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昨日の一般質問の内容です。
勤労者の活動拠点として昭和53年から34年間多くの勤労者の活動拠点として親しまれてきた「唐津市勤労者福祉会館」(富士見町)が公益法人の海生によって現在の法人が継続できなくなり、今年度をもって閉館することが決まっています。
浦田関夫銀は、勤労者福祉会館廃止に伴う代替え措置について求めました。
商工観光部長は「財源の問題や勤労者のニーズの多様化によって新たな施設の建設は考えていない」と答弁しました。
納税は勤労者が多数
平成24年度の納税者数は7万14人で、そのうち72・7%の9万949人が勤労者です。
所得額では全申告所得の81%の1043億510万円にものぼります。
一方で、農林水産予算は、36億9559万円。商工費には29億6105万円に比較して農林予算の14%の5311万円です。
その内容も労働金庫への預託金5000万円の他は、僅かであり(財)唐津勤労者福祉会館運営補助131万円(いずれも平成22年決算)を除くと90万円となります。
水産会館に2億円
9月議会の唐津水産会館が唐津魚市場付近に「水産業の再生、地域経済全体への活性化と交流人口の増加」を目的に建設費2億6153万円をかけ建設。12月オープンに向け運営費が計上されています。
ここの会費室(20人収容)が1時間100円。130人収容のホールが1時間700円。さらに、漁民の方には半額で借りることができる予定です。
これらの施策は必要なものではありますが、勤労者向けの施策があまりにも貧困であります。
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