二胡の胴はよく割れます。
かなり多いのですが、二胡を立てておく方が、大変沢山。
光舜堂にいらした時も、何気に、壁に立てかける方もいらっしゃいます。
そういう私もやってしまいます。
確かに光舜堂は、下はコンクリート(昭和34年の)ですから、何となくケースを下に寝かせにくいですものね。
ですから光舜堂にいらしたt気には、その辺に空いている椅子にどうぞケースごと置いてください。
ただ、ご来客の多い時もありますので椅子が無い時もあります。
そういう時には、言って下さいな、立てかけられるところを教えます。
しかし、ケースに入れずに、壁に立てかける方も、かなり、
おかげで、こういうことも起きます。

見事に、割れています。
それも全部です。(全部割れた時の方が修理はしやすいです、中のボンドをとりやすいですから、)
私は胴割れのある楽器の修理の時には、目に見えて割れたところ以外でも、割れてる可能性があると考えて、
胴全体をたたいてみます。
するとかすかに、あるいははっきりと、カスタネットをたたくような音がします。
この時には、目に見えなくとも胴は割れています。
その部分を探して、あえてそこは強めに開きます。
そして割れたところ全部を直します。
割れたといっても、かすかに、隙間が見えるくらいのこともあります。
これは木が乾いてきて、動いて、なおかつ花窓が邪魔をして、胴の割れを引き起こします。
ですからかすかに胴の後ろの方だけ空いている状態です。
こういう楽器の特徴があります。特に紫檀の場合は判り易いです。
それはかなり色が、赤い、という事です。
要するに乾燥が十分でないという事です。
乾燥の、十分な紫檀は、一見黒檀のように、黒いです。
木が酸化して黒くなるのです。
ですから胴の木の色がまだ赤さが残っているというのは紫檀としては、かなり乾燥が十分ではないと考えてよいと思います。
この木の赤さが残っているというのはもう一つの場合も考えられます。
それは、胴を作ってすぐに、塗装をかけたものです。
塗装の幕は、木の酸化を防ぎますから、木が黒くなりにくいということがあります。
中国製の物の場合、表面を塗装で覆ってしまう物も在りますから、古い木か新しい木かわかりにくい物も在ります。
木が新しい場合は必ずと言ってよいほど、胴の後ろの方が、亀裂、というより、木と木の接着面の剥がれというのを起こします。
そういう状況になった時に、倒したりすると、ぱっかり割れてしまうことも多いです。
まあ、はっきりわかってよかったとも言えます。
胴が割れかかっていたりすると、強く弾くとかすかに、弦のビビるおtがすることもあります。
これは不愉快ですね。
かえって、しっかり割れてしまったりすると、このビビり音はなくなりますが、音全体としては力がなくなります。
雑音が出るということは無く、何となく力弱い音にはなります。
胴の割れを直した楽器と言うのはとても良く鳴ります。
修理以前より良くなることの方が多いです。
理由は無理な力が胴の木の中にたまっていたのが無くなるからと考えられます。
中国の二胡製作ん場合、胴の木の接着の時に、どうも、接着面を油抜き(シンナーやアルコールで接着面を洗う)をしていないようなのです。
ですからこの画像のように、ぱっかりと割れてしまうこともあります。
良い接着の時には、かすかに、亀裂が入る程度ですから、あるいは接着面のすぐわきが割れる場合がほとんどです。
普通の木工ですと、接着面の方が強く、たたいたり落としたりすると木の一番弱い所が割れるのが普通で、
接着面が割れるというのは殆どありません。
かと言って、胴の割れるのは悪い事ではないのです。
割れてしまうと、皆さんびっくりはするでしょうが、楽器としては、治しさえすれば、楽器としてはより良い状態が出来るおt考えて下さい。。
でもまあ、壁には立てかけないように!
かなり多いのですが、二胡を立てておく方が、大変沢山。
光舜堂にいらした時も、何気に、壁に立てかける方もいらっしゃいます。
そういう私もやってしまいます。
確かに光舜堂は、下はコンクリート(昭和34年の)ですから、何となくケースを下に寝かせにくいですものね。
ですから光舜堂にいらしたt気には、その辺に空いている椅子にどうぞケースごと置いてください。
ただ、ご来客の多い時もありますので椅子が無い時もあります。
そういう時には、言って下さいな、立てかけられるところを教えます。
しかし、ケースに入れずに、壁に立てかける方も、かなり、
おかげで、こういうことも起きます。

見事に、割れています。
それも全部です。(全部割れた時の方が修理はしやすいです、中のボンドをとりやすいですから、)
私は胴割れのある楽器の修理の時には、目に見えて割れたところ以外でも、割れてる可能性があると考えて、
胴全体をたたいてみます。
するとかすかに、あるいははっきりと、カスタネットをたたくような音がします。
この時には、目に見えなくとも胴は割れています。
その部分を探して、あえてそこは強めに開きます。
そして割れたところ全部を直します。
割れたといっても、かすかに、隙間が見えるくらいのこともあります。
これは木が乾いてきて、動いて、なおかつ花窓が邪魔をして、胴の割れを引き起こします。
ですからかすかに胴の後ろの方だけ空いている状態です。
こういう楽器の特徴があります。特に紫檀の場合は判り易いです。
それはかなり色が、赤い、という事です。
要するに乾燥が十分でないという事です。
乾燥の、十分な紫檀は、一見黒檀のように、黒いです。
木が酸化して黒くなるのです。
ですから胴の木の色がまだ赤さが残っているというのは紫檀としては、かなり乾燥が十分ではないと考えてよいと思います。
この木の赤さが残っているというのはもう一つの場合も考えられます。
それは、胴を作ってすぐに、塗装をかけたものです。
塗装の幕は、木の酸化を防ぎますから、木が黒くなりにくいということがあります。
中国製の物の場合、表面を塗装で覆ってしまう物も在りますから、古い木か新しい木かわかりにくい物も在ります。
木が新しい場合は必ずと言ってよいほど、胴の後ろの方が、亀裂、というより、木と木の接着面の剥がれというのを起こします。
そういう状況になった時に、倒したりすると、ぱっかり割れてしまうことも多いです。
まあ、はっきりわかってよかったとも言えます。
胴が割れかかっていたりすると、強く弾くとかすかに、弦のビビるおtがすることもあります。
これは不愉快ですね。
かえって、しっかり割れてしまったりすると、このビビり音はなくなりますが、音全体としては力がなくなります。
雑音が出るということは無く、何となく力弱い音にはなります。
胴の割れを直した楽器と言うのはとても良く鳴ります。
修理以前より良くなることの方が多いです。
理由は無理な力が胴の木の中にたまっていたのが無くなるからと考えられます。
中国の二胡製作ん場合、胴の木の接着の時に、どうも、接着面を油抜き(シンナーやアルコールで接着面を洗う)をしていないようなのです。
ですからこの画像のように、ぱっかりと割れてしまうこともあります。
良い接着の時には、かすかに、亀裂が入る程度ですから、あるいは接着面のすぐわきが割れる場合がほとんどです。
普通の木工ですと、接着面の方が強く、たたいたり落としたりすると木の一番弱い所が割れるのが普通で、
接着面が割れるというのは殆どありません。
かと言って、胴の割れるのは悪い事ではないのです。
割れてしまうと、皆さんびっくりはするでしょうが、楽器としては、治しさえすれば、楽器としてはより良い状態が出来るおt考えて下さい。。
でもまあ、壁には立てかけないように!