昨日、若者が開いた「働き方に異議あり」という催しに参加しました。
私は、伊万里市にある「サムコ」の企業進出と大量解雇問題について話しました。
県や市は、企業が労働者を1年間雇用した場合は正規・非正規の関係なく100万円を支給します。
その他にも土地取得費や固定資産税などで5億2000万円を補助しました。
企業は「出血サービス」を受けても平気で撤退していきます。
そのために伊万里市は、予定していた税収が入らず、企業進出のために出費した借金返済のために、他市では実施している「小学6年生まで医療費無料」が実施されていません。
「住宅 リフォーム制度」への独自助成もないために、市外の業者が受注するケースが増えている事例を報告し、「働き方に異議があるのではなく、働かせる側に異議がある」とのべ、正規社員が当たり前の制度に戻すことが大事としめました。
若者の発言では「残業はあるが、残業代はない」(左官)「就業規則は知らない」(コンビニアルバイト)「なぜ給料が上がらないのか知りたい」(大学生)「臨時の先生が増えている」(教師)「悩みを相談する人がいない」(非正規)など多くの意見が出されました。
参加者の感想は、「若い人が集まって共感しあえたのは良かった」「働く職場では、不条理や不満がある。これを話し合うことで社会背景に目覚めるのでは」などが出され、今後もこのような集まりを開いていくことが確認されました。