍。10キロ圏内の住民は玄海町の4倍2万8000人が住んでいます。
 小浜市や舞鶴市にできて唐津市にできないことはないと強く思いました。

 付け加えるならば、小浜市では、「原発からの脱却を求める意見書」を全会一致で6月議会に可決していたことは見習うべきことであります。


 写真は、舞鶴市です。下は、市役所の隣にある赤煉瓦倉庫群。
コメント (4)
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