そんなこんなで、胴をダメにすること、7台。
ではこの形で、と、胴を量産して、と言っても8台くらいでですか、いよいよ本格的に、二胡作りです。
その試しに作った二胡は、全部がバリサンダー(中国で言う本紫檀)マダガスカルローズウッドです。
たまたま、家具を作る為に、量としてはかなり持っていましたから、最近では、このバリサンダーは殆ど使いませんが、二胡に作ったとしたら、200台分位はあるでしょう、ある時に展覧会で小さな部屋を作ってそこで展示をしました。その部屋の床をこのマダガスカルローズで作ったのですから。
材料が豊かに有ると言うのは、物作りにとって一番幸せな事かもしれません。
しかしこの二胡に作ると言う紫檀、黒檀の類というのは、とんでもなく高い物です。
1立方メートル、14000000円などという、小葉紫檀や、安くとも500万だの800万だとの言われる黒檀等も有ります。
高級材と言われる、胡桃やチークが、150万位ですから。
中国で古い家が解体される時に、二胡やさんがうわさを聞いて、ワーっと集まるそうです。
古くてよく乾いた紫檀や黒檀などが使われていることが多いからです。
或いは古い家具類ですね。
私の場合は、殆ど、木場で古い丸太を見つけます。
いろいろ紹介の紹介などで、しばらく開けていないよというような倉庫に、入らせてもらいます。
古い丸太が残っているのは不思議でしょうが、木の好きな木材やさんというのが昔はたくさん居たのです。(最近は木は単なる商売の一つですが、)
そう言う、材木問屋のご主人は、良い木を見ると思わず買ってしまうことが多いのです。
これは私も同じですね、いつ使うか分からない材料なのですが、買ってしまうのです。
こういう人たちに出会えたというのは、二胡神様のお導きというしか仕方ないですね。
さて、胴を作り始めて鳴らしてみた時に、どうしようも無く雑音の出る物作ってしまうことがありました。
それらは、よくよく考えると、試しに作るのだからといて、その辺に重なっている材料を適当に端材だけあつめて、6枚の胴の板に作った物でした。
これは、変だと思い、よくよく考えると、同じ木の種類とは言えばらばらな部分の寄せ集めでした。
試しにもったいないと思いつつも、一枚の木から、一台の二胡の胴を作ってみました。
これはホントに良く素直な音が出ます。
変な雑音など無いのです。
当然ですね、一枚の木なのですから、同じ振動を持っていいるのです。
そこで、やはり一台の二胡作るには、幾ら古いからと言ってもばらばらな材料ではだめで、特に胴は一枚の木から作るべきだと気が付きました。
その為には、大きな丸太から、材を適所に合うように製材できると言うのは大変楽器作りにとっては有利な事なのです。
ではこの形で、と、胴を量産して、と言っても8台くらいでですか、いよいよ本格的に、二胡作りです。
その試しに作った二胡は、全部がバリサンダー(中国で言う本紫檀)マダガスカルローズウッドです。
たまたま、家具を作る為に、量としてはかなり持っていましたから、最近では、このバリサンダーは殆ど使いませんが、二胡に作ったとしたら、200台分位はあるでしょう、ある時に展覧会で小さな部屋を作ってそこで展示をしました。その部屋の床をこのマダガスカルローズで作ったのですから。
材料が豊かに有ると言うのは、物作りにとって一番幸せな事かもしれません。
しかしこの二胡に作ると言う紫檀、黒檀の類というのは、とんでもなく高い物です。
1立方メートル、14000000円などという、小葉紫檀や、安くとも500万だの800万だとの言われる黒檀等も有ります。
高級材と言われる、胡桃やチークが、150万位ですから。
中国で古い家が解体される時に、二胡やさんがうわさを聞いて、ワーっと集まるそうです。
古くてよく乾いた紫檀や黒檀などが使われていることが多いからです。
或いは古い家具類ですね。
私の場合は、殆ど、木場で古い丸太を見つけます。
いろいろ紹介の紹介などで、しばらく開けていないよというような倉庫に、入らせてもらいます。
古い丸太が残っているのは不思議でしょうが、木の好きな木材やさんというのが昔はたくさん居たのです。(最近は木は単なる商売の一つですが、)
そう言う、材木問屋のご主人は、良い木を見ると思わず買ってしまうことが多いのです。
これは私も同じですね、いつ使うか分からない材料なのですが、買ってしまうのです。
こういう人たちに出会えたというのは、二胡神様のお導きというしか仕方ないですね。
さて、胴を作り始めて鳴らしてみた時に、どうしようも無く雑音の出る物作ってしまうことがありました。
それらは、よくよく考えると、試しに作るのだからといて、その辺に重なっている材料を適当に端材だけあつめて、6枚の胴の板に作った物でした。
これは、変だと思い、よくよく考えると、同じ木の種類とは言えばらばらな部分の寄せ集めでした。
試しにもったいないと思いつつも、一枚の木から、一台の二胡の胴を作ってみました。
これはホントに良く素直な音が出ます。
変な雑音など無いのです。
当然ですね、一枚の木なのですから、同じ振動を持っていいるのです。
そこで、やはり一台の二胡作るには、幾ら古いからと言ってもばらばらな材料ではだめで、特に胴は一枚の木から作るべきだと気が付きました。
その為には、大きな丸太から、材を適所に合うように製材できると言うのは大変楽器作りにとっては有利な事なのです。