脱原発を訴えている俳優の山本太郎さんのトークライブが2日、七山公民館であったことの続きを書きます。
山本さんは、昨年末にドイツの脱原発デモに参加した感想を「みんなが無理せず参加してお祭りのような雰囲気だった。どんな形でも意志を示すことが大事」感想を述べています。
そのせいかどうかわかりませんが、最近のデモは、デモと言わず「パレード」と表現しています。
労働組合や政党の旗もあまり見かけませんね。
自分にできる範囲で自由に行動することが大事なんですね。
参加者と山本氏の意見交換では、「原発をなくして電気は本当に足りるのですか」「原発はなくしたいけど雇用がなくなるのではと心配です」などが出されました。
雇用の問題では、「原発からの撤退を決めたドイツでは、廃炉まで20年間の期間がありその作業で安定雇用が増えている」さらに、「周辺の土地の値段があがり、農作物も売れるようになった。風力発電の組み立て工場もできた」と視察してきた実態を報告しました。
以前、スズキ自動車の社長が、「浜岡原発をなくさないと工場を撤退する」と述べていたことを紹介しましたが、同じような事がドイツでもあるのだと思いました。