午前中読みたかった本(「世直しご一緒に」=大橋満書)を読了し、午後から「唐津9条の会」(日本国憲法第9条=戦争放棄を求めて集まった会)の総会に出席しました。
参加者から、憲法について思いを語り合いがありました。
もし日本国憲法がなかったら「基本的人権が守れていない」「国民主権が守れていない」「平和条項」(どれも十分とは言えませんが)ないがしろにされていただろうとの発言も。
今の閉塞感を反映して「橋下独裁」が選挙で民意をえたとして暴走が起こり、それをマスコミが英雄的に報道するのは「報道規制」と同じとの意見。
旧大島邸の保存活動で、色々な制約を受けたこと。
玄海原発1~2号機建設で、重要な遺跡が闇におかれ、3~4号機建設に際しては、県は九電にそのようなことがないように異例の申し入れがあったそうです。
このようなことから、権力者に異議を唱えるものは「排除される」ことは基本的人権や言論の自由を奪うもの。
規制緩和による観光バスの大事故が起きましたが、それも儲けを優先し人命を軽視する政治の歪みです。
格安料金のバスや食料品購入での事故は「自己責任」として処理されるやり方は「憲法改悪の前夜」との発言も。
「言論の自由がない」と発言した女性は、「原発も民意を無視して始まった」と福島の事故をもとに話されました。
現在、民主党や自民・公明党が憲法を変えようと国会で審議しています。
そのなかで、自民党の中心は保利耕輔氏が憲法改正推進本部長であることはあまり知られていません。