信じられないことですが、佐賀署の警部が元組員から借金をしていたことが報道されています。
報道によるとこの部長は50代で、捜査で知り合った暴力団の元組員で約100万円を借金していたというものです。
県警は「警察官として不適切」として7日付けで減給10分の1、6ヶ月の懲戒処分にしました。
警部は同日、依願退職したというものです。
依願退職には「退職金」が支払われます。
佐賀県警は、借金の相手が「元組員かどうか答えられない」と明らかしていません。
しかし、過去の警察発表では「以前組員」だったのです。
報道陣の質問にも「プライバシーの問題で答えられない」と繰り返す一方で「情報の漏洩は絶対にない」と身内をかばうのには納得いきません。
暴力団抗争が相次ぐなかで「暴力団排除条例」を制定し暴力団壊滅に向けた取り組がなされている時に、県警が真っ先に見本を示さなければならないのに、元組員かも明らかにしないのでは県警の本気度が疑われます。