北海道泊原発3号機が停止して、国内50基全ての原発が止まりました。
それだけ「福島原発事故」は、国民に衝撃的な教訓を植え付けたのです。
安全神話から芽をさました国民は「再稼働は認められない」という世論が圧倒的になりました。
政府の対応も「脱原発」をマニフェストに掲げながら、「原発推進」へ前のめりです。
「電力が足りない」と電力会社が説明しますが、その真意は「原発再稼働ありき」からの発言にほかなりません。
原発より、人の命が大切です。
今も、福島原発にの放射能による避難生活者は16万人とも言われています。
役場ごと避難している自治体は6自治体と言われています。
この現実を見つめて、原発からの撤退こそ私たちが進む方向ではないでしょうか。
昨日は、玄海原発が見える外津大橋(唐津市と玄海町を結ぶ橋)の中央で「原発ストップ・自然エネルギーへの転換を」求めて100個の風船を飛ばしました。
風船が軽いので、うかつにしていると手から離れ飛んでいきます。
メッセージをつけた風船は、一時、車の中に避難させていました。
飛んでいった風船の方向は、唐津方面でした。
玄海町で、かつて教鞭を執ったいたという先生の話では、子どもたちと風船を飛ばしたときは、大分県などから返事が返って帰ってきたといいます。
私たちの願いがどこまで届くか楽しみです。