こんな新聞記事が目に止まりました。
原子力規制委員会が開く記者会見に「特定の主義主張を持つ機関の機関紙はご遠慮いただく」として、「しんぶん赤旗」を排除する方針を明らかにしたことです。
さたに、フリーの記者についても「どういった雑誌に、どういった記事を書いているかを見て、ご遠慮いただく」というものです。
原子力規制委員長の田中俊一委員長は、第一回の記者会見で「地に落ちた原子力行政に対する信頼回復する」そのために「透明性を確保する」と述べ、「報道機関への発表を積極的におこなうことで、メッセージをわかりやすく伝える」とする方針を決めています。
これまで、内閣府原子力安全委員会の記者会見はこうした対応をされていなかったことから、早くも原子力規制委員会が、原子力推進委員会であることの「馬脚」を現したものです。