原子力安全・保安院は29日、運転開始から30年以上経過した原発の安全評価などについて検討する専門家会議を開き、玄海原発1号機の中性子照射による原子炉の「脆化」(もろさの進行状況)問題について検証をはじめました。
玄海1号機は、原子炉容器の温度や圧力の変化に耐性の指針となる「脆性遷移温度」が予想を遙かに超える「98度」になっていることが明らかになり、「国内で最も危険な原発」と脆弱さが指摘されています。
今回の検証が住民の不安解消になるようなものになって欲しいと思いますし、少なくともそれまでは運転再開は止めて欲しいものです。
今日は、職員給与引き下げ議案のための臨時議会です。
4月に遡って給与を引き下げるというもので納得できません。
不利益の不遡及という原則があるに、それを無視したやりかたです。
このことは、公務員の給与を「財源」のようにもてあそぶ政府のやり方で、自らの失政で景気悪化や雇用条件の悪化を作り出した原因を「民間と公務員との対立」で逃れようとするものにほかなりません。