昨日は、12月議会で使った資料の整理をしていました。
そこで、監査委員から配布されていた資料に目を通していたら気になる事を発見しました。
財政部の契約管理課のなかで「重金属固定剤の単価契約」において、結果的に「1者のみ入札」がおこなわれた事について指摘しています。
建設工事等競争入札実施要綱のなかで、1者を除いて他のすべての指名者が辞退した場合の取扱い」について規定しています。
第39条 入札執行者は、初度又は再度入札において、1者を除いて他のすべての指名者が辞退した場合は、原則として当該入札を中止するものとする。
となっています。
監査委員の指摘は、「同要綱が直接適用されるものではないと思われるが、1者を除いてすべての業者が辞退したのであるから、同要綱に準じて入札を中止すべきであったと思考する」と指摘しています。
私はこのことを読んで、以前調べていた資料に目を通してみて、監査委員の指摘が、他の部署にも当てはまると思い紹介します。
例えば、消防総務課と福祉課がおこなった「電子複写機賃貸借」について、競艇事業部の「清掃業務」指名入札(4~7社)について(いずれも平成23年4月1日実施)指名されても「辞退」が出て、結果として「1社のみ入札」がおこなわれ「落札決定」されています。
この結果は、市役所のホームページから簡単に閲覧することができます。
(私は、ホームページでの入札結果の公開を早くから求め、やっと実現しました)
私が、少し調べただけでも3件を発見しました。
財政課だけの指摘にせず、すべての課で再検討すべきではないでしょうか。