24日からデコポンの発祥地として有名な熊本県宇城市へ農業委員会のメンバーとして「耕作放棄地対策」について視察に行ってきました。
「耕作放棄地の対策」については妙案は、「農産物が生活できる価格で売れること」と宇城市の農業委員会会長が述べられ、唐津市のメンバーも意気投合しました。
いまは、つくった農産物は生産費を下回る価格が続き、「子どもに農業を継げとは言えない」状況はどこも同じです。
宇城市では、イノシシだけでなくシカの被害も増えているそうです。くわえて「台湾リス」が繁殖し、年間1000数百頭捕獲しているとのことでありました。動物園が休止して野生化したのではないかと話されていました。
これも、農業の荒廃と無縁ではないでしょう。
イノシシ対策で「金網」をつくっている会社も視察しました。
この会社は、売り上げの3割がイノシシ対策用の「金網」をつくっているとのことでした。