こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

膨張した市財政をどうやって減らすか

2012年03月05日 06時52分02秒 | Weblog


 合併当初予算が660億円にも及び、私は「水ぶくれ予算」と呼びました。
旧市町村が抱えてきた事業を引継ぐために大量の合併特例債を充てて予算を組んだからです。
あれから、7年を迎えた当初予算は621億円。今後の補正予算を考えると合併当初予算規模に近づく可能性があります。

 唐津市と同程度の市の予算規模は「478億円」と当時の財政部長が答弁しています。
そこまで縮小する見通しが見えてきません。
 それどころか、合併特例債が使えるのはあと3年。今年度を「ラストスパートの初年度」と位置づけています。

 学校の大規模改修や耐震化などの事業は必要ですが、次に事業をするための「旧大島邸」「唐津焼き美術館構想」「唐津日赤病院建設」など関連予算がつづいています。

 削ったのは、団体補助金と退職者の不補充(半分)です。
国保・介護・後期高齢者医療保険料とトリプル値上げ議案が出ています。

 類団よりも予算規模が大きくなった唐津市の財政をどうやって市民のくらしを守りつつスリムにしていくのか道筋が見えない予算になっています。

 議案審議は、8日からです。当分は予算書をひもとくことになります。



 ひいな遊びで「東の木屋」さんのおひな様。初公開だそうです。
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