今日は、「日本国憲法」が施行され65回目の記念日です。
東日本大震災から1年あまりたちました。
この震災によって、憲法が私たちのくらしにどのような意味を及ぼしているのか今日は問い直す日にしたいものです。
東日本大震災や福島での原発事故は、普段の生活をしていた人々に未曾有の被害を及ぼしました。
特に、福島原発事故では、一瞬にして、目に見えない放射能の恐怖が住民に襲いかかり、住民をちりぢりにしました。
住居を追われ、財産や教育を受ける権利が脅かされました。
震災後、「地域の絆」が強調されましたが、プライバシーのない体育館での避難生活は、憲法25条が保障する「文化的最低限の生活を営む権利」にはほど遠いものがありました。
「仮設住宅」での生活になったとはいえ、故郷を離れ、ちりぢりになった住民にとっては、出口の見えない生活が続いています。
放射能の被害におびえ、生活再建の見通しさえ見通せない被災者の気持ちを思うと心が痛むのは私だけでしょうか。
原発は、ひとたび事故を起こせば、人間の手には負えない重大な事態になることを福島原発事故は教えてくらました。
このことからも私は、日本国憲法の精神と原発は共存できないと思っています。
閉塞した今の世情から、憲法を変えようとする動きが顕著になってきました。
憲法を変えることは、国の形を変えることになります。
私は、現在の憲法が保障する「平和で暮らす権利」「財産権」「幸福追求権」「働く権利」などがシッカリ守られる国づくりこそ今必要だと考えます。
今日は、議員団で「平和憲法をくらしの中に」と恒例の街頭での呼びかけをします。
5月5日は、日本のすべての原発が止まる日です。
全国の子どもにステキなプレゼントができます。
この日を記念して、玄海原発の見える「外津大橋」で「平和のメッセージ」を書いた風船を飛ばします。
拾った人は、連絡をしていただき、放射能の影響などの参考にもしたいと思っています。当日も自由に参加できます。
午後1時半集合。2時からイベントをします。
みなさんの参加をお持ちしています。